280ページ目 【性能】 機械などの性質と能力
最近になって愚息がバイクを購入したのだが、その【性能】の進歩具合に驚いている。俺が以前持っていた“RG250γ”と云うバイクと同排気量の“バリオス”ってのを愚息が買ったのだが、その乗りやすさと云えば“RG250γ”とは本当に雲泥の差があるのだ。確かに2サイクルと4サイクルの違い、更にはレーサーレプリカとネイキッドと云う違いはあるのだが、最高出力は同一の45馬力であるからして、250ccのバイクでは高出力同士なので、比較対照として考えても良いであろう。元々“RG250γ”は2サイクルだから高回転型なのだが、当時の最先端技術と市販車とは思えないくらいに太いチャンバーが搭載されていて、まさにレーサーレプリカの元祖なマシンだったのだが、逆に云えば、それだけの高性能を引き出すには、それなりの技術が必要だったと云うことでもあるし、それだけ“特別”な存在でもあったのだ。だから乗り手を択ぶバイクであったから、簡単には乗りこなせないと云う難しい一面もあったりした。それが愚息のバイクはいとも簡単に同様の性能を有し、しかも街乗りでも乗り易いマシンとして存在しているのだ。これには驚いた。バイクを知っている人なら判ると思うのだが、あのカワサキのバイクが曲がりやすいのだ。感覚で云えばGPZやGSX乗りが、友達のCBXに乗せてもらった時の感覚、とでも云えば判り易いだろうか。それほどまでに扱いやすいバイクとなっていたのだ。あのカワサキのバイクなのに。この歳になっても、俺は未だにバイクや車が大好きだ。嫁からは「いい加減、もう卒業すれば?」なんて言われるが、そんなことは無理なんである。さて、今日はドコまでぶっ飛ばしに行こうかなぁ。