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小言幸兵衛の「徒然日記」

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2006.11.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 蔵王温泉に1泊し、翌朝8時にバスで出羽三山に向かった。今回のツアーの

目玉である出羽三山とは、羽黒山、月山、湯殿山を総称したもので、もともと

修験道の聖地であり、羽黒山にその伝統が色濃く残されている。今回は

月山には行かず湯殿山と、羽黒山に向かった。修験道は山に籠もって厳しい

修行をすることによって「しるし」を得ることを目的とした神仏が融合した

宗教である。山を神として敬う山岳信仰と、仏教、道教、陰陽道が習合した

日本独特の宗教で、開祖は役行者とされている。修験道の実践者を、修験者

または山伏という。なんとも理解しにくい宗教であるが、平安時代には盛んに

信仰された。主な霊場、社寺は全国に分布している。主なものは熊野三山

出羽三山、醍醐寺、円城寺、立山、恐山等である。

始めは湯殿山神社へいった。参道の入り口には巨大な鳥居が聳え立ち、、それを

くぐると厳しい石の階段が本殿まで登り下りして続く。本殿は社はなく、大きな岩と

温泉があるだけであった。なんとも妙な感じであった。晩秋の紅葉が美しかった。

写真は次に廻った羽黒山の有名な五重の塔である。杉の古木に囲まれた国宝の

塔は見応えがあった。羽黒山は表参道から登ると2446段の階段があり、登り切った

所に合祭殿がある。今はそこまでバスで登れるようになっている。2446段の階段は

年寄りにはとても登れない。合祭殿は誠に見事な神社であった。重厚な柱,天井

建物本体の建築の見事さに、今日の日本の物作りの原点を見た。出羽の山奥に

かかる精緻を尽くした社殿や、五重の塔を作り上げた先人の知恵と努力に頭が下がった。

旅の2日目は羽黒山から酒田に出て、湯の浜温泉に泊まった。





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Last updated  2006.11.03 11:21:32



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