映画 12日の殺人 視聴
舞台はフランス、未解決事件をベースにしたノンフィクション。21歳の女性が焼き殺された殺人事件に対し、捜査陣はゴリゴリの男性捜査員ばかり。長年連れ添った妻に恋人が出来て離婚を切り出された事で精神的に不安定になっている老捜査員の暴走や、被害者の性格か親しい間柄の男性が複数いてどれもがどこかしら壊れてる感じがするという、なかなかに厄介な案件。結局、捜査は暗礁に乗り上げ中止になったが、新たに着任した女判事により掘り起こされ再捜査に配流も結局は未解決事件のままという終わり方。責任感の強い現場担当者の班長が半人を見つけ出そうと久能の泥沼に足を突っ込んで沈んでいく有り様は、事件の捜査というのは呑まれていくものなんだなあと改めて。