2926215 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

TEA&GARDEN ちょっとひとりごと

TEA&GARDEN ちょっとひとりごと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

朝寝嬢

朝寝嬢

Freepage List

August 12, 2023
XML
カテゴリ:美術館・博物館

​​​
去る7/13に行ってきた、

​​『ルーブル美術館展 ~愛を描く』​​





​京セラ美術館​にて開催。











​​人間の根源的な感情である「愛」は、​​

古代以来、
​​​西洋美術の根幹​​なすテーマ​の一つでした。​​






ギリシア・ローマ神話を題材とする​​神話画、​​
​現実の人間の日常生活を描く​風俗画​には、​
​​​​特別な誰かに恋焦がれる神々・人々​情熱​欲望、​​​​
​​官能的な悦び、​​
​​あるいは​苦悩​​悲しみ​が、​​
様々なかたちで描かれています。





一方、
宗教画においては、​
​神が人間に注ぐ無償の愛、​​
​そして​人間が神に寄せる愛​が、​
​聖家族、キリストの磔刑、​
聖人の殉教といった主題を介して、​
信者たちに示されています。





本展では、
西洋社会における様々な愛の概念が​
絵画芸術にどのように描出されてきたのか、
ルーヴル美術館
膨大なコレクションから精選された​

73点の絵画を通して浮き彫りにします。​





​​16世紀から​19世紀半ば​まで、​​
ヨーロッパ各国の主要の画家によって​
愛の表現の諸相をひもとく、​
かつてない趣向の展覧会です。​












確かに​かつてない趣向​​だなあ。

​『愛』​がテーマで、
様々な愛の形を
ルーブルの絵画で見せていくだなんて。




​知らない画家の絵が大半​だったけど、
そんなの関係なく、
見入っちゃったわね。

^ ^










​​プロローグ  愛の発明​​





知らない画家が大半だった中で、
珍しく知ってる画家。


ブーシェ

『アモルの標的』



これがいきなりお出迎え。



ポスターにもなってるメインの絵画
いきなり登場でちょっとびっくり。

 *´艸`​​​​​​​​




3メートルくらいあるでっかい
絵画だしねー。


​​   迫力ある ! ! !​​​​









 ​ポスター​

   ↓








​第1章
愛の神のもとにー古代神話における欲望を描く​​

​​​​​​​​​​​​​​​​
ギリシア・ローマ神話の愛は、​
相手の全てを自分のものにしたいという​
​​強烈な欲望一体となっている。​​


本章では、
​このような欲望を原動力​とする​
​神々や人間の愛の展開​が、​
​絵画では​どう表現​されたのか、​
たどっていく。






​​​​​​​​​​​​
ルイ=ジャン=フランソワ・ラグルネ(兄)

『ディアネイラを略奪するケンタウロスのネッソス』




​​​ギリシア・ローマ神話​
​​英雄ヘラクレスの冒険譚​​​の一つを描いた作品。​



美貌で知られた王女ディアネイラは、
ヘラクレスの妻となった最後の人間。


ケンタウロスのネッソス
​ディアネイラを略奪​しようとしているシーンで、
裸の老人のエウェノスが
ネッソスの後躯にしがみつい
て阻止しようとしている。


また左奥にいるヘラクレスが
略奪者を射ようとしている。




・・・・・・・・。








いやこーゆーの、
​愛じゃなくて犯罪だから。​

;゚Д゚





と、
現代人はマジで思う。(苦笑)








再び登場。

ブーシェ

『プシュケとアモルの結婚』




​ブーシェ​
パステルカラーの色遣いが好きだわあ。


女性の略奪の絵なんか見た後で、
ブーシェの​​ハッピーエンドの愛の絵​​を見ると、
心が安らぐ~笑。

​^ ^;







ちなみに
​プシュケとアモルの話​​​とは・・・


​​美貌で知られた王女プシュケは、​​
​​嫉妬した女神ヴィーナスの策略により、​​
醜悪な生き物と結婚させられそうになりますが、​
​​プシュケに恋したアモルは、​​
彼女を​自分の宮殿に運びます。​


​そして
自分の姿を見ることを固く禁じつつ、​

​​夜間だけ彼女とともに過ごすという
奇妙な結婚生活を送りました。​​




しかしある晩、
​​​プシュケ
眠る夫の姿をランプの灯りで見てしまい、​​​

​怒ったアモルは飛び去ってしまいます。​


以後、
​​さすらいの旅に出たプシュケは​​
​数々の試練を乗り越えてアモルと再会し、​​
​最後は天界で結婚式をあげました。​










​​第2章 キリスト教の神のもとに​​

​​​​
​​​​​キリスト教​​における
​愛の表現​を探る。​​​



そこには、
愛する者を所有するという​
​​古代神話の愛とは対照的な、​​
愛する者のために
自分を犠牲にする愛
が見いだされる。​







サッソフェラート(本名 ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ)

『眠る幼子イエス』





​​​​​











後編に続く。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  August 12, 2023 12:58:32 PM
コメント(0) | コメントを書く


Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X