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テーマ:鉄道(22167)
カテゴリ:鉄道の話題
京阪・交野線とJR学研都市線(片町線)との立体交差部分です。
上の写真は、JR学研都市線を走る321系です。左手が京阪の線路です。下の写真は京阪の10000系です。JR線を跨いでいる地点を通っています。
枚方市駅からの距離は、交野市駅が4.4km、河内森駅が6.1kmとなっています。記録によると、5.8km(注1)のところに「京阪神磐船駅」がありました。距離から考えて、JRと交差する付近と推測されます。当時は駅同士が隣接していたようです。 「京阪神磐船駅」の開業は、昭和10年(1935年)12月2日に遡ります。同じ日、片町線でも津田~星田駅間に河内磐船駅が開業しました。 京阪神磐船駅は開業当初は「信貴電磐船駅」と呼ばれました。信貴電とは昭和4年(1929年)に交野線を開業した当初の会社、信貴生駒電鉄のことです。 その後、昭和14年(1939年)に経営が交野電気鉄道に移り、駅名は「交電磐船駅」に変わります。さらに終戦を迎える昭和20年5月に京阪神急行電鉄(注2)の路線となり、「京阪神磐船駅」に変わりました。 「京阪神磐船駅」は、昭和23年(1948年)5月1日付で休止となっています。その後、そのまま廃止されました。 終戦直後、河内森駅は一時営業を休止していたようです。「京阪神磐船駅」が休止した同じ日に、河内森駅が営業を再開しています。この日をもって、乗換駅が河内森駅に替わったことになります。なぜそうなったのかは、残念ながら分かりませんでした。 利用者の皆さんはおそらく、河内森駅をJR河内磐船駅に近づけて欲しいと思っていることでしょう。しかし、もし乗り換えが今より便利になったら、交野線沿線の利用者がさらにJRのほうに流れてしまう可能性が高いと考えられます。京阪にとっては、費用をかけてもメリットがないというのが本音なのではないでしょうか。 せめて雨に濡れずに乗り換えできると嬉しいのですけどね。
(注1) (注2)
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