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2005年03月05日
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カテゴリ:育児
「ほら、足元を見てごらん、これがあなたの歩く道・・・」言わずと知れたキロロの「未来へ」という歌のイントロでありサビの部分だ。私の大好きな歌の1つである。話始めると長いので思いきりかいつまんで話すと私は小さい頃から虐待を受けて育ってきた。「どうして自分は生まれてこなければならなかったのだろう・・」かな~り最近まで私の心の中に指定席のように鎮座していた気持ちである。さてこの歌は作者が中学生の時お母さんが体調を崩しそれはそれは心配し作った歌だというエピソードを読んだことがあり、以来私にとっての「ソウル・ソング」となっている。理由は自分でもわからないけれど。何かあると口ずさむ、こうしてパソコンを開いているときもBGMにしているし、何か物事に行き詰ったときにも聞いている。かなりのオタクかも知れない(汗)。もちろんこのことは家族の間でも有名である。ま、そんなわけで結構自分に自信がなく自分を否定してきた私だが子どもを授かってそうばかりも言っていられなくなった。無条件に子どもがいとおしかった、そして同時に「愛されて育つことの少なかった自分が果たしてこの子どもを愛情で包んであげることができるのだろうか」と不安でもあった。しか~し生まれたての赤ちゃんを前にそうそう悠長なことも考えていられない。何せおなかが空いたら泣く・・・オムツを替えて欲しければ泣く・・・はたまた構ってほしければ泣く・・・私も泣きたいくらいだが一応私の方が年上なのでそこは堪えることにする。・・・でもそんな生活をしていたらいつかドッカンと爆発してしまうだろう・・・そう思いとにかく人様から見たら「当たり前じゃん」と言われそうなことでも自分を褒め自分を好きになる努力をした。ハードだった。ひょっとしたらバレーボールでバックアタックを打つよりもハードかも知れない。話が大分脱線してしまった(反省)。元に戻そう♪たぶん「未来へ」は私にとって一種「ないものねだり」のようなでもいつかは到達したいような「あこがれ」のようなそんな位置づけなのだと思う。ハワイの海岸でプアリリレフアを踊るようなそんな感じかな?今日も娘はバレーボールの練習へくっついてきた。寒いからやめたら、という言葉を急いで飲み込んで「よっしゃ~」と出かける。彼女と練習に行くときは早めに到着するようにしている。それは校庭で練習している子どもたちのサッカーを2人で見るから。(ネットを張るためとかいう殊勝な心がけではない)何も言わずいつもぼけ~っと2人で眺めている。体育館に入りながらポツリと言う。「中学は帰宅部にしようかな。家の手伝いもしたいし、大きくなったらお母さんは間違いなくおきゃんなお婆ちゃんになるだろうからそのとき“生きてきてよかったな”と思えるような手伝いがしたいんだ。ヘルパーさんとかいいかも知れない。私お年よりが大好きなんだ。だって可愛いんだもん」何気ない言葉だが深いなと思った。自分のことのように話しているけれどその根底には「おっかさん、そろそろおばあちゃんのこと許してあげて」という思いが込められているような気がする。子どもたちの前では母と普通に接している。でもその研ぎ澄まされた??感性で見抜いているのだと思った。そして「生まれてきてよかった」とまず私が母に思わせてあげられるように過去を水に流してあげること・・・それを彼女は望んでいるのだろう。自分たちから子々孫々と続くであろう「未来」のためにも。無事練習は終わった。帰り道、スーパーにて半額商品をゲットする。ここまでもいつものお決まりコース。娘も横にいる。お金を払おうと思ったら財布がない!!車の中に置いてきたらしい。事情を話しダッシュで取りに戻る。途中捻挫をした(かなりアホだ)。一部始終を目撃した娘は歌う、半ば呆れながら・・・「ほら、足元を見てごらん、これがあなたの歩く道、ほら前を見てごらん、あれがあなたの未来♪」娘と私、どちらが大人なのか。
因みにもう1人の娘はその頃子ども部屋のお片づけ中、何度かかかってくる電話に声が似ているため母と間違えられたようだ。すまないのぉ~。晩ご飯も作っておいてくれた。とにかく練習後の空腹時、どんなメニューであれこの上もないごちそうに感じる。そしてこれを書きながら今、しみじみと思う。人生に決して無駄などないのだ、そしてどんな理由があったにしても私の母は母で淋しかったと。何故なら今の我が家のような光景は決してあり得ないことだったから。きっと殴ろうが蹴ろうがひどい言葉を子どもに浴びせようが彼女は呼んでほしかったと思う「お母さん」とたった5文字を。ごめんなさいね、心からそう呼んだのは何十年前だったでしょう。でも今こうして幸せに暮らせることは本当にありがたい。我が家を1つのジグソーパズルに例えるとあなたの存在も重要な1ピース。なくてはならない存在だったのだと思う。だから近いうち母に会いに行こう。そして「未来へ」を歌ってこよう。がんばれ、こはるん!!その背中を子どもたちはじっと見てそっと押してくれている。・・・そう信じたい。





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最終更新日  2005年03月05日 22時13分22秒
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