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先日、連休も近づき、あたふたしながら毎日の仕事に追われ、何とか峠が見えてきてますが、
相変わらず、ありがたいことに問い合わせや見積りの電話はかかってきます。 お客様には申し訳無いのですが、連休前の仕事は、もう手一杯なので、連休後の予定を 立てさせてもらっています。 そんな中、今朝も朝一番に、若久のお客様宅の畳表替えと襖の張替えに向かいました。 こちらのお宅は、以前、クロスの張替えをご注文頂いたかたなので、見積りもスムーズに 終わり、良い品物を使っていただけました。 畳と襖を引き取り、夕方納めの約束をして、工場に戻り、襖の引き手をはずし、フチをはずし 調整をして新しい紙を断ち、張ります。 先に襖を張ることで、後で仕上げる畳と一緒に納めることが出来るのです。 しかし、畳と襖の同時納めはよほど、時間を計算して行わないと、逆にお客様にご迷惑を かけることになります。 襖を張り上げて、干し上げる時間に、畳を仕上げることは、指南の技なのです。 途中で注文や見積もり、問い合わせの電話が入ったり、来客でもあれば時間を取られ、どちらも 仕上がりません。 逆に、一日で、畳と襖が同時に仕上がれば、お客様は一度で済むので、喜ばれますし どちらも仕上がりが良く、短時間で出来れば、腕の良い職人と思われます。 ウチとしても連休前で、忙しく、いやおうにもスピードアップしなくては、裁けず、しかし 手も抜けない状態で、毎日の残業になります。 出来ましたら、お客様に早く、良い出来の品物をお届けしたいと思い、日夜、イメージトレーニング をしながら、少しでも早く良く出来る施工方法を考えています。 それは、早く、良い出来で仕上げた時のお客様の嬉しそうなお顔が忘れられないからです。 また、見たいからなのです。 お客様の、嬉しそうなお顔を見るのは、職人冥利に尽きるのです。 その為の努力でしたら、体力だろうと気力だろうと惜しみません。 本日も、お客様の嬉しいお顔を見たいため、途中枚数の多い、襖の配達をはさみながら、 若久のお客様の、畳と襖を何とか同時に仕上げ、夕方前には納め終わり、お客様から 「今日畳も襖も出来るとは思っていなかったから、助かったわぁー、急に今夜、お客様が 見える事になってたので本当によかったわぁー。」 と大満足のご様子で、お客様の嬉しい笑顔を又見ることが出来て、本日も仕事冥利に尽きる 良い一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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