カテゴリ:海外旅行(アジア)
今回のジャカルタ・バリ出張では、いろいろな国の人たちと
話す機会があったのだが、ある円卓での昼食のとき、オランダ人が 「日本の教科書が問題になっているそうだね」といきなり 口火を切った。その円卓には、イギリス人、シンガポール人、 そして韓国人がいた。その韓国人の女性が黙っているわけもなく、 そう、事実に反したことが書かれていて韓国では問題視している、と 相槌をうった。 彼女と会うのは3回目ぐらいで、私より年齢が10歳ぐらい上、米国にも 長く暮らしていたので、とても気が合う。でも、今までにこういう話を したことはなかった。避けていたというよりも、仕事上での付き合いだし、 わざわざ取り上げたくなる話題でもなかったのかもしれない。 どこの国でも、隣国とは歴史的に何かと暗い過去がある。北欧でも、 イギリスでも、インドでも・・・。 バリでは、上海から来た若い女性と一緒に行動したが、デモのことは 彼女からは何も言わなかったし、私からも訊かなかった。彼女は とても今時の20代の女性で、国の違いというよりも、ジェネレーションの 違いに正直とまどった(苦笑)。 こうやって、実際に他の国の人たちと交流する機会があることに 感謝している。TVや新聞の報道を通してその国の人をみると、 感情的に歪みが出てきてしまいがちであるが、個人レベルでは 結局は人間同士の相性に左右される。日本人同士でも、同じであるように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[海外旅行(アジア)] カテゴリの最新記事
|
|