カテゴリ:中国古典に関する本
![]() 小人の過つや必ず文(かざ)る (小人というのは失敗をすると、必ず言い訳をしたりとりつくろったりするものだ) (P99) これは、孔子の弟子、子夏が語った言葉ですが、この言葉について著者は次のように書いています。 「文る」のがよくないのは、失敗をとりつくろってばかりいると、失敗した本当の原因がいつまでたってもつかめないからである。原因がつかめない以上、同じ失敗を二度、三度とくり返す恐れがある。また、失敗したことをしっかり見すえて反省しないのでは、人間としての進歩も向上も期待できない。(P99より) 失敗すると言い訳をしたくなってしまうときがあります。しかし、著者が書いているように、言い訳をしてしまうと次への成長につながらなくなってしまうのですね。言い訳をせずに、しっかりと反省して、次に生かす、という姿勢を心がけていきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 5, 2007 11:13:45 PM
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