カテゴリ:小説
![]() さまよう刃 この本は、会社の上司が買っていたのを見て、私も読んでみようと思いました。上司の友達が、とても良かったと言っていたとのことだったのです。実は、私も図書館で借りてみたことがあったのですが、何か重そうな雰囲気があって…。読み出すに至らなかったのですが、今回は読み始めたら止まらずに一気に読み終えてしまいました。 娘の命を少年たちに奪われてしまった父親が、彼らへの復讐を考え、追っていくという話です。この話の中には、少年法の問題の他にも、様々な人間模様が描かれていて、非常に深い内容でした。 読んだあとは、すっきり、という感じではなかったのですが、多くのことを考えさせられました。特に、娘の命を奪われた父親である長峰の気持ちが、痛いほど伝わってきたのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 3, 2008 11:54:24 PM
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