仕事の山を越えたと思っていた先日の大きな施工の後にすっかり、連休モードに気分がなりかけ
連休までの残りの時間を、溜めていたデスクワークである、顧客帳簿つけや仕事の整理に
あてようと思い、用意をしていました。

所が、朝からお客様からの電話で

「お客様が急遽来られるので、無理なお願いですが、畳替え出来ますか？」

との電話に、ウチの前からのお得意様ということもあり、お引き受けしました。
枚数もそんなに多くないし数時間あれば・・・と考えてましたが、その後も連休前に畳を
引き取りに来てもらいたい、と知合いの工務店さんの電話がありました。

工務店さんは連休中に施工するので、その前に畳を表替えして、連休後に敷き込んでほしい。
との注文でした。
こうなると、帳簿つけところではありません、連休モードを仕事モードに切り返してもう一頑張り
しなければ、休めません。

畳を引き取りに行ったり、工場で施工したりしていると、夕方ごろお客様が来店されて

「連休中は休みですよね？」

と聞かれましたので、2.3.4.5日は休むことを伝えると、連休明け一番に襖を張替えて欲しいとの
注文を受けました。

考えてみれば、お客様も仕事をされている方や、お店をしている方もおられ、連休中にしか
畳替えや襖替えが出来ない方々も沢山おられるのではと思い、忙しいこの時代に相手の休みや
時間にどこまで自分が合わせて仕事が出来るのかが、今後のウチの課題と思い、これからも
激化していくと思われるサービス業を営む私としては正面から立ち向かっていかなければ
ならない問題として、熱くなる思いです。

電話による注文で、連休ギリギリまで仕事で詰まり、へたすると、連休も仕事になる恐れも出て
きたので家族との連休中の約束もあり、4日間だけは、絶対にキープして休みます。

とはいえ、溜まっている顧客帳場もおろそかにはできず、結局工場での作業が終了してから2Ｆの
事務所に缶詰になり、夜遅くまでのデスクワークをこなさねばならない私でした。
明日も早朝から、デスクワークを終わらせなければ、連休所ではなく、焦りながらも疲れからか
作業がはかどらなく、もどかしい思いで頑張っています。

５月3.4.5日分の日記は６日にまとめて掲載いたします。
皆様良い連休をお過ごし下さい。

　　　　　　　犬童たたみ・ふすま店
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　店主　　犬童　寿