本来ならこの時間、私はパソコンの前に座っていることはあり得ない。そう、練習の時間だから。でもパソコンの前にいる。さぁ出かけようと思ったら夫が帰宅した。偏頭痛がするらしい。本人は気にしないで行っておいでと言うので、とりあえず支度をして家を出た。駅まで歩きながら思いを巡らせた。別にこの年になってトップアスリートを目指す気もない、何が一番大事か・・・家族ではないか!?でも家にはとりあえず夫の他に子どもらもいる。何かあれば子どもらが対応しメールで私に知らせてくれる。だから行こう。でも切符を買おうと思ったときお金を入れることはできなかった。そうだ、子どもらは確かにいてくれる。でも「私にしかできないこと」もあるはずだ。試合が間近というなら話は別だが今日は「こはるん」ではなく「妻業」をしよう。仲間に欠席のメールをして自宅へ戻る。心なしかほっとした表情の夫。これはナイスジャッジ・・・か!?でも今日の私はこれでは終わらない。これから彼が寝たらきちんと真夜中でもジョギングに出かけ、近くの決して他の家の迷惑にはならない公園で壁打ちの自主トレをして練習の分は補う。そう、大事なのは気持ちの切り替えとそのときに何が一番大切なのかを見極める「目」なのかも知れない。
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