個人的戯言 集英社【新修】国語漢和辞典への旅

[【音楽】に関わる単語] カテゴリの記事

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• 521ページ目【メタル】　金属　また、金属で作った製品　メダルの訛り

  俺はハードロックが好きだ。Michael Schenker　X-RAY　HANOI ROCKS　Cheap Trick　STRYPER・・・などなど、大好きなバンドは“歪んだギター音”と“美しい旋律”を兼ね備えたものが多い。　後は“横ノリ一発ロックンロール”系統の楽曲を演奏するバンド　Twist　世良公則　Sex Pistols　Poison　L.A. Guns　Green Day　なんかは俺のiPodでへヴィーローテーションで鳴りまくっている。こう書くと「たらは【メタル】が好きなんだ」と思われがちなのだが、そうではないんである。【メタル】とは俺の中の定義では、ハードロックの定義である“歪んだギター音”と“美しい旋律”の“美しい旋律”の部分が“重々しい殺気”もしくは“勢い一番”に入れ替わる。なので、美旋律が好きな俺には少々重たいのだ。そんな俺だが正統派【メタル】と呼ばれている“Judas Priest”のThe Hellion～Electric Eyeと云う連曲は、なぜか大好きだ。http://www.youtube.com/watch?v=YGYPmG8iays上記のアドレスにて聴けるThe Hellion～Electric Eyeは“Judas Priest”の演奏だけではなく、これまた正統派【メタル】と呼ばれている“Iron Maiden”との競演だ。これはヤバい。美旋律派の俺でも、この魔力には引きづり込まれそうなんである。もう４０にもなるオッサンが今から【メタル】にハマってどうするって感じなんだが、良い物は良い。早速、この曲の入っている音源を買いに行こうと考えてるのだが、この楽曲が入っている音源が“どのアルバム”なのか解らないので困っている。誰か知っていたらお教え下さい。「こんなコト言ってる自分が大好き(はぁと)」　↑　　↑　　↑　※友達が「世のブログの文章のケツに書け」と言ってるので、ちょっと書いてみました。友達の日記アドレス　↓http://www.furutachi-project.co.jp/sakka/sam/index.html

  2007/04/26

• 517ページ目【名曲】　有名なすぐれた楽曲

  俺にとっての【名曲】は下記の通りである。演奏者　　The New Christy Minstrels　曲　名　　Green Green※小学生唱歌にもなった名曲演奏者　　Cheap Trick　　　　　　　　曲　名　　I Want You To Want Me　　　　　Clock Strikes Ten　　　　　Surrender演奏者　　TWIST　曲　名　　宿無し　　　　　銃爪　　　　　性　　　　　SOPPO演奏者　　THE MICHAEL SCHENKER GROUP曲　名　　ARMED AND READY　　　　　CAPTAIN NEMO　　　　　BIJOU PLEASURETTE　　　　　LOOKING FOR LOVE　　　　　…and more演奏者　　UFO曲　名　　DOCTOR DOCTOR　　　　　ROCK BOTTOM　　　　　LIPSTICK TRACES　　　　　ONLY YOU CAN ROCK ME …and more演奏者　　X-RAY曲　名　　COME ON　　　　　QUESTION　　　　　HUMAN DOG …and more演奏者　　STRYPER曲　名　　Reason For The Season Winter Wonderland　　　　　Reach Out　　　　　Always There For Youそして・・・演奏者　　捕虜収容所曲　名　　チンコマンコ音頭　　　　　第二次性徴期の唄この辺りが俺の【名曲】と判断する原点でもある。　　　　　

  2007/04/20

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  484ページ目【頬髯・ほおひげ】　ほおにはえるひげ　ほほひげ　

  今日の旅の友は【頬髯・ほおひげ】なんであるが、その友達である“耳毛”(←ホントか?)にスポットを当ててみたい。というのも、最近テレビで話題の“川内 康範”氏が立派な“耳毛”を生やしておられるからだ。この人は例の森進一氏が唄う「おふくろさん」の作詞家として有名なのだが、よくよく調べてみると、なんと昔ナツカシの“月光仮面”や“レインボーマン”の原作者でもあるのだ。俺の場合、その中の“月光仮面”は流石に生まれる以前の作品であるからして、やはり“レインボーマン”の方が愛着があるのだが、その“レインボーマン”の敵組織、いわば仮面ライダーに対するショッカーみたいな組織の名前が“死ね死ね団”と云う名称だったので、幼い俺からみても「なんてアンチョクな名前なんだ」と思えて印象に残っていたりする。しかも、その“死ね死ね団”には立派な“テーマソング”があり、これがまた秀逸なのだからタマラナイ。もう、歌詞なんてのは、幼い俺をして「こんな事を電波に乗せてエエんかいっ!」と突っ込まざるを得ないくらい素晴らしいものなのだ。では、その歌詞をご紹介しよう。【死ね死ね団のテーマ】作詞・川内康範　作曲・北原じゅん歌　キャッツアイズとヤング・フレッシュ死ね！死ね！死ね死ね死ね死ね　死んじまえ～黄色いブタめをやっつけろ～金で心をよごしてしまえ！死ね！（嗚呼）死ね！（う～）死ね死ね～日本人は邪魔っけだ！黄色い日本ぶっつぶせ！死ね死ね死ね　死ね死ね死ね世界の地図から消しちまえっ！　死ね！死ね死ね死ね～　（死ね死ね死ね～）死ね死ね死ね～　（死ね死ね死ね～）------------------------どうだ!!まいったか!!(笑)ていうか、これがあの「おふくろさん」を作詞したヤツが作った作品か?と思わすくらいにパンキッシュな内容なんである。ちなみに動画も見つけたのでご紹介しよう。YouTube - 死ね死ね団のテーマhttp://www.youtube.com/watch?v=yw2cVyrzA2cナンだか特定アジアな人々の気持ちを代弁したかのような、この歌詞の内容。絶対に凡人には書くことが出来ないだろう。やはり“川内 康範”氏のように“耳毛”を生やし続けられるような、一種のアナーキー、いや狂人でしか無理だと思う今日この頃なんである。

  2007/02/27

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  482ページ目【冒涜】　おかし、けがすこと

  ボクわベツ名「なにわの【冒涜】やろう」です。せやからナイモノねだりでストライパァとゆう神サンにつかえる人たちのバンドがすきです。※ストライパァのミナサン※ストライパァのえんそぉのようすhttp://www.youtube.com/watch?v=iUa5efMLy7Yでもいちばんさいしょに好きになった神サンはマイケルシエンカです。この人わアル中でヤク中でハッパ好きやったのにナゼかミンナから神ってゆわれてました。それにエルピーの題も“神”“神話”“飛翔伝説”とかです。※神ことマイケルシエンカ※神サンのちょうぜつプレェhttp://www.youtube.com/watch?v=KEBmLNgNAwsやっぱりボクわ悪い子やから神サンにすがってるのだと思います。おわり。

  2007/02/23

• 444ページ目【人任せ】　すべて他人にやらせること。

  今日の旅の友は【人任せ】なんである。ちなみに、これは俺の得意技だったりする。なので大掃除なんかを家族がやっているのだが、こうやって俺はブログを書いていたりしているのだ。まぁ俺のホームページ(このブログでは無い。本家のほう)のサブタイトルが“無責任”なんであるからして、これは仕方ないのである。で、その【人任せ】ぶりを今日は発揮したいと思う。と云うのも、今日はクリスマスイブなんである。で、クリスマスと云えばクリスマスソングが付き物だ。ここまで来れば、コアな俺の知り合いなら・・・「嗚呼、いつもの下品なクリスマスソングね。例の放送作家がボーカルの」　↑　↑　↑　↑　↑　クリックすれば下品なクリスマスソングが聴けます。なんて思うかも知れないが、今年は違うのである。どう違うかって?そりゃ悪魔と天使ほどの差がある位に違う。何せクリスマスと云えばキリスト教だ。で、そのキリスト教を信仰しているバンドを愛する麗しき女性が管理するブログ(※但し、プロフ写真は麗しき男性)から今回は【人任せ】させて頂こうと考えているのだから、近年の俺と今年の俺とは心の持ちようが悪魔から天使に浮気した位に違うのである。・・・・・・・って、どっちも俺が【人任せ】ってトコロで、すでに心の持ちようが悪魔と云うツッコミは無しと云うことで宜しく。なにせ今日は聖なる夜なのだから。まぁ、去年までは性なる夜だったのだけれども、これだけ改心したんだから許し給え。じゃ、その麗しき女性“Ｙａｓｍｉｎさん”が管理するブログ(シツコイようだが写真は男!)から引用させて頂き、素晴らしいクリスマスソングを楽しんで頂くとしよう。では、聖なるバンド“stryper”が奏でるWinterwonderlandどうぞ、清らかな気持ちになって御覧くださいませ。では、メリー・クリスマス!!

  2006/12/24

• 438ページ目【美技】　みごとなワザ　素晴らしい演技　ファインプレー

  昨日に引き続き【音楽】に関わる単語なので、俺のキチガイ系ならびにワイセツ系の文面を期待されている方には大変申し訳ないと・・・俺が思うはずがないのである。でも、次回くらいには【ワイセツ】なり【アホ】に関わる単語を取り扱うと思うので、ひとつ宜しく。さて、今日の旅の友は【美技】なんである。そして俺はドラムをプレイする趣味があるので、俺での【美技】と云えば当然ながらドラムプレイとなるのは必至なんである。俺の好きなハードロック＆へヴィメタルの世界で“ドラムヒーロー”と云えば、誰が何と云おうとも、今は亡き“Cozy Powell”御大の名前がトップにあがるだろうと思う。そのCozy Powellは手足が８本あるのではないか?と云う位のプレイをするので、仕舞いには自分のソロアルバムの題名を“OCTOPUSS”と付けてしまう位の壮絶プレイヤーなんである。では、その“手足が８本あるのではないか?”と思えるような壮絶プレイを観て頂こう。※Cozy Powell　Drum Solo　←クリックそして、このCozy Powellが、俺にとってのハードロック＆へヴィメタルの世界での【神】ことmichael schenkerのバンドに加入した時(実際、彼の日本での形容詞は神)のライブ映像がこれだ。※michael schenker group 1981 into the arena　←クリックもう、この夢の競演は観る事が出来ないのだけれども、このプレイが今から２５年も前に行われていたと云う事実には驚愕するより他はない。２５年も前と云うと、その当時に生まれた子供も立派な社会人になってしまう位の年月なのであるが、このプレイは現在に持ってきても通用するどころか、未だにこのプレイを超えることは至難のワザである位に、このmichael schenkerとCozy Powellの【美技】は素晴らしい。やはり【美技】が炸裂するような素晴らしい音楽は時代を越えるってのは真実なのだなとつくづく思う。俺も時代を超越する【美技】を炸裂させたいところなのだが、そんなワザは持っていないのが哀しい現実なんである。天才ってのは、神に択ばれしモノなのだろう。神を冒涜するような人生を歩んできた俺には到底無理な話だな。

  2006/12/18

• 437ページ目【美音】　美しい音　美しい声　良い声　美声

  今日の旅の友は【美音】なんであるが、俺が大好きなハードロック＆へヴィメタルの世界でも【美音】を誇るボーカリストが居るのだ。これは俺が毎度訪問させて頂いている“Ｙａｓｍｉｎさん”ところの“ The World of Stryper and I”と云う素晴らしいサイトの受け売りなのであるが、皆さんも是非とも聴いて頂きたいライブ動画がある。食わず嫌いなかれ。と云うのも、この“Ｙａｓｍｉｎさん”が応援するバンド【Stryper】と云うバンドはハードロック＆へヴィメタル界の【神集団】なんであるからだ。なぜ【神集団】なのかと云うと話が長くなるので割愛するが、この【Stryper】と云うバンドはメンバーが全員“クリスチャン”で、その歌詞の内容も“神を称える”“神の教え”を説くといった内容なのだからして、そのボーカルが【美音】なのは当然なんである。再度言うが“食わず嫌いなかれ”だ。では、お聴き頂きたいＳｅａｓｉｄｅ　Ｆｅｓｔｉｖａｌのライブ映像※注意　ブラウザがネスケの場合はコチラのホームページ内“ Stryper - Seaside Festival 07.07.2006”項の“ download video ”と云う青文字をクリックどうでしたか?アナタの嫌いな“ラウドロック”も捨てたモンじゃないでしょ?ＰＳ　しかしながら俺にとってのハードロック＆へヴィメタル界の【神】は“Michael Schenker”なんである事は云うまでも無い。勿論、Stryperも大好きだけどね。何せブレイクする前にＬＰジャケットを見て衝動買いしてしまった位に思い入れのあるバンドなのだから。Stryperは。おまけ　※　Michael Schenkerの名曲“Rock Bottom” 動画

  2006/12/17

• 435ページ目【ハンマー】　物を叩いて鍛造などの加工をする鉄の鎚

  神戸から西に進んだ処にある街から。で、今日の旅の友は【ハンマー】なのだが、メタルファンで、その【ハンマー】と云えばやはり“METALLICA”の1stアルバム“KILL'EM ALL”の邦題【血染めのハンマー】になるのは当たり前なんである。この“METALLICA”なるバンドは今でこそ全米チャートで何度も一位を取るくらいにメジャーなバンドになっているが、この【血染めのハンマー】を出した頃は、メタルファンの間でも“騒音”と云われる位に異端児だったのである。・・・なんて語っている俺なのだが、実を云うと俺は“METALLICA”のアルバムは一枚も持っていない。オーケストラとの競演ＤＶＤを持っているだけである。まぁ苦手な音楽なのである。でも、この“METALLICA”の1stアルバム“KILL'EM ALL”【血染めのハンマー】は今でも気になるアルバムなので購入しようかと思っているのだが、その勇気がなかなか湧いてこない今日この頃なんである。

  2006/12/15

• 422ページ目【化け物】　あやしい姿に化けたもの　おばけ

  最近、年甲斐も無く夫婦揃って米国のテレビドラマ“SUPERNATURAL”に凝っている。最初、何かの映画を借りてきて観た時に特典として“SUPERNATURAL”の第一話が入っていて、何となく観てしまってからハマってしまったのだが、この番組の内容は要するに西洋の【化け物】を兄弟が退治していくって云う話なんである。内容的には、はっきり言って“漫画”なんであるが、その主人公の兄貴の方が“８０年代ハードロック”愛好家で、彼がドライブする車のシーンでは毎話必ず“８０年代ハードロック”の名曲が流れるのである。これが俺にはタマラナイのだ。ちなみに昨晩は敬愛するMichael Schenkerが在籍したバンド“ＵＦＯ”の名曲“Rock Bottom”なんかが流れていて「嗚呼、Michael SchenkerもＵＦＯ時代では米国で認識されていたんだなぁ」なんて感慨に耽ったりした。なので、内容よりもＢＧＭが気になる俺なのであるが、こんな楽しみ方もアリだと思うので、今夜も続きを観ようと思う。さて、今夜はどんな名曲が流れるのかなぁ・・・

  2006/12/02

• 410ページ目【ノイズ】　ラジオ等に入ってきて受信を妨げる電気的信号　雑音

  ボクのすきな音がくわギターがひずんだ音でなりまくる“ハードロック”です。ボクがわかいころわテクノポップなんかの、はやりの音がくがすきのやつに「たらのすきな音がくわ音がくやない。【ノイズ】や」といわれました。その時ボクわ「おまえの言うてることが【ノイズ】じゃ」と言ってジバいてやりました。それからソイツとはなぜかシンユウになりました。音がくの力ってすごいなぁ。おわり。

  2006/11/20

• 387ページ目【虜】　捕虜　何かに捕らえられた人

  【虜】と云えば此処ですな。↓http://www.horyosyu.net/

  2006/10/28

• 380ページ目【ドクター】　医者　博士の称号を持っている人　または、その称号　

  俺で【ドクター】と来れば、やはりMICHAEL SCHENKERの“DOCTOR DOCTOR”(←　YouTube　必ずクリックして観るべし!!)なんである。もう、これは俺のアンセムである。歌詞の内容は「もう俺はキチガイになってしまいそう。頼むから医者を呼んでくれ。もう、気が狂いそう・・」と云う、自滅的なまで追い込まれた男の詩なのだが、この曲を聴く事によって、幾度と無く襲い来る苦難を乗り越えたもした、いわば戦友でもある。こんな俺でも、そんな精神状態に陥ることが度々あったのだ。それに較べれば今は至福の日々と云えるかもしれない。そう思って、今後も迫り来る日々を乗り越えていこうと思う。

  2006/10/22

• 254ページ目 【嗄れる・しわがれる】　声がかすれる　しゃがれる　

  俺は、もう中年街道まっしぐらな年齢であるにも係わらず“ディストーションがバリバリ効いたサウンド”な“ラウドロック”が好物なんである。この“ラウドロック”の中でも取り分け“ＨＲ/ＨＭ”（ハードロック・ヘヴィメタル）が大好物であったりするのは、このプログを見てくれている方なら御存知だろうと思う。この“ＨＲ/ＨＭ”のボーカリストの特徴としては、大まかに分けて二通りに分類することが出来ると思われる。そのひとつとして、透き通ったような声で歌い上げる“ハイトーンボイス”が挙げられるのだが、俺はどちらかと云うと“嗄れた声”の方が好みであったりする。かといって“ハイトーンボイス”が嫌いな訳ではない。むしろ“ストライパー”や“ＴＮＴ”等は積極的に好物だったりもするのだ。しかしながら、この“ハイトーン・ボーカル”の場合、非常にアタリハズレが多いのも事実だろう。逆に言い換えるなら「上手いボーカルの場合は最高」で「下手糞なハイトーンはキツイ」と云うことになるだろう。この手のタイプは８０年代のジャパメタ系に多く存在する。機会があれば確かめてくださいませ。では、もう一派の“嗄れた”方のボーカルはどうだろう。この“嗄れた声”の場合“デス声は七難隠す”って訳ではないが、比較的音痴でも聴き易かったりもするのだ。その最たる例はやはり“ゲイリー・バーデン”だろう。彼がメインでボーカルを取るＭＳＧのアルバム（ライブ盤を除く）を聴けば「案外、ゲイリーもイケるやん！」なんて思えてしまうのだから。しかし、彼の後でＭＳＧに加入した“グラハム・ボネット”と比べれば一目（聴？）瞭然、圧倒的に“グラハム・ボネット”の方が安定感、歌唱力、音圧、全てに於いて上回るのである。なんだか“ゲイリー・バーデン”の事を扱き下ろした内容になってしまったが、実を云うと、俺はそんな“ゲイリー・バーデン”の方が“グラハム・ボネット”よりも最近はお気に入りなんである。つい先日、ＭＳＧが“Tales Of Rock'n'Roll”なるアルバムをリリースした。このアルバムは25周年記念アルバムと云う位置付けで、ＭＳＧの歴代ボーカリストが一同に集まって“一曲づつ”参加しているのと云う、ファンにとっては失禁モノのアルバムなのだ。しかしながら、このアルバムによってボーカリストの力量の差がはっきりと出てしまい、いとも簡単に比較できてしまうと云う、ボーカリスト泣かせなアルバムでもあるのだ。よくぞ“ゲイリー・バーデン”が参加したモンだと思うほどに、だ。ちなみに歴代ボーカリスト＆参加曲はと云うと・・・ゲイリー・バーデン“Life Vacation”グラハム・ボネット“Rock n Roll”ロビン・マッコーリー“Tell A Story”リーフ・スンディン“Angel of Avalon”ケリー･キーリング“Big Deal”クリス・ローガン“Dreams Inside”なんである。で、やはりこの中で力量が一番なのは誰が聴いてもグラハム・ボネットになると思われるのだが、俺にはやはりゲイリー・バーデンの方がフィットするのである。しかし、どちらも捨てがたいってのが素直なところでもあったりする。それは、やはり２人とも“嗄れた声”だからなのだろう。

  2006/06/13

• 239ページ目 【情炎】　炎のようにもえる激しい情欲

  この【情炎】と云う単語を見て“ＲＡＴＴ”を思い出したアナタは、ボクの同志です。仲良く致しましょう。しかしながら、邦題をわざわざ“情欲の炎”なんてせずに【情炎】だけでも良かったのかも知れないなんて思ってはイケません。【情炎】と云う単語を分解して“情欲の炎”にしたからこそブレイクしたのかも知れないのだから（そんな訳はない）てか、少し後から出てきた“ＬＡ ＧＵＮＳ”の邦題なんて“砲”だもんねぇ。これは明らかに手抜きでしょうな。同じ一文字邦題でも“Michael Schenker Group”の“神”とは雲泥の差だもんねぇ。とかなんとか云ってる俺は両方とも好物なんですがね（苦笑）で“ＲＡＴＴ”である。俺がまだ若かった８０年代の当時、ＬＡメタルなんて言葉があったのだが、その代表格が“MOTLEY CRUE”と“RATT”なんである。語弊を招くような言い方になってしまうが一言で云ってしまうと“MOTLEY CRUE”は“The Rolling Stones”的な“悪”“不良”と云ったイメージで、かたや“RATT”といえば、そんな“悪”“不良”と云ったイメージよりも、もっとポップで明るく“Bay City Rollers”的なアイドル要素も持ち合わせていたように思う。しかし、その路線も中途半端な男前加減によって“BON JOVI”まで徹底できず、尚且つ、当時の技巧派ギタリストの代表“Yngve Malmsten”ほどに“ギターヒーロー”になれなかったりして、非常に売りモノを見出すことが出来づらいバンドであったのも事実だろうと思う（私感だが）でも、なぜか俺の中での“ＬＡメタル”ってのは“RATT”なんである。何故か？それは、やはり“華”があったからだろう。確かに“MOTLEY CRUE”にも“華”があったのだが、それは余りにも毒々しい“華”で、“ＬＡメタル”発祥の地であるLos Angelesのカラっとした健全な空気には“RATT”の方の“華”が似合っているように思えるからだ（Los Angelesに行ったことは無いのだが、あくまで想像で）そんな訳で、今日は“RATT”でも聴きながら大阪の街に繰り出したいと思います。なにせ大阪の姉妹都市はLos Angelesの御近所“San Francisco”なのですから（無理矢理）では、スカッと爽やかに行ってまいります！

  2006/05/29

• 236ページ目 【巡業】　各地を興行して回ること

  中学生の時からバンドを組んでいた。担当楽器はドラムだ。ちなみに憧れのドラマーは、コージー・パウエルでもテリー・ボジオでもジェフ・ポーカロでも樋口宗孝でも村上“ポンタ”秀一でもなく“そうる透”さんなんである。彼のドラミングは世間の評判通り、勿論パワフルなのだが、それよりも独特のウネリがあり、それが堪らなく気持ち良いのだ。そんな“そうる透”さんを心の師と仰ぐ俺だったのだが、やはりバンドの花形は“ギタリスト”と“ボーカリスト”で、みんなソレになりたがっていた。なので、必然的にドラマーの数は少なく、俺はあちこちのバンドを掛け持ちしてプレイしていたりした。まだ中学生なのに高校生のバンドや、さらには半分は社会人のバンドでもプレイしていたりもした。その人脈で関西メタル界の一部では少しばかり顔の効くＭ田さんと云う人と出会ったのだが、その人の誘いで、一度だけ 全国【巡業】に出たことがある。そのバンドは地元・大阪で精力的に活動しており、その勢いで、北は仙台、南は山口県岩国までのライブハウスをブッキングし、ライブをして廻ろうとなったのだ。俺の役目と云えば、当初ワゴン車に乗って機材の積み下ろしをしながらドラムのセッティングをすることだったのだが、メンバーの１人が俺の事（私生活の面など）を知っていて、俺が自動車の運転が出来るのを喋ったものだから、夜中の高速道路なんかは運転させられるハメにもなったりした。まだ高校一年生なのに。また宿泊はユースホステルを使う予定だったのだが、金も無いので車中泊なんて日もザラだった。機材を積み込んだ車は大変狭い。当然、優先権はバンドメンバーにある。あんな風体の人間（俺も含む）でも立派に縦社会は活きているのだ。最年少の俺は独り寂しく駅のベンチで寝たりもしたりした。そんな或る日【巡業】にはツキモノのメンバー同士の喧嘩が始まってしまったのだ。喧嘩の主は“ボーカリスト”と“ドラマー”だ。俺達は固唾を呑んで見守っていた（仲裁に入ると余計に大きな喧嘩になる）のだが、とうとう、その“ドラマー”が暴力に訴えてしまったのだ。キレて殴りまくる“ドラマー”だったのだが、その結末は呆気ないものだった。なんとその“ドラマー”がボーカリストを殴っている最中、指を骨折してしまったのだ。慌てる他のメンバー達。ここが大阪なら代わりのドラマー（ヘルパー）をスグにでも呼ぶことも出来るのだが、知らぬ東北の地ではどうしようもなかったのだ。しかし時は刻々と進み、とうとう開演まで一時間を切ろうとした。その時、俺はＭ田さんの命令により、急遽“日雇いメンバー”としてステージに立つことになってしまったのだ。俺は焦った。と云うのも、このバンドの楽曲のドラム部分を全部は知らなかったからなのだ。でも、俺しかドラマーは居ない。仕方ないので、ミスをしても殴らない事を条件にステージに立つ事を了承したのだ。それから残された時間内で必死になってカセットを何度も聴きまくった。ドラムのプレイを確認するためにだ。特に、ドラマーの癖が出やすい“フィルイン”なんてのは、俺のソレとは全然違うタイプだったので、内心バクバクしながらも、必死になってチェックしたりした。そして、ステージに立ったのだが、そのプレイの内容は、緊張のあまり記憶も曖昧なのだ。しかし、メンバーやＭ田さんが笑顔で迎えてくれたのでナンとかコナすことが出来たのだろう。その後、その暴力ドラマーは脱退してしまい、そのまま“日雇いメンバー”として数回のステージとしてステージに立つようになったのだが、今を思えば恥ずかしいプレイながらも、よい思い出となっている。

  2006/05/26

• 196ページ目 【作曲】　楽曲を創作すること

  俺は、その昔にバンドを組んだりして演奏していた。主にドラムを担当していたのだが、一度だけボーカリストとして学園祭のステージに立ったことがある。その当時のビデオを、この前の宴会の時に友達全員と観たのだが、それはそれは恥ずかしいものであった。しかもバンド名が“ＲＥＤ ＦＬＡＧ”つまりは“赤旗”なんであって、その学園祭（外語学校）の学校の教師からはブーイングの嵐を受けるような名前は基より、その演奏力の低さからもブーイングが起きそうな雰囲気まで醸し出すと云う、とんでもないバンドだったから恥の上塗りの感は否めなかったりもしたのであった。そのバンドで無謀な事にオリジナル曲も創ったのだが、それを演奏してしまう辺りが若気の至りでもあったりするのだ。まぁ恥は掻き捨てとも云うし、この学園祭１回限りのバンドだったので、痛くも痒くもないのが救いではあるのだが。で、そのオリジナル曲なのだが、再度聴いてみると結構出来栄えが良いのに最近気がついたのだ。だからしてセルフカバー宜しく、俺の下手なギター演奏で弾いているうちに、だんだんと俺の中で“曲を創りたい”と云う願望が出てきたのに、自分自身で驚いている状態が最近続いている。俺はギターが下手だ。なので俺の愛するハードロック系の曲を演奏するにはかなりの無理が生ずることになる。だけど“曲を創りたい”ので、知っているコードを掛け合わせて無理矢理弾いているのだが、なんと、下手の横好きなれど何とか楽曲らしきモノが出来たりするのだから堪らない。ジャンルは勿論“パンク”だ。メロコアまでは届かないトコロがミソなんである。そうこうしている内に楽曲と云えるものが数曲出来上がってしまったのだが、今度は、その楽曲を発表したいと云う願望が沸々と出てきてしまっているから始末に負えない状況になってしまっているのだ。なので、仕方なく自宅で独り悶々とギターを弾きながら、ドラムの足のパートだけ叩いたりしているのだが、これが結構難しくて、大道芸人を尊敬している自分がここに居るのだが、そんな光景を目の当たりにしている家族からは、当然ながら白い目で見られていたりもする。嗚呼、溜息ばかりが出る今日この頃なんである。

  2006/04/16

• 191ページ目 【性】　生まれつきの性質　ならわし　習慣

  俺が本格的にロックに目覚めたきっかけは“世良公則＆ＴＷＩＳＴ”の“宿無し”と云う名曲だったのだが、その“世良公則＆ＴＷＩＳＴ”の代表曲の中に【性】なる楽曲があった。１９７８年末～１９７９年初頭にかけてヒットしたのだが、当時の俺（小学五年）は【性】について多感な時期でもあり、この何とも刺激的なタイトルにぶちのめされたのであった。また、歌詞の内容も小学五年の俺には過激で、この歌詞の情景を想像しながら悶々としていたことも憶えている。また、当時の俺は受験前の勉強疲れでくたばってしまった時は大音量で“世良公則＆ＴＷＩＳＴ”の曲を聴いてストレスを発散させていたのだが、この【性】だけは、大音量で流すのを躊躇した想い出もある。で、その歌詞なのだが・・・＝＝＝＝＝＝＝＝Ｗｏｗｏｈ Ｗｏｗｏｈ Ｗｏｗｏｈ耐え切れず　落とした涙このまま酔わせてよ今夜は２人　飲んでいたいワ灯りは　消してよ心まで月に　溶けてしまいそう大人よ　あんたは小娘（おんな）よ　あたいは死ぬ程　死ぬ程　本気で惚れちまうＷｏｗｏｈ Ｗｏｗｏｈ Ｗｏｗｏｈ耐え切れず　落とした涙＝＝＝＝＝＝＝＝とある冬の塾帰り・・・ツイストの大ファンだった俺は、ワクワクしながら“ＴＷＩＳＴ”の新曲【性】を購入したのだ。そして、「どんな曲かなぁ」なんて呑気に考えながら、買ってきたばかりのレコードをターンテーブルに乗せ、耳を済ませていた・・・すると、いきなり“Ｗｏｗｏｈ Ｗｏｗｏｈ ”である。ドーナッツ盤バージョンの出だしは、これだったのだ。しばらくすると・・・“灯りは　消してよ”“耐え切れず　落とした涙”と来たから堪らない。ようやくセックスとは何ぞやと云うことを認識した時に、この歌詞だ。性の目覚めを体現している最中の少年を翻弄させるには十分過ぎるほどの内容であることは、この歌詞を読めば一目瞭然なのであろう。もう、頭の中は【性】【性】【性】【性】【性】の１色状態だ。しかも大ヒット曲であるからして、別にレコードを掛けなくとも、否が応でもラジオやテレビから容赦なく聞こえてくるのだ。＝＝＝＝＝＝＝＝＝こうして小学五年の時に、今の俺の原型が出来上がったと言っても過言ではない。それを証拠に、未だに“ロックンロール”が大好きで“女の子”も大好物だ。この二つが無かったら俺は死んでしまうだろう。それほどまでに俺は“世良公則＆ＴＷＩＳＴ”に影響されていると云うことの裏付けにもなるのだが、この事を世良さんが知ったとしても“単なる迷惑”であろう事は想像に難くないのが、少し悔しかったりするのだ。それにしても、音楽の影響力ってのは、計り知れない程に大きい事を再認識した次第である。そう考えると、俺の子供達はクリスマスを迎えると“捕虜収容所”の大ヒットナンバーを一生思い浮かべる事になるので、親として・・・少しだけ後悔してたりもするのであった。わはは。

  2006/04/11

• 187ページ目 【最高】　最も高いこと　一番よいこと

  昨日は【最悪】についてだったのだが、運良く187ページ目には 【最高】たる単語があったので、今回の旅の友は【最高】にて。 俺にとっての【最高】とは何ぞや！？と考えてみる。 その昔、ロックを演る人間の常套句として“セックス・ドラッグ・ロックンロール”なるものがあった。要するに「オメコとラリリとロックは【最高】に気持ちいいモンだ」と云うことなのだが、それを実践するのは大変だったりするのが現状だ。 まず、一番最初の“セックス”だって、相手が居なければ、お話しにもならないのだから、やはり実践するのは大変なんである。なまじ相手が居たとしても、相手にだって感情や気分はあるのだから、毎回楽しめるワケでもなかったりするのだ。 続いて“ドラッグ”だ。 昨今は、比較的簡単に入手できたりするのだが、やはり大都市に住んでいる者以外にとっては“簡単に手に入る代物”だはない。更には、そのドラッグによってはラリリ方にて楽しめなかったりするものもある。だから一概に気持ちいいモノとは言い切れなかったりするのだ。 最後の“ロックンロール”は相手が居るワケでもなく、ヤバめな体験をせずとも購入できたり楽しめたり出来る、唯一の“自己完結型”の快楽手段だ。そういった観点から考えても、やはり音楽は【最高】に素晴らしい文明なのだとつくづく思うのだ。 音楽と云えば、今頃になって、ようやく“DEPAPEPE”なるギターデュオの旋律にハマってしまっているのだが、よくよく聴いてみて気付いたことがある。 これはあくまでも俺の主観であって、他人にトヤカク言われたくないのだが、俺は、この “DEPAPEPE”の音楽を聴いて・・・ 「これって“GONTITI”の楽曲を “Michael Schenker”がアレンジして演奏したら、こんな感じになるんとちゃうのん？」 と思ったのだった。で、 早速ipodに“GONTITI”と“Michael Schenker”と“DEPAPEPE”をぶち込んで、車中で聴き比べてみたのだが、やはり楽曲の雰囲気（一部）は“ GONTITI”に似ており、ギター奏法、特にソロパートの“タメ”の部分の雰囲気やカッティングに“Michael Schenker”（特にＵＦＯ時代の初期のアコギプレイ）のフレバーを感じるのであった。 俺は“Michael Schenker”は勿論、“GONTITI”も大好物だ。だから、その両者のオイシイ部分を持つ“DEPAPEPE”を大好きになるのは自然の流れとも云えるだろう。 やっぱり音楽って【最高】に良いよな。 早速、今から某・国営放送の番組でも観て、音楽の練習でも始めようかな（笑） 　　　　　　　　　↓　↓　↓ http://www.nhk.or.jp/syumiyuuyuu/e_guitar.html てか、先日、テレビのチャンネルを適当に合わせていたら、偶然この番組を発見して、思わず見入ってしまっていた姿を嫁に見られて、恥ずかしい思いを致しました（苦笑）

  2006/04/07

• 151ページ目 【現象】　現れた形・状態　感覚によって認識される形象

  俺にとって【現象】と云えば、やはり“UFO”のアルバムだ。もう、この中の楽曲は、俺にとってのアンセムで、今をもってしてバイブルなんである。特に“Doctor Doctor”は、かれこれ２６年間、一週間に一度は聴いているくらいに名曲なのだ。この曲はマイケル・シェンカーが弾いているにも関わらず“ギターソロ”が無い。あのマイケル・シェンカーなのに！とはいえ、やはりマイケル・シェンカーなので、ライブではエンディングに弾きまくるのだが。それにしても、このアルバム、今から３２年前の１９７４年の作品なのだが、未だに愛され続けている名盤なのだ。俺が好きだから、とかの贔屓目なしにである。なので未だに廃盤でもなく、逆にリマスターされて再販されたりもしているのだ。今から３２年前の俺はと云うと、まだ七才なのだが、当時の俺が聴いても“Doctor Doctor”には惚れていたと思う。音楽ってのは素晴らしい。「時代を超えて」ってのは、アリキタリなフレーズだが、まさにその通りだと思う。なんか、今回は“集英社【新修】国語漢和辞典への旅”になっていないが、今日はこれにて。最後に。もし2,000円位の余裕があれば、是非とも“UFO”のアルバム【現象】を購入し“Doctor Doctor”を聴いて頂きたい。それほどまでにオススメです。

  2006/03/02

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  144ページ目 【化身】　神仏が人間の姿になって現れたもの

  【化身】と云えば“ W.A.S.P.”！！“ W.A.S.P.”と云えば【悪魔の化身】　↓　↓　↓ちなみに、こんな格好が彼らの正装！！　↓　↓　↓この写真を見て“失笑”したでしょ？しかし・・・このバンド、見た目の仰々しさで損をした典型的なバンドなんであって、音楽性においては優れたバンドなのだ。まぁ、執り立ててギターのテクニックが悶絶する程に巧いとか、そんな事は決してないのだが、彼等の追及する“サウンド”と“エンターテインメント性”は、その容姿とは対照的に“正統派”で、物凄く素晴らしいものだった。まぁ、上の写真のボーカル（Blackie Lawless）の声が、一種独特なダミ声だったため、生理的に嫌いって人も多数いるとは思われるが、彼等の奏でる楽曲は“ロックンロール”の王道なので、非常にキャッチーで聴きやすい。ホント、見た目で損したバンドだよな。また、この“ W.A.S.P.”と同じような事がデーモン小暮、率いる“聖飢魔２”（２の部分は本当は違うのだが“機種依存文字”との事で入力エラーだってさ）にも云える。彼らの演奏能力は、かなり高レベルだ。ボーカルだってオペラも歌える位に上手い。ギターだって大橋氏からの歴代リードギタリストは全員技巧派だ。でも、あの容姿に、あの言動。勿体無いよなぁ。まっ、今日はこれだけ。なぜかって？俺の勤める会社のホムペ作りを任されて、死にそうなのでゴザイマス（涙）それこそ【化身】にでも来てもらって、手伝ってほしい位に・・・

  2006/02/23

• 112ページ目 【旧式】　古いかた　古くさいこと

  俺が、すでに【旧式】だからか、何かにつけ【旧式】の方が好きな場合が多い。例えば、俺の大好きな車種としてＲＸ－７が挙げられるのだが、やはり初代ＲＸ－７（SA22C）が一番好きな形なのだ。あまりの好きさに初代ＲＸ－７を７台も乗り継いだ程だ。それに今、流行りの“戦艦大和”（not宇宙戦艦）なんかも【旧式】つまりは副砲の数が多い方が好きだ。戦闘力とかの問題では無くデザインとして。ちなみに同型の戦艦“武蔵”や“戦艦大和”の型で造った“空母・信濃”がプラモデルでも人気が無いのは残念だ。と、ヲタクみたいな発言ばかりを繰り返していても、ヲタク以外には理解出来ない話なので閑話休題。ここは俺らしく“ハードロック＆ヘヴィメタル”の話で【旧式】での旅を続けたいと思う。ん！？それって、またヲタク話じゃん！！等の突っ込みは要りません。“ハードロック＆ヘヴィメタル”ヲタクなんだから仕方が無いのだ。“ハードロック＆ヘヴィメタル”での【旧式】と云えば６０年代後期～７０年代前期にかけての“ディープパープル”や“ブラックサバス”や“レッドツェッペリン”はたまた“クリーム”なんかが活躍していた時期の話題と思われるかも知れないが、流石に俺も生まれたばかりの出来事でリアルな体験をしていないので、この時代の事は語れないのだ。残念ながら。と、いう事で、俺で云う“ハードロック＆ヘヴィメタル”での【旧式】とは、やはりＮＷＯＢＨＭ以降を示す。すなわち７０年代後期～８０年代前期とＬＡメタルなる新語が出来るほどに一大ムーブメントとなった８０年代前期～９０年代前期の期間なのだ。だから、その後に一大勢力となった“スケートロック”“スラッシュメタル”“オルタネイティブ”なんかに属するバンドも含まれないのでアシカラズ。と、ここまで書いて熱くなっている自分を、発見した。たった今だ。今のガキは“クール”が格好良いと称されているらしい。“クール”と“冷めている”“無関心”なんかは違うのだが、そんな事は御構い無しで、ひたすら格好付けの為に“クール”を装う。こんなヲタクみたいな発言でも、すぐに熱くなる俺は、やはり【旧式】の人間なのだろう。なんか、そんな事を考えていると、もう書く気になれなくなってしまったので、この ヲタク話の続きは次回にでも。

  2006/01/22

• 102ページ目　【聴く】　注意してきく　承知する　ゆるす

  “きく”と云っても色々な漢字がある。当然、その分の意味合いが其々にあって用途も違ってくる。【聴く】ならば、主に音楽を“きく”時に用いる。【聞く】ならば、耳に入れる、入る場合。【訊く】ならば、質問や尋ねる場合。聞きただす時。【効く】ならば、薬などの効き目。効果。【利く】ならば、物などで便利なとき。役に立つ【 菊 】ならば、枚方の大菊人形。アナルの隠語だろう。最後は関西人フレバーをキカせましたが、何か？と、こんなにある“きく”の中から【聴く】を選んだのは、やはり俺が“ＲＯＣＫ”好きだからなのである。しかし、自宅では“ＲＯＣＫ”を【聴く】事が少なくなった。“ＲＯＣＫ”を【聴く】場所は、もっぱら車中になってしまっている。だからといって、自宅では音楽を聴かないのかと云うと、そうでもない。俺の自宅のオーディオ機器からは、年中休むことなく“ハードロック”や“ヘヴィメタル”、そして時には“メロコア”“パンク”や“民族音楽”が流れている。しかも、リビングにはＣＳ放送のＵＳＥＮ440の“Ｂ２１ｃｈ”が流れている状態だ。では、なぜ“聴かない”と表記したのか。それは“ＲＯＣＫ”を【聴く】のではなく“ＲＯＣＫ”を【観る】ほうが主体になってきたのである。現に、こうやってブログを書いている時にも、ＴＶモニターには“ハノイロックス”のクリップが流れていて、俺のそばにはエレキギターが置いてある状態だ。おっ！？今は“ハノイロックス”からグレック・ジェフリア率いる“HOUSE OF LORDS”に変わった！という事は、このデータは“SONY musicTV”だな。・・・てな感じの日常を送っている状態だ。その昔なら、ビデオデッキにカセットの入れ替えをしなければならず、いちいち面倒だったものだが、今ならＤＶＤのハードに落としておけば、スイッチひとつで好きな音楽を楽しめる。ましてや“早送り”や“巻き戻し”なんかしなくても頭出しが一発なので、至極便利なのだから、ますます俺の自宅ＴＶのモニターは“音楽再生モニター”になってしまう。あぁ、楽チン楽チン・・・などと呑気に構えている場合ではないのだ。実は。なぜかと云うと“ＲＯＣＫ”を【聴く】時代のときの俺と“ＲＯＣＫ”を【観る】ようになってしまってからの俺では感受性があきらかに違うのである。“ＲＯＣＫ”を【観る】ようになってしまってからの俺は“想像力”が貧弱になってしまっているのが、自分自身で手に取るように分かるのだ。昔、ＬＰ盤に針を落とす瞬間は毎回必ず多少の緊張感を持っていたし、それによって【聴く】体制を整えていたりした。要するに気構えて音楽を聴いていたので、一音一音聴き漏らさなかったし、その分“感動”も一入だった。それが今では気楽に再生出来るので、緊張感も持たずに聴いてしまう。仕舞いには楽曲自体を“聞き逃す”事態に陥ったりもしているのだ。これは忌々しき事だ。音楽は“ココロ”で楽しむものだと云う俺のポリシーに反するではないか。そう云えば昨年、西新宿のブートレック売り場にて、俺の同志であり悪友でもあるＨ氏が言っていたフレーズに、こんなのがある。「俺はＤＶＤとかの観るってのはアカンねん。やっぱりロックは全身で聴くモンやで。そのほうが熱くなれるやん」全くもって御名答である。これからはＨ氏を見習って、大好きな“ＲＯＣＫ”を【観る】のではなく“ＲＯＣＫ”を【聴く】ようにしたいと思う。

  2006/01/12

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  100ページ目　【黄色い】　黄色である　声が甲高いこと

  記念すべき１００目の“集英社【新修】国語漢和辞典への旅”は、１月１０日に迎える事となりました。しかも本日の旅の道標は【黄色い】です。黄色といえば当然ながら阪神タイガース。これはきっと我が阪神タイガースの二連覇と、俺が会長を務める“全国・黄そば会”の繁栄を啓示する何かの作用でしょう。なんかメデタイ雰囲気ですな。さて、気分よく旅を進めることにしよう。今日の御題は【黄色い】だ。黄色い歓声と云えば若い女の子の叫び声だが、今回の【黄色い】は“声”の方ではなくて三原色の方の【黄色い】、すなわち“黄色”で旅出したいと思う。この黄色は、なぜか“黒”との相性が抜群だ。例えば工事現場の色、はたまた蜂の身体の模様も黄色と黒だ。当然ながら我が阪神タイガースの虎の色だってそうだし、黄そばの色だって、真っ黒な出し汁の中に黄色い中華麺が入っているから、やはり黄色と黒は相性が良いと云わざるを得ない。そのメデタクで相性の良い“黄色と黒”を全身に纏ったハードロックバンドが在るのを御存知だろうか？俺は、彼らのイデタチ云々よりも、その清涼感溢れる楽曲と、中音域をやたら強調しつつ歪ませたギターサウンドが好きでたまらなかった。だからＬＰ盤は全部購入したし、ＣＤも持っている。このバンドのことは真性ハードロック病の人間なら知っている筈だが、一般の方々は知らないだろう。ヒントとすれば“メンバー全員が重度のクリスチャン”だ。と云っても分かるワケがないか。では、そのバンドとは。STRYPER公式サイトこの公式サイトを見て頂ければ一目瞭然だろう。もう、全てが黄色と黒なのだ。ドラムセットもギターもベースもアンプも緞帳も全て“タイガースカラー”なのである。だから好きになったのではないが、やはり嫌いにはならなかったのも事実だ。折りしも、このSTRYPERが日本にてブレークした年に我が阪神タイガースが優勝したのだから、好きになる度合いに拍車が掛かったのも事実ではある。そのSTRYPERの黄色と黒の意味だが、実はと云うとあまりメデタクもないのだ。記憶が曖昧で定かではないのだが、確かイエス・キリストが鞭でシバかれたときに出来たアザが黄色と黒の模様で、それに因んでSTRYPERと命名された・・・とか何とかだったように思う。だからロゴの下には、聖書の中での記事で、それを指す章ISAIAH 53:5（旧約聖書イザヤ書53章5節のこと）と書かれているのだ。多分。と、まぁ何となく痛々しい黄色と黒ではあるのだが、その音楽性は宗教じみた歌詞以外は全て素晴らしく、未だに大好きなバンドのひとつなのである。おそらくＴＮＴなんかが好きなメタル者なら、きっと気に入ってしまうだろう。それほどまでメタル者ではなくとも、彼らのファースト“THE YELLOW AND BLACK ATTACK”（邦題・神聖紀）に収録されている“Winter Wonderland”（クリスマスソング）を聴けば、きっと気に入ってくれると思う。それほどまでにSTRYPERはオススメなのだ。閑話休題この様に“黄色と黒”の模様の物は、なぜか俺のお気に入りになってしまうのである。なんだかメチャクチャな最後のまとめ方だが、今年も我が阪神タイガースの優勝と“全国黄そば会”の繁栄と、STRYPERの再ブレークを祈って、今日の旅は終了と致します。なんだが、好きなものばかりを話題に挙げたので興奮してしまいました。

  2006/01/10

• 85ページ目　【金切り声】　甲高い声

  ハードロックやへヴィーメタルが嫌いな人にとっては俺の大好物である“ハイトーンヴォイス”が【金切り声】としか聴こえないらしい。さらに“デス声”に至っては、ただの“だみ声・嗄れ声”にしか聴こえず、嫌悪感に拍車をかけるだけなのだろうと思う。俺はマイケルシェンカーグループ（ＭＳＧ）からＨＲ/ＨＭにのめり込んでいったクチなのだが、そこの初代ボーカリスト“Gary Barden（ゲイリー･バーデン）”は、“デス声”では全然ないのだが、俗に云う“だみ声・嗄れ声”の代表みたいな人だった。このゲイリー･バーデンと云う人の世間的評価は最悪で、音痴なボーカリストの代名詞にまでなる位だった。まぁ、確かにヴィブラートなのか音程が安定していないのか判らないところやシャウトすれば声が裏返ってしまい、しかも音程まで外れてしまうと云うところが有った事は事実だが、当時の俺には全く気にならなかった“小さな出来事”のひとつであった。では、当時ＭＳＧで何に重きを置いて聴いていたかというと、当然マイケル・シェンカーのギタープレイだったので、ゲイリー･バーデンの出来はどうでもよかったと云うことになるのだ。その後、マイケル・シェンカーはボーカリストを“グラハム・ボネット”“レイ・ケネディー”“ロビン・マコーリー”“リーフ・スンディン”“デイビッド・バン・ランディング”などに変更しながらアルバムを発表するのだが、“グラハム・ボネット”の時を除き、全て“ゲイリー･バーデン”以上の作品とはならなかったのだ。それ程までにゲイリー･バーデンとマイケル・シェンカーの相性は良かったとも言えるのではないだろうか。陳腐な言葉だが、この２人には“マジック”があったのだ。そんなゲイリー･バーデンとマイケル・シェンカーが、今年になって共演し、その音源を発表したのだが（一曲だけだが）そこには俺の期待する“マジック”が残念ながらあまり感じられなかったように思う。まぁ、他人の曲のカヴァー（ゲイリームーア・Out In The Fields）なので仕方ない部分があるが、マイケル・シェンカーのギタープレイが大きく変わってしまった事が一番の原因だろうと思う。・・・ＭＳＧ関連の話になると止まらなくなってしまうので閑話休題で、【金切り声】だ。最近、俺は伊藤政則氏監修の“HARD ROCK IN VISION”なるＤＶＤで懐かしのビデオクリップを楽しんでいるのだが、その中に在る“Slaughter”と云うバンドの“Up All Night”と云う曲の虜になってしまったのだ。あまりに頻繁に流しているので、とうとう嫁のshowcoolもサビの部分を覚えてしまったのだが、先日その事で苦情を受けたのだ。内容は・・・「あの【金切り声】で歌う♪Up All Night　sleep all day♪の部分が四六時中、私の頭の中で鳴り響いてるのよっ！どうしてくれるの！！」だった。また、そんな事を言うshowcoolの口調も当然ながら【金切り声】だったのは云うまでも無いだろう。そんな時「俺はキミの【金切り声】が年中無休で頭の中で鳴り響いてるわい！」・・・と一度でもいいから勇気を持って言ってみたい。

  2005/12/18

• 83ページ目　【楽器】　音楽を演奏するために作られた器具

  生まれて一番最初に演奏した楽器は、オモチャを除くとカスタネットかタンバリンだったと思う。幼稚園の時だ。特にタンバリンを初めて叩いた時には、大人が演奏するような音が出ずに、かなり悔しい気持ちになった事を未だに覚えてる。しかし、カスタネットやタンバリンは“演奏”したと云うよりも“拍子に合わせて叩いていた”、つまりは手拍子拡声器みたいな扱いだったので、やはり演奏とは言わないだろう。では、本当の意味で一番最初に演奏した楽器は何だろう。俺は鍵盤ハーモニカ“ピアニカ”が一番最初に演奏した楽器だったように思う。この楽器も幼稚園でやらされたのだが、この幼稚園は結構本格的に“ピアニカ”をやらせる所で、ピアノ教室みたいに課題を出されたりして、真剣に取り組まなくてはいけない雰囲気だったのを覚えている。当時は嫌だった“ピアニカ”の時間も、小学校に入学したと同時に“ピアニカ”の授業で役に立ち、他の子供が演奏に四苦八苦してる間、俺は余裕で楽しく音楽の授業を受けられたりした。その後、この影響からかハーモニカも大好きになり、結構好んで演奏に取り組んだりもしていた。そういえばピアノも習っていた時期がある。期間は短かったので本格的にピアノも習っていた人達からみれば“お遊び以下”なのだが、これも楽しい思い出だ。ピアノを習っていると付き物なのが“発表会”なのだが、これは住んでいた地域の土地柄か、本格的なホールで演ったりもした。これが俺の初舞台でもあったりするので、余計に良い思い出となっているのだろう。それからはバンドを組んで“ドラム”を演奏するようになるのだけれど、これについては今までに何回も “在京関西人の憂鬱・本館”にて語ってる事なので、ここでは割愛するが、未だに演ってると云うことは、やはり元来から【楽器】を演奏するのが好きなのだろうな、と思う。だから楽器を持たずにステージに立った“外語祭”だけは、舞台に立った中での唯一の“嫌な”思い出なんだろうな。なにせ英語を習っている人達の前で、英語の歌詞の曲を演るために“ボーカル”としてステージに立ったのだから。しかも“ボーカル”なんて生まれて初めての経験だったし、練習期間は一週間。良い思い出になる訳がないのだ。　やはり、自分が【楽器】となる“ボーカル”よりも【楽器】を演奏する方が好きだ。と言いながら、明日は自分が【楽器】となる日なのです。そう。忘年会でカラオケマイクを握らなければならないのです。少し憂鬱です。六甲颪も歌えない環境なので余計に・・・

  2005/12/16

• 80ページ目　【カセットテープ】幅3.81mmの録音テープを取り扱いやすい容器に収めたもの　容易に録音・再生が出来る

  いくら俺が４０歳目前と云えども、流石に“８トラ”のカセットテープを愛用してはいない。まぁ、使った事はあるし、俺が中学の時にバイトしていたスナックでは“８トラ”のカラオケがメインで使われていたりもしたのだが。ちなみに“８トラ”はエンドレス再生、つまりは巻き戻しが要らないから、リバース時のタイムラグなんて気にしなくても、エンドレスに曲を流す事が出来たりして、結構便利だったりしたのだ。すぐにテープが伸びたり切れるのだが。さて、本題の【カセットテープ】に戻ろう。何故か【カセットテープ】を使う人々には、メーカーのこだわりを持つ者が多かったように思う。今、ＭＤやＣＤ-Ｒのメーカーに、こだわりを持っている人も多少は居るようだが、当時の【カセットテープ】のような頑固なこだわり方をする人間は圧倒的に少ないように思う。おそらく、それは品質がそれだけ高次元に均一されているから銘柄で左右されにくい事が要因だろう。【カセットテープ】では、そうには行かなかったのだ。まず、自分の使っている再生機と【カセットテープ】との相性が結構重要だったりする。しかも、同一メーカーなら相性が良いかと云えば、一概には云えなかったりするから面白い。また【カセットテープ】には通常３種類の“ポジション”と呼ばれる分類（ノーマル・ハイ・メタル）があったのだが、古い再生機には“メタルポジション”が無かったりし、それが録音出来なかったりもしたのだ。俺は当時、親の影響からか、周りの友達に比べて、少し音響機器にこだわっていた方だった。だからか、愛用の【カセットテープ】が“ＳＯＮＹ”の“ＤＵＡＤ”と云う、ウルトラマイナーな物を使用していた時期がある。この“ＳＯＮＹ”の“ＤＵＡＤ”と云う【カセットテープ】は“メタルポジション”が一般的に普及する前の段階での最高峰だったのだが“メタルポジション”が一般化したと同時に速攻で無くなったと云う、はかない命の製品だった。また、この“ＳＯＮＹ”の“ＤＵＡＤ”が誕生して“メタルテープ”により駆逐されるまでの期間が、俺の【カセットテープ】に対するこだわりが一番大きかった時期なのだ。なんか【カセットテープ】オタクみたいな文面になってしまったなぁ。まぁ、それだけ“こだわり”が持てた【カセットテープ】と云う存在と、こだわりを持っていた当時の自分は幸せだったのかもしれない、と思うのだ。今の俺はと云うと、何事についても“質より量”を選択せざるを得ない立場なので、やはり“当時の俺”は恵まれていたのは間違いない。・・・と云うよりも、何故に“俺が愛する物”は短命なのか。この事が気になって仕方が無いのだ。※参照　↓http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=326081&log=200401

  2005/12/13

• 78ページ目　【歌詞】　曲のメロディーにのせる文句　歌の文句

  曲作りで最も苦手な工程が、曲に“ボーカルライン”を組合せる作業だ。“曲の構成”とか“リフ”は“思いつき”で出来てしまう事があるのだが、その【歌詞】を曲に乗せるという行為は、なかなか難しいものだ。“ボーカルライン”から出来上がって、後にリフなんか乗せて作って行く場合もあるのだが、俺の演っている音楽はロックであるからして、やはりギターリフの格好良さや、ノリが重要となってくる。しかし一方で“ボーカルライン”が、曲の印象を決定付ける重要なファクターなのも事実なのである。昔、俺とギタリストの作ったリフで、ラフな状態の曲を作成し、それをボーカルに渡して【歌詞】と“ボーカルライン”を考えてもらった事がある。【歌詞】と“ボーカルライン”が出来上がってから、曲を練っていく魂胆だ。その時の俺の曲に対するイメージとしては“激しい”“哀愁”“熱い”といった単語が並ぶような雰囲気だったのだが、その曲にボーカリストが【歌詞】と“ボーカルライン”を乗せて持ってきたヤツを聞かせてもらったら、見事に“青春”“そよ風”“純愛”な雰囲気に変貌していて、びっくりした事がある。　それほどまで【歌詞】と“ボーカルライン”が曲のイメージを変えるとは思わなかった俺達は、ただ呆然とするだけだったのだが、ライブの日程が迫っていた為、その“ボーカルライン”と【歌詞】で曲を完成させて、ステージに立った事がある。結果としては自分のパートをしっかりとこなす事だけに力を注いだとしか言いようが無いのだが、俺とギタリスト以外のメンバーは楽しそうだったので、結果オーライなのだろう。まぁ、それよりも責任をもって俺達が最後まで曲作りをしなかったのが悪いのである。それからはと云うと、その事件がトラウマになったかどうかは不明だが、インストゥルメンタル曲ばかり作るようになってしまったのだ。まぁ、その後も俺達のバンドはボーカリストに恵まれなかったりしたので、余計にインストゥルメンタル曲ばかりになってしまったとも云えるのだが。その後、そのギタリストはファンクの世界に、俺は横ノリなロックに陶酔していったのだった。要するにその事件がトラウマになって、曲自体の出来栄えよりも、自分の演奏が楽しいと思えるジャンルに走っていったのだ。もしくは【歌詞】による表現方法を捨てたとも云えるだろう。ちなみに、その問題の歌詞の内容は・・・涙を流した分だけ、キミを幸せにしてあげるだから、もう泣くのは止めて、俺の胸に飛び込んできなよ２人出逢った場所まで、ハイウェイを２人で飛ばして駆け抜けて行こうぜone.two.three.four！※この恋なら、賭けていいさ　２人の仲、永遠だね　お前だけが　俺の命　信じてくれ二番の歌詞（忘れた）※繰り返し※繰り返しね！？唖然として呆然となっても仕方ないでしょ？？・・・アイドル歌謡じゃないんだから（涙）

  2005/12/11

• 68ページ目　【解散】　会合を終了してわかれること　団体の組織を消滅させること

  国会での【解散】は、別に悲しくも何ともなく、逆に苛立ちさえ覚えることもあるのだが、それ以外の【解散】は、やはり悲しいものだ。「普通の女の子になりたい」と言い残して【解散】したのは、キャンディーズだが、結局全員カンバックしてしまい「普通の女の子になりたい」と云う野望を彼女達自身で自ら放棄した格好になったのだが、当時のファンは【解散】する事に対して、それこそ本当に悲しんだに違いない。中には“普通の女の子”になるのだから、チャンスとばかりに自宅に押し掛けたツワモノの居たらしいが。俺の中で一番悲しい【解散】は“ツイスト”の解散だった。以前の紀行文（55ページ目【オールマイティー】編）でも記載したとおり、俺がロックに目覚めたキッカケは“世良公則＆ツイスト”（のちにツイストと改名）だった。当時の多くの女性ファンは世良氏が結婚すると同時にファンを辞めていったので、それから残ったファンってのは“真のファン”だと云う自負があったと思う。また結婚を機に去っていった“多くの女性ファン”の中には「世良なんか時代遅れ」などと悪態をつくものまで出現する始末で、さながらツイストファン＝旧体制といった図式まで成立していたのだ。そもそも俺は男性だったし、世良氏の容姿などで好きになった訳ではなく、その音楽性にてファンになったのだから、元からの“真のファン”とも云えるのだが、結婚を境に激減し、人気も下降しはじめると同時に媒体での“ツイスト”の露出も少なくなり、“真のファン”は悲しい思いをしたもんだった。“ツイスト”の音楽性と云っても、色んな楽曲を知った今となれば、その音楽性、特に独自性の低さなんかは褒められたものじゃない。しかし、当時小学生だった俺には、それでも十分に衝撃的だったのだ。虜になった俺は、全ての小遣いをレコードに費やすくらいにのめり込んでいったのだ。その“ツイスト”が【解散】すると云う事実を知った時の俺は、既に中学生になっていて、それなりに見聞も広めていたいたのだが、それでも“ツイスト”が【解散】と云う事実を受け入れるのには時間が掛かったのだ。俺は一旦好きになったものに対しては深くのめり込むタイプだ。たとえ、明らかに“自分が好きなもの”よりも“他のもの”の方が優れていようとも、意地でも初志貫徹するタイプなのだ。それは過去の日記にて四部作【2004/01/09 (金) ワシが好きになる物・事（not 人・者） Part.1～】に分けて記載したので、是非とも御覧頂きたい。そんな俺だから【解散】を重く捉えていたのかと云うと、そうでもない。時代がそうだったのである。当時は一旦発言したり行動を起こした事項について、すぐに覆す事なんて出来なかったのだ。そんな事をしたら“狼少年”よろしく、嘘吐き呼ばわりすること必至だったのだ。逆にそれだけ言葉に重みがあったし、責任も付いて回ったのだ。今は“狼少年”だらけになってしまっている。俺の大好きな“ＨＲ／ＨＭ”の世界でも、解散と再結成が当たり前となってしまっている。また、それを商売に結びつけようとしている魂胆がミエミエなバンドも多々存在する。恥を知れ・・・と言いたい。そんな世の中だからこそ、俺は初志貫徹の精神で“狼少年”にはならずに生きて行きたいと思うのだ。時代遅れと呼ばれようとも。

  2005/12/01

• 55ページ目　【オールマイティー】全知全能の神　何でも出来ること　トランプで最も強い札

  今回の御題は【オールマイティー】なのだが、俺の中での【オールマイティー】は、やはり英国産パワーメタルバンド“THE ALMIGHTY”に尽きる。一部からは“90年代パンク”と称される事もあるのだが、あの重厚の音圧とボーカルスタイルは、やはりヘヴィメタルと呼ぶに相応しいものだと思う。　まぁ、どの楽曲も殆どギターソロ（速弾）が無いってのが“90年代パンク”と云われる要因の一つだと思うのだが、強いて言うならば“ハードコアなロックンロール”とでも言うべきか。俺がロックに目覚めたキッカケは“世良公則＆ツイスト”だ。当時、まだ小学生だった俺は世良公則氏のボーカルスタイルに度肝を抜かれた。今までにもシャウトするボーカリストは見てきたのだが、大概は甲高い声で、女々しい感じがあった。しかし、世良氏のシャウトは“これぞ男”みたいなハスキーな声で、男としての自我が芽生え始めた俺には羨望の存在だったのだ。その世良氏の事を雑誌やＴＶラジオ等の媒体から情報収集していると、彼のルーツは“Rolling Stones”と“Deep Purple”だと判明したのだ。“Rolling Stones”はラジオでもよくオンエアされていたので知ってはいたのだが、“Deep Purple”の存在は小学生の俺にはまだ未開のバンドだった。当然、興味は“Deep Purple”に向く事になる。しかし、その楽曲の深さを理解できる年齢ではなかった俺は同種の違うバンドを探すこととなった。だんだん調べていくうちに“Deep Purple”のギタリストのライバル（日本での人気と云う意味）が“ＵＦＯ”の“MICHAEL SCHENKER”だと知り、一度聴いてみようと、近所の喫茶店から有線のリクエストを申し込んだのだ。電話の先で応対してくれた受付嬢に早速「ＵＦＯの曲を掛けて下さい」と言うと、受付嬢は「どの曲になさいますか？」と訊いてきたのだ。　楽曲まで知らなかった俺は「どんな曲がありますか？」などとリクエストする資格を放棄したような発言をすると、受付嬢は「ドクター・ドクターがリクエストで多い曲ですよ」と教えてくれたので、早速“Doctor Doctor”をお願いした。受付嬢は「この曲から５曲目ですよ」と言っていたから、それまでは喫茶店に居なければならない。仕方なく、もう一杯ミックスジュースを頼む俺。なんとなく落ち着かずにトイレに行ったりしていると、程なくして運命の５曲目が流れようとする時間となった。さぁ、待ちに待った５曲目だ。固唾を呑んでＪＢＬスピーカーの方向を凝視する俺。明らかに胸が高鳴っている。そんな状況で、そこから流れ出る、期待の５曲目は・・・なんと、物悲しい旋律を爪弾くアルペジオだった。「ん？曲数を数え間違えたのかな。次かぁ」咄嗟に俺は、そう考えた。俺の中での“Doctor Doctor”と云う曲は、ギターがギンギンで激しいロックと決め付けていたからだ。なんたって“Deep Purple”のギタリストのライバル“MICHAEL SCHENKER”の曲だから絶対にそうだと確信していたのだ。それでも“期待ハズレな５曲目”は流れている。やがて、アルペジオが終わろうとした瞬間、ＪＢＬスピーカーから流れ出る“音圧”は急激に変化しはじめたのだ。「おぉっ！」二杯目のミックスジュースを置き、ＪＢＬスピーカーを見つめる俺。やがてボーカルが始まり“Doctor Doctor　please”と歌い始めた・・・やはり、この曲が“Doctor Doctor”だ。起承転結の“転”（転調）こそ無いが、“結”の部分で“Doctor Doctor　please”とリフレインされながらフェードアウトで終わる、この曲を聴き終わった瞬間から、俺は“MICHAEL SCHENKER”の虜となった。“Doctor Doctor”には期待していたギターソロは無かった。しかし英国バンド独特の湿った空気と心の内側が熱くなる高揚感を持ち合わせた、この曲はやがて俺のアンセムとなっていくのである。“MICHAEL SCHENKER”は、その後“神”と呼ばれる存在になった。“THE ALMIGHTY”と“MICHAEL SCHENKER”この二つのバンドに共通点は少ない。自称と他称の違いこそあるが、同じ“神”として今後の活動に期待したい。で、俺の今の“神”はと云うと・・・やはりshowcoolとなるのだろうか。なんだか、同じ“神”でも雲泥の差なのが玉に瑕だが、俺みたいな平民には、きっとお似合いなのだろう。ついでだから、勢いに乗って“神をも恐れぬ発言”をさせて頂く。“神”サマ（カミサン）へお願いですからホンモノの“神”の音源が買えるだけの小遣いを下さいませ。平民よりの心からのお願いで御座います。

  2005/11/18

• ７ページ目【憧れる】 思いこがれる

  正直に言って本当は憧れた人は全く居ない。今まで適当にその場の雰囲気や流れで使ったりしていたが、心の底から憧れた人は居ない。人は芸能人などの有名人に会ったりして喋るとき「憧れていたんです」なんて言う。自分が本当に思い焦がれているタレントなら正しい使い方だろうが、それほどのファンでもない時にも結構使ったりする。俺も１５歳位の頃に使った事がある。そんなに好きでもないハードロックバンドの楽屋へ知り合いのＭさんに連れて行ってもらった時だった。Ｍさんは、俺の親父の会社にアルバイトか何かで来てくれていたロン毛の人だ。当時はまだハードロックなんて世間の鼻ツマミ者で市民権なんて無かったから、聖子ちゃんカットのＭさんは大変目立っていた。目立ち過ぎて、よく絡まれたりして逃げ場が無くなり、段々と暗闇の世界に身を投じる…そんな感じの人だった。彼は当然ながらハードロックバンドを組んでいて、その仲間に結構プロのミュージシャンが居たりした。　当時、俺もバンドを組んでライブをしたりしていたので、そのライブの次の日に連れて行ってもらったのだ。そこは歌劇団で有名なタカラヅカにある音楽スタジオで、当時の新鋭バンドがレコーディングをしている最中だった。そのバンドの中にはＲやＭなんかの将来メジャーデビュー組が居たという、今思えば凄い面子のスタジオだったのだ。Ｍさんは、その中のＨのドラマーと親しく喋っていた。当時の俺みたいなロック少年には結構有名な、そのバンドのドラマーは俺もドラムをしている事を知った途端、急に優しく喋りかけてきてくれたのだ。その時、あせった俺は舞い上がり、ついつい「憧れていたんです」なんて言ってしまったのだった。本当はＭのドラムに憧れていたのに。すると彼はとても喜んでくれて、スティックさばきや上手く聞こえる叩き方なんかを必死になって俺に伝授してくれたりしたのだった。この事が未だに心の奥底で引っ掛かっている。なんか凄い嘘をついてしまったような後味の悪さにも似た感情が残っているのだ。まぁ【憧れる】ってのは【思い】が【焦（こ）がれる】と言う意味なので…その時の俺は、思いが【焦（あせ）った】と言う状態、と言う事は…【憧れる】っ事と同じような事だったのかと、今日から屁理屈を捏ねて納得しようと思う。ようやく安心して眠れる日が来るよ。

  2005/10/04

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