カテゴリ:安見児十誦綺
S小学校に寄付した『入門編イディオム』36冊。
2019年3月13日、水曜日。
10時過ぎ、ゆうじ君が暇そうにしていたので、近くのS小学校まで連れて行くことにした。私にはある考えがあった。2019年を迎えるにあたり、リビングを片付けるときに大まかな荷物を隣のパソコンルームに移動させた。6畳の部屋なのに、床が1畳ほど見えなくなってしまった。 『そうだ、セミダブルベッドの下の空間を有効活用しよう』 荷物を減らすことにした。
私は今の市に転任してから3校を経験して退職した。それぞれ、8年、2年、11年勤めている。全体で4校目、今の市で2校目の学校はたった2年間しか勤務しなかった。その時に持った学年が6年→4年だった。 6年生を持った時には、私のクラスの中に『私設英語クラブ・マラソンクラブ・算数クラブ・日本史クラブ』を創設した。必ず1つは入るようにさせた。 夏休みに10日間、1回3時間、希望者を学校に呼んでいろいろと試した。結果、4つは無理だと悟り、2学期は算数クラブとマラソンクラブだけを残した。 算数クラブは娘が小学校2年生の時に家でやらせた『小学生向けの高度な問題4問×100枚』を改訂したものだった。単純な計算問題を省いて全問文章題にしたのかな?? 鶴亀問題など、学校の教科書には載っていない問題を多く含んでいる。 マラソンクラブの活動は、下校時に15分間走または1000m走を走るものだった。自由参加だったので、他のクラスで興味のある子も走っていた。
次の年、4年生を持っているとき、夏休みに9日間補修をした。 『やっぱり英語を教えたい』 当時、私は『熟語を含んだ英文を数多く覚えることが将来的に役立つのではないか』という思いを強く持っていた。 そこで、『アルク出版社のパワーイディオムズ』の全10巻の中の《入門編レベル1・600語》(例文・CD付き)をクラスの人数分(36冊)買った。 私用には《全10巻・入門~最上級レベル》を買った。
夏休みの補習は希望者のみ参加。力のある子が苦労している。 『これはダメだ』 普段の授業で英語を教えることは諦めた。但し、3学期だったか、全校集会での出し物で、《4年全体(・・・と言っても2クラス)で英語版ごんぎつねの発表会》をした。
(1冊1200円+税)×36冊分のお金は全く無駄金となった。勿論、私の自腹だ。 そのような苦い思い出のある本。今となっては一つの思い出だが、テキストには愛着が無い。物を置くスペースが欲しい。 N小学校やO小学校で同勤したS小学校の校長Tは中学校の卒業式に参列して留守だった。 「11時半頃には戻って来ます」 きっと他市から転任してきた教頭Tだろう。覚えがない。 私だけなら自由が効くが、今日は時間的に無理だ。 「小学校で役に立たないのなら中学校に回してください」 そう言って、教頭Tに預かって貰った。 『捨てるには気合がいる』・・・・とても安堵した出来事だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 15, 2019 05:39:13 AM
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