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カテゴリ:読書
9月16日(木)
八月のマルクス 新野剛志著 正直告白すると新堂冬樹さんの本がないかと近くを探して いた時に「乱歩賞受賞作」に目が惹かれとりあえず借りてみた。 あまり期待しないで読んでみたが、言い意味で期待を裏切る 面白さ。くくりで言うとハードボイルドになるのかなと言う感じだけど 主人公の設定が面白い。「元お笑い芸人」 全体を貫く謎はさすが乱歩賞受賞作だけあって面白いのは 当然なんだけど、芸能界の裏事情について主人公が語る シーンは読み物としても興味深い(ただミーハーなだけか?・笑) 物語は元有名人と言う事でその影響を受けながら進む。その 過程がまた面白い。 タイトルについても最後の最後までなんでこのタイトルなんだろ う?と全くわからなかったけど最後に納得。ふむふむ。そういう意味が あったのね。 最後がちょっと安直だったかなと言う気がした。オイラ的にはその気持ち に至る過程が弱いかなと感じた。けどでもそれを差し置いても面白かった。 次回は別の小説を読んでみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.16 18:26:27
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