|
カテゴリ:カテゴリ未分類
まず、ポイントオブノーリターンについて説明しておかなければなりません。もちろん、タームをそのまま訳しただけでよさそうです。「引き返しの効かないポイント」と言うことです。もともとは、物理学の概念であったが、いろんなところに使われています。
ハドソン川の奇跡ではその言葉のままでよいでしょう。 バードストライクがポイントオブノーリターンだったと言えるます。 その後、空港に不時着するシナリオが提示された。ところがハドソン川に変更している。ベテラン機長の判断であった。 この事実を時間の中に組み込んでみていただきたい。時系列と言う作業になると思います。 おそらく、管制官から指定された空港に不時着させるには高度が足りていなかったと判断できる(この部分は、あくまでも推測です。) ベテラン機長はとっさにそう判断したのではないでしょうか。不時着ポイントをハドソン川に変更した最大の理由でしょう。 軟幾何学(トポロジー)またはカタストロフィー(破局)の理論の中ではポイントオブノーリターは多分「不連続点」と言い換えられると思います。本来なら、もっと上昇すべき飛行コースをバードストライクで無理になったと言うことです。 そして、その判断をしているのは計器ではなくそれらが示す情報をとっさに解析して、最適な選択をすると言う人間の側にゆだねられていると言うことです。 とっさの時、マニアル意外に選択枝があるかどうかということになる。「想定外」を「想定内」にする術でもあると思われます。 元々、マニアル二は想定できる範囲でしか記載されていないはずです。 注 この記事は以前に投稿済みになっているかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|