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そのとき、というのは、必ず来てしまう。
来てしまった。 来てしまったが、状況も想像がつきすぎるくらいつくのだが、それでも遠く離れていることもあり、そのときが来たらどうしよう、とか、来るな、まだ来るな、などと、まだ、思ってしまう。 フロイデには、またどこかで会おう、そのときは、ボクだよって言ってね、と、かーしゃんに伝えてもらった。 そして、きのう。 今週はなんかやけに体力の消耗が激しく、配達を2軒残したところで時間調整のためしばし停車、そのまま動くのが億劫になり、休憩に突入。あと2軒で終わりなのに。 ぼけーっと目の前を眺めていると、1台の車が止まった。 ご婦人が、何回も切り返して、なるべく邪魔にならない位置に止めようとしている。 ん? 切り返しに必死なご婦人の向こう側に、ペラ耳がちらっと見えた気がした。 ペラ耳とは、肉うすで折れてるシュナオタイプの耳。 やっとこさご婦人が車を止めて降り立ち、トランクから何かを出して、車の向こう側に回りドアを開け…。 車体の下に足が見えた。 あの足は? そうなんじゃない? 近ごろ、散歩で見かけるシュナが激減していると感じているシュナ飼いとしては、非常に期待高まる。 キンキンキン! キャオキャオキャオ! おお、この声は! 間違いないだろう。しかも、二匹分じゃない? キンキンの声の方が視界に登場。 おー! シュナコだ。立ち耳のでっかい耳で、キンキン声。がっちり方の体格。シュナコそのまま! そこに勢いよくじゃれついてキャオキャオ登場したのが、シュナオ! まんまシュナオ。さっき見えた、ペラ耳の。 2匹とも成犬一歩手前くらいの大きさ。 シュナコ似の方が少し大きい。 まさに、成犬になるまで、シュナコの方が大きかった。 これはもう、シュナオとシュナコでしょう。 夢にだって出てこないのに、ふたりでそろって登場とは! フロイデがさっそく伝えてくれたのか。 こんどあうときは、ボクだよっていうでしゅよ。 しゅなこねしゅなこね、こんどはおもちかねのおうちなの。おくるま、べんしゅなの。 おやつもいっぱいもらえるんだよ。 そうか、よかったね。今度は、幸せにしてもらうんだよ。 もっとよく見たかったのだが、畑の中の道を楽しそうに歩いて行って、なかなか戻ってこない。 さすがに時間切れで、仕事に戻った。 また、あそこへ行けば、会えるかな? 遊びたいな。 でも、遠くから見るだけにしておこう。 フロイデ、伝言、ありがとう。 フロイデも、会いに来てくれたときは、言ってよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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