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奮闘する「大器晩成」日記

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February 24, 2008
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カテゴリ:議会ウオッチング
 昨日の午後から今日一日はたいへんな強風が吹き荒れた。交通機関は乱れに乱れ、受験生は大変だっただろう。

 私が受験の頃、今から25年くらい前も受験当日雪になって交通機関が乱れたり、試験開始時間が繰り下げになったり、ということもあったし、そうでなくても地方から上京し朝のラッシュで電車に乗れなくて苦労している受験生を見かけたこともあった。

 私の経験から言えることは、どんなアクシデントも長い人生の中ではホンのちょっとした思い出でしかない。どんな状況でも精一杯、が大切だ。精一杯やった上での結果の何を恐れることがあろうか。がんばれ!!

 上尾市議会3月定例議会が29日から始まる。今日不思議な話を聞いた。一般質問の日程が3日間しか予定されていないらしいのだ。議会運営委員会申し合わせ事項によると、一般質問は1日最大6人となっているので、3日間ということは最大18人と想定しているということだ。

 改選前は4日間で予定していた。確かに定数の削減で32人から30人となり2名減ったわけだが、それにしても始めから最大18名しか予定していないとは…。4割の議員は登壇しないという見込みだということだ。

 現在の会派の構成を見ると、市長選挙後無会派から1名が市長与党を自認する「新政クラブ」に所属したようだから、新政クラブは13名、公明党5名、共産党5名、民主クラブ3名、無会派4名となっている。

 ここから一般質問に登壇する人数を予測すると、共産党は5名全員やるだろうし、民主クラブにしても新人も含めて3名全員やるだろう。無会派の4名も新議員も含めてやらなければ議員である意味が問われるだろうからやるだろう。ここまでで12名だ。

 公明党は副議長を出している。どこに根拠があるのか分からないが、議長と副議長は一般質問に登壇しない「慣例」のようなので、4名、もしかすると常任委員長もいるから3名しか登壇しないのかもしれない。となると合計15名だ。

 新政クラブは私が任期のときも1議会3名程度の登壇だった。まさか13名の内誰もやらないとは考えにくいので3名とすれば、あれ?合計18名でぴったり3日間という日程になる。

 新しい議会構成で新しい市長だ。さまざまな状況の変化を見れば市が行おうとしている事業のすべてに「突っ込み所満載」だ。上尾市議会では、議員には一般質問する権利が与えられている。これを行使しないのはどういうわけだろうか。もったいない。

 日本経済ははっきりと不況局面への入り口に立った。急激な円高、原油の急騰、サブプライムローン問題、穀物相場の高騰といったことで本格不況に突入する可能性が高い。

 だが、国は財政建て直しに夢中で、国民生活など2の次のままだろう。当然自治体への交付税の増額なども期待できず、国の財政出動は後手後手に回る可能性が高い。

 この状況の中では、市財政は2008年度当初予算はまだいいとしても、2008年度決算では歳入が大きく減収ということもありえるし、2009年度予算では市税の減収と民生費などの経常経費の増大といったことを当初から見込まなければならない局面となる懸念があり、今以上に財政硬直化がすすむ危険が容易に予想できる。

 そんな時に例えば上尾駅改修と周辺整備で新たに建設債を20億8670万円起債する予定だし、例えば上尾駅東口再開発事業では、再開発組合を組織しての事業であるがゆえに、不況の影響はまともに受けることになる。となると補助金の額だって当初予定したとおりで済むだろうか。

 私はこのブログの2月19日の記事で、今現在の財政が一見良く見えても、放漫経営では第2の夕張ということにもなりかねないと、熱海市の取り組みを書いた。

 私はまったく支持していないけれど大阪府知事になった橋下氏が、「これまでは行政は支出で組み上げ、足りない部分を借金してきたが、収入ベースで予算を組むよう徹底する。原則府債発行は認めない」(1月28日未明、産経新聞のインタビューに答えて)と発言していたそうだ。例の府債ゼロ発行発言と言われているものだ。

 後段の「~認めない」についてはその後、発言の修正らしきことも行ってそこにばかり注目が行くが、私が注目すべきと思う点は、行政の予算は「まず支出で組み上げ、足りない部分を借金してきた」というこの部分だ。

 行政の行う事業は、財政の身の丈に合わせて計画されるものではなく、まず作るものの希望が先で、資金は後から理屈を付けるといった状況なのだろう。

 となると、例えば上尾駅について確認しなければならないのは「費用対効果」と「投資効果」をどう見込んでいるのか、に尽きる。

 市民から集めた税金を使う事業なのだから、約38%の得票率だった新市長は単に「継続」と言うのではなくて、さまざまな検証した上での事業の再評価をしていただきたい。そのことが「市職員経験40年」が活かせる新しい市長らしさとなるだろう。





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Last updated  February 25, 2008 11:40:35 AM
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