カテゴリ:美術館・博物館
去る8/3に行ってきた、
『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~』 ![]() 名古屋市博物館にて開催。 ![]() 日本を代表する漫画家の一人、 水木しげる(1922〜2015)。 彼は妖怪を題材にした作品を多数発表し、 妖怪を楽しむ文化を 現代日本に定着させました。 ![]() 2022年の生誕100周年を機に 企画された本展では、 これまで数多く開催されてきた 彼の展覧会の中で初めて、 その妖怪画創作の裏側に注目します。 ![]() 貴重な本人所蔵の妖怪関連資料や 漫画作品の原稿などを公開し、 先人たちの築いてきた妖怪世界をリスペクトしつつ さらに豊かなものに発展させた 水木しげるの仕事に迫ります。 ![]() そして、 水木しげるが描いた 妖怪画の原画が大集合! その細密かつ コミカルな筆致と独特の世界観を 存分に堪能することができます。 この夏、 私たちの周りに息づいている妖怪の姿に、 あなたも想像をふくらませてみませんか。 ぬりかべとか、 ![]() ![]() べとべとさんの人形( ?)があったわ。 ![]() ![]() これらの前で記念撮影している人、 多かった。 ^ ^; 第1章 水木しげるの妖怪人生 子どものころに、 “のんのんばあ”というおばあさんに聞いた不思議な話から 妖怪に興味を持った水木しげる。 「べとべとさん」や 「ひだる神」に遭遇した幼少期、 「塗壁」のような不思議な現象を体験した 南方最前線への出征、 そして復員してから 人気漫画家となるまでの貧乏多忙時代と、 妖怪に彩られた彼の人生をたどります。 あわせて、 水木しげるの漫画作品の貴重な原稿も展示します。 アタシ、 水木しげるの生原稿が見たくて この展覧会に来たのよね。 二年前に地元で見た この展覧会がよくて。 『水木しげる 魂の漫画展』。 | TEA&GARDEN ちょっとひとりごと - 楽天ブログ (rakuten.co.jp) でも今回は 生原稿少なくて残念××× あくまでもテーマは『妖怪』なんだよね。 今回はね。 ~_~; ![]() 第2章 古書店妖怪探訪 水木しげるは、 貸本漫画家時代から 神田の古書店街をたびたび訪れました。 創作活動の参考となる資料を探し求める中で、 鳥山石燕の『画図百鬼夜行』や 柳田國男の『妖怪談義』と出会い、 漫画連載のかたわら 自らも妖怪画を描くようになっていきます ここでは、 水木しげるの蔵書を通して、 彼に影響を与えた妖怪文化人の系譜をたどります。 水木しげるの蔵書がすごい。 とにかくすごい。 本格的。 ◎_◎; 歴史の史料に近いものを 感じてしまったほど。(苦笑) ![]() 第3章 水木しげるの妖怪工房 生涯に日本の妖怪だけで 1000点近くの妖怪画を手がけた水木しげるは、 妖怪を「昔の人の残した遺産」としてとらえ、 昔の人が感じた妖怪の「感じ」を 忠実に後世に伝えることを心がけていました。 彼はこのポリシーを実現するため、 様々な資料や手法を駆使して 妖怪に形を与えていきました。 ここでは、 水木しげるの制作手法に注目しながら 妖怪画の原画を紹介します。 水木しげるの妖怪の絵には 元絵があるという事実に、 ちょっと衝撃。 ・・・オリジナルじゃなかったんかい。 (゚Д゚; 昔の人が感じた妖怪の「感じ」を 忠実に後世に伝えるということゆえらしい のだけれども、 なんかもやもやするの、 アタシだけ・・・ ? ![]() 第4章 水木しげるの百鬼夜行 妖怪の「実存感」に こだわった水木しげるは、 気持ちや雰囲気を表すために、 妖怪が出現する場所や状況の表現を 大切にしていました。 ここでは、 全国各地の伝承に基づく 妖怪画の原画を、 山、水、里、家の四つの場所に即して 一挙に展示し、 水木しげるが描いてきた妖怪たちを 百鬼夜行のように紹介します。 この章、 妖怪画の原画が大集合。 ^ ^ アタシは妖怪に興味ないんで アレだけど、 アタシより少し上のオジサマたちが、 嬉しそーに見入ってたわね。 何人か。 エピローグ 妖怪は永遠に 水木しげるの妖怪への探究心は、 年齢を重ねるごとに強まっていきました。 精力的に妖怪研究を行い 多様な活動を展開した 最晩年までの人生をふりかえります。 鬼太郎の世界が好きな人には 楽しい展覧会なんじゃないのかな。 先述のオジサマたちのように。(笑) アタシは 鬼太郎は怖くて あまり好きじゃなかったし。 そう、 昭和の鬼太郎は 小さな女の子にはちょっと 不気味で怖かった・・・アニメだけど。 ただただ、 水木しげるの漫画の 生原稿が見たいだけだったので、 そういう人にはビミョーかも ? しれない。 ^ ^; 24日まで開催中。 あと二日。 興味のある方はお急ぎどうぞ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 22, 2023 04:42:30 PM
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