たぬちゃランド

前戦アルゼンチンからヨーロッパへ戻ってきたWRCは、またもグラベルのサルディニア。LEG1はいろんなドライバーがトップタイムをマークする面白い幕開けとなった。

まずSS1でトップタイムをマークしたのが、脅威の若手ヤリ・マティ・ラトラバだ。スタート順も関係あると思うがこれにはビックリ。SS2は王者セバスチャン・ローブ、SS3はヘニング・ソルベルグ、SS4はマーカス・グロンホルム、SS5と6はまたしてもローブと4人のドライバーがトップタイムを叩き出した。LEG1を終えて首位はやっぱりローブ、2位はSS6でダンパー破損で遅れたグロンホルム、3位はミッコ・ヒルボネンとなっている。

なかなか勝てないスバルは今回も苦労している。ペター・ソルベルグは上位と同じくらいのペースで走っていたが、SS4でブレーキトラブルにより大幅にタイムロス。クリス・アトキンソンはチェビー・ポンス加入で結果を残さないとシートが危うくなりつつあるが、なんとSS5で岩にヒットしてリタイア。ラトラバもSS5で同じように岩にヒットしてリタイアしている。

第7戦サルディニア LEG1終了時
1 Sebastien LOEB CITROEN 1:42:10.0

2 Marcus GRONHORM FORD +22.4

3 Mikko HIRVONEN FORD +29.1

4 Henning SOLBERG FORD +32.9

5 Daniel SORDO CITROEN +1:18.3

6 Petter SOLBERG SUBARU +1:21.0

7 Toni GARDEMEITER Mitsubishi +2:04.2

8 Manfred STOHL CITROEN +2:35.8