ライカがデジタルカメラ「M8]を年内に発売
ドイツ製ライカは一昔前までは、35mmフィルムカメラの王者であった。戦中、戦後私のような貧乏人は触る事すら出来なかった。何しろライカ1台で新築の家が一軒建つほどの高価なものであった。イノベーションが進み、世はデジタル化になって久しい。然し伝統あるライカは頑なにデジタル化を拒んできた。しかし遂にライカカメラジャパンはM型ライカのデジタル化に踏み切った。写真の様にデザインはM型を踏襲している。1眼レフでなく、レンジファインダーである。いかにもライカらしい。最もうれしいのは1954年以降に発表されたM型ライカのバヨネト型レンズが全て使えるという事である。液晶画面は本体後部にありサイズは2.5インチである。有効画素は1030万画素で、商業用にも充分であるる。AF機能はなく、シャッターも軍幹部のダイヤルで設定する。玄人好みの設計である。11月に発売される最高級モデルは57万円以上する。同時に発売されるレンズはエルマリートMf2.8/28mmトリ・エルマーMf16-21広角、前者が約く8万、後者が43万と発表された.驚きの高価格である。10月にはライカデジタルのコンパクトカメラが松下から発売される。D-LUX 3,V-LUX 1,でライカのロゴ入りで10万前後である。このほかにも1眼レフデジタルが発売される。こちらは30万円ぐらいで、いずれも、ニコンやキャノンに比べて随分と高い。ライカマニュヤは高齢者に沢山いるが、如何にも高すぎる。現在のデジカメもその性能、価格、利便性においてピークに近い。全く発想を変えたカメラの出現も遠くは無いと思う。私の希望はソーラーバテリーにすること、記憶メモリーを1G位内蔵する事、湿気に強い事、液晶ファインダーの輝度を高める事,プリンター機能を内蔵する事、自分のパソコンに撮影と同時に電送できること、落下強度を高める事、プロ用以外のカメラには余計な機能をつけない事、連写機能を充実させる事、以上のような事を望んでいる。