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行政書士の挑戦

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2006年05月12日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昼過ぎ、携帯が鳴った。「お母さんが交通事故に会われ、入院されました。」
お世話になっているアパートの管理人の方からの連絡だった。
外で、仕事中だったが、急遽病院へ駆けつけた。
病院に着くと、目の前に加害者とそのお母さんがいて、「すみません」と。
それより、母に会うべき、病室へ急いで入ると、負傷した母がいた。
その姿を見た瞬間は、元気そうだったのほっとした。
しかし、聞くと、右鎖骨、左肘、右足が骨折、他も打撲していたので、
さぞかし痛い感じだった。でも、頭は打っていないとのことだったので安心した。

加害者は、18歳の青年。自転車だった。
母は78歳で、認知症の傾向もあるし、事故の状況を聞いても、あまり覚えていない。
加害者の話を聞いても、なぜ、ぶつかったか理解できない。
母が道路を横断しようとした際の事故だったみたいだが、相手の青年によると、母が左右を確認し、自分の存在を認識したと思い、進んで行った所、母が横断を停止せず進んだので、ブレーキが間に合わずぶつかったという。

事故現場を見ても、なぜ、ぶつかったかわからない。母にも、過失があるかもしれないが、動作の鈍い年寄りは、反射的によけることができない。その分、車等は、子供や年寄りを見かけたら通常以上の気をつけなければならない。自転車は、普段、そんなにスピードを出していない。だから、前方に人を確認したら簡単に徐行できるはずだ。だから人とぶつかる可能性は少ない。しかし、時と場合によっては、そうはいかない。

日頃、交通事故の相談を受け、処理をしているが、いざ、我が身内となると、やりにくい。
特に相手が車やバイクでなく、自転車なので尚更だ。自賠責保険がない事故なのだ。
相手にいろいろ要求するにしても、他人の相談みたいにはできない。まあそれ相応なことしかできないだろう。
でも、なによりも早く治って欲しい。それだけだ。


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Last updated  2006年05月17日 17時59分58秒
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