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奮闘する「大器晩成」日記

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April 20, 2008
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カテゴリ:政治「物申す!」
 衆議院山口2区の補欠選挙。

 最初で最後の選挙サンデーが終わり、世論調査結果もインターネット配信されている。どうやら民主党平岡秀夫候補が一歩リードらしいが、こういう報道も気を付けなければならない。

 なんでもそうだろうが、守るよりも勢い良く攻めているほうが有利だ。この場合あと6日間ある選挙運動期間の中で、勢いはどちらにあることになるのか。

 選挙は陣営が引き締まっていることも大事だ。「あと一歩」や「やや負けている」という言葉は、逆に言うと「もう少しの頑張りで」勝てるということにつながる。

 なりふりかまわない選挙集団は「連れ出し」や場合によっては「身代わり投票」といった明らかな違反行為だって辞さない、というほど熾烈な選挙戦になる。

 最近の選挙は、表立った買収さえしなければあとは何をやっても逃れられる、みたいな空気が流れているように感じれらてしようがない。選挙中に大宴会をやったり、さすがに選挙区内ではマズいので、バスを仕立てて近隣まで連れ出して、そこで「飲めや歌えの大騒ぎ」をやっていたなんて話しもたびたび聞いた。

 だが、具体的に取り締まられたという話は聞かない。

 山口2区の補選の結果によっては揮発油税の暫定税率廃止の「混乱」を避けるために即座に衆議院で再可決して引き上げるということになるらしい。暫定財率の復活と国際的な原油価格の高騰でどうやらレギュラー1リッターあたり150円程度まで値上がってしまいそうだ。

 さて、私にはこの「混乱」というのがよく分からない。こうやって「再値上げ」する以外に、現実にどんな混乱がおきるのか。ガソリンスタンドで、特にどんな混乱が起きたとも聞かない。

 道路が作れないといっても、どこの道路工事がいつになったら完成するのかなんて、特に大きな道路であればあるほどいい加減なものであることは国民はよく分かっている。

 私が市議会議員に当選した当時、現在も建設中の我が上尾市内を通る国道17号のバイパス「上尾道路」は桶川市内川田谷の圏央道との交差地点まで「平成19年度内に供用開始」という説明だった。

 本当に予定通りに完成するのか、当然私も質問をした。答えは「やります」とのことだったが、平成20年度に突入した今も国道事務所の説明の通り出来上がらない。別に暫定税率があってもなくても、できるものはできるしできないものはできないのだ。

 これが行政の現実だ。

 さて混乱といえば、「後期高齢者医療」制度。この方が「混乱」の極みだろう。

 制度の分かりにくさに加えて、年金からの天引き金額の間違えとか、74歳以下で障害者世帯など後期高齢者医療制度に任意加入できる人で加入しなかった人にまで年金から天引きしたりとか、聞けば聞くほど制度設計の杜撰さと準備不足で、国民にいらぬ不安と負担を押し付けている。

 こう考えると福田首相や政府が避けたい「混乱」とは、自民公明与党が握る利権構造に対する混乱、であって私たち市民や、例えば苦情を直接受け付ける市町村窓口の混乱などいっさい関係ない、のだろう。

 そう考えると、暫定税率が廃止されたことによる「混乱」も分かりやすい。

 もうひとつ、福田首相の道路特定財源を一般財源化するという主張も、そういいながら道路建設の10年計画を決定したり、どこに信頼に値する裏付けがあるのかこれまたよく分からない。

 むしろ、次の選挙を考えて、国民向けに口先だけで一般財源と言っておいて、実際には公明党とその支持団体に媚を売っているのだろう。考えてみれば国土交通大臣は公明党だし、我が上尾市議会の建設水道常任委員長も公明党議員だ。

 自民党は、公明党とその支持団体からの選挙協力を取り付けるために、なりふりかまわない利権配分をやっているのだろうとしか思えない。それだけに福田首相の「混乱を避ける」という言葉には「誰のどんな」混乱を避けるのか、と問い質したくなる。

 「後期高齢者医療」ではどうやら「混乱を避ける」ために「長寿医療」と名前を変えるらしい。どこまで国民を馬鹿にするか。

 もっともそれに対抗する民主党や共産党といった野党各党も頼り無い。野党の国会議員は1人ひとりがスポークスマンとしてきちんと国民に説明しなければならないのに、そんなこともお座なりだ。上尾市長選挙での民主党国・県会議員や共産党の行動を見れば自民党利権構造温存の最大の功労者はこの2つだとわかる。

 国民の混乱の元凶は「政治の未熟」であることに尽きる。





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Last updated  April 21, 2008 10:55:19 AM
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