自称・漫画ソムリエのひとごと

こんにちは、酢モツです。

今日発売のヤングキングアワーズGHで
ISUTOSHI先生の新連載『美味しいエルフ』が始まっていました。

ただ、ISUTOSHI先生ファンの私としては

コレじゃないんだよなぁ…

という思いが強かったです。
私が読みたかったのはモチロン


愛気ーS　（9）【電子書籍】[ ISUTOSHI ]

これの続きが読みたかった。
『愛気ーS』ではアメリカの人体兵器研究所らしき建物を
滅茶苦茶にして立ち去るようなエンディング。
主人公の國俊もまだ100％の力を取り戻せていないし、
烏丸も何をしているのかわからないので、
まだ他にもやることがあるんじゃないかと思い
続編がでるのを楽しみにしていました。

しかしこの後の連載は
『フューリーズ　虚空の銀翼』が始まってしまいました。
格闘漫画の『愛気』とは打って変わり
亜人達が旧式の軍用機で空を駆け巡る
空挺バトルアクション漫画でした。

ISUTOSHI先生は飛行機とかそういうのを描きたかったのか、
描き込みなどがすごかった印象です。
最新の戦闘機ではなく第二次世界大戦で使用されていたような
古い機体が歴戦の猛者という感じがしてよかったです。
ただ、設定やストーリーなどはあやふやで
全体的によくわからないまま終わってしまった。
最後の方はドッグファイトするのではなく
飛行機に乗っていない事のほうが多かった。
亜人達の内情を語る場面が多く、
ようやく設定を理解し始めたところで
打ち切りの様な終わり方をしてしまったのが残念です。

と、終わってしまったものを嘆いてもしょうがないです。
なので次こそ『愛気』か!?
と思ったらまた別の作品でした。

新連載の『美味しいエルフ』は
『フューリーズ　虚空の銀翼』と違いわかりやすい設定でした。

異世界の人が現実世界のおにぎりなどを食べると強くなる。
だからそれを求めて旅をするという単純な設定。
異世界と現実世界を行き来できる青年が主人公なのかな？
彼を通じて食べ物を手に入れるような内容で面白かったです。

これはちょっと人気がでそうだなぁ。
ファンとして人気が出ることは嬉しいことですが、
出たら出たで『愛気』の続編が読めなくなるというジレンマ。
これはもう気長に待つしかないですね。


人気の規模が違うので比べ物にはなりませんが
『ハヤテのごとく！』が終わって
次の『トニカクカワイイ』が出るとき、

ファンが求めてるのは『ハヤテのごとく！２』だ！

という『かくしごと』の久米田先生のコラムに
かなり共感してしまいました。
まぁこれは、年を取ると

新しい物を受け入れられなくなってきている

という証拠でもありますけどね。

続編ばかりを望まず新しい漫画を発掘できるよう
いろんなジャンルの漫画を読んでいこうと思います。


ではまた次の漫画でお会いしましょう。