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どちらかというと余りメジャーな観光スポットのない、マイナーな旅であったが ツアーの参加者は以外に多く、その殆んどが定年を過ぎた高齢者であった。 東京駅から東北新幹線で仙台までいき、仙山線に乗り換えて山寺駅で下車、 立石寺を詣でてからバスで蔵王へ。強酸性の濁り温泉に入り一泊。翌日は 出羽三山のひとつである湯殿山神社へ、更に足を伸ばして羽黒山へ、 下山して酒田を経て日本海に面した湯の花温泉に1泊。翌日は最上川の川下りを 楽しみ、銀山温泉を散策して、天童市へ.林檎狩りの後、米澤へ。ここで秋田新幹線 にのり、東京駅に21時頃到着した。平日にも関わらず、秋田新幹線は満席であった。 山形には広大な庄内平野があるが、そのほかは大部分が山林である、従って神社 仏閣も殆んどが急峻な山中にある。よって参道は石段が多く、高齢者にはこたえた。 さて山寺であるが正式には「宝珠山立石寺」と言い、山門から奥の院(写真)まで1005 段の石段がある。私達老夫婦にはとても奥の院まではいけないので、参道の入り口に 近い根本中堂から引き返した。なんでも860年ごろ、慈覚大使によって開山された比叡山 延暦寺の別院だそうだ.1689年松尾芭蕉が此処を訪れ 「閑さや巌にしみいる蝉の声」 の、名句を詠んだ.大絶壁にあれだけの建造物を1000年以上も前に作った工人の技術は 今に繋がっていると思う。そして西高東低の産業の分布を考えなおし、狭い日本を有効 につかうべきである。利用頻度の低い自動車道路は完璧に整理されている。勿体無い。 次回は蔵王について語らせて頂く。デジカメはニコンのD70を、レンズは28-200mmを使った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.29 13:22:46
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