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テーマ:恋愛について(2606)
カテゴリ:恋の話~コイバナ~
新学期も、始まった頃でしょうか。 今日は、ちょっと淡くて切ない、あたしの恋のお話。 高校1年生のちょうど今くらいの時期です。 あたしは、晴れて志望校に合格し、ピカピカのブレザーの制服に身を包み、 電車通学をしていました。 当時、「高校性と言えば、電車通学だ!!」 と、単純に思い、わざわざ遠い学校を選んだのだけど、 あたしの通学電車は、思い描いていたものとは、ちょっと違いました。 あたしの電車通学イメージに、「満員電車」は、なかったのです・・・ まず、乗り込むことが戦い。 ドアが開くと同時に、人が押し出されてくる状態。 本来なら、あたしの入るスペースなど、もはやないのだけれど、 コレに乗らなきゃ間に合わない。 乗降口に背中を向け、ドアの内側に片手をかけ、お尻からギュッと入り込む。 無理やり閉まるドアに、顔を挟まれないように必死に横を向く。 朝っぱらから、大格闘だ。 ドアが、開くたび戦いは続く。 乗り込んだ側が開けば押し出され、再び乗るのに一苦労。 反対側の扉が開くと、なおたちが悪い。 一斉に動く人の波に押され、 ぐるぐると、まるでお代官様ごっこをしているかのように流される。 足は踏まれるわ、オッサンは臭いわ、痴漢には合うわで、 まるでいい事がなかった。 そんなある日、いつものようにお代官様ごっこのごとく回っていると、 見た事のある横顔に出会ったのです。 その人は、あたしが中学2年生の頃、憧れていた1つ上の先輩でした。 とにかく、顔がタイプだったのです。 今で例えるなら、ヨン様のような端正な顔立ちをした人でした。 鼻が高く、目は切れ長で、あっさりとしたさわやかなタイプ。 彼とは、委員会が同じで、あたしはいつも斜め後ろの席から 先輩の横顔をウットリと見つめていました。 尾行もしました。 今で言えば、ストーカーです。 先輩の卒業が近づくと、ほぼ毎日のように 学校帰りの先輩の後ろを付いて歩いていました。 ↑完全なストーカーです。 当時、デブでブスだったあたしに、告白などできるはずもなく、 先輩は、卒業していってしまいました。 その先輩に、再会したのです! しかも、少し痩せた姿で!! その日から、最悪だと思っていた満員電車が、バラ色(?)になり 毎日のように、先輩を探し、見つめる日々が始まりました。 ある日、いつものように電車に乗り、先輩を探すと、どこにも見当たりません。 おかしいな、と思い周りを見回すと、なんと、真後ろに先輩が!! そして、反対側のドアが開き、ぐるぐると流されているうちに、 なんと、あたしは先輩の真正面で、 身長の高い先輩の胸に抱かれるような格好になっていました。 電車が揺れるたびに、人に押され、あたしは先輩にもたれかかりました。 「ああ、夢みたい!!」 こんな少女漫画のようなシチュエーションが、まさか自分に訪れるなんて!!! 「このまま電車が故障でもして止まらないかしら!!」 そう思いながら、ドキドキして先輩の顔を見上げました。 ゲゲゲッッ!!!誰?!この人??? あたしの目の前の人は、恐ろしいまでのヒラメ顔でした。 この人は、何かの病気かしら?と、思うほど、 目が離れていたのです。 よくよく考えると、あたしは先輩の横顔しか見たことがなかったのです。 例えるなら、整形してホストになった沢田亜矢子の元旦那くらい。 そりゃないだろって言うくらい、離れていたのです。 もともとあたしは、性格ではなく、あの美しい横顔に恋をしていたので、 この瞬間、恋は冷め、翌日から車両を変えました・・・ 実話です。 ↓↓淡い春の恋、したことある人1クリックお願いします↓↓ 人気blogランキング *************** *昨日の食事* 朝:なし(昼まで寝ていたので) 昼:ハンバーグ・キャベツ千切り・韓国風味噌汁 間食:バースデイケーキ 柔軟体操 朝・夜2回 *今朝の体重・体脂肪* 55.8kg (+0.2kg)体脂肪 27%(+1%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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