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坂の上の雲を見ています。前節「敵艦見ゆ」の最終に有名なt字戦法に移行するためのターンを決行したシーンが描かれていました。
面舵だか、取り舵だかはよくわからないけれど、・・・・(東郷平八郎元帥は多くを語らなかった様です)。ターンを決行している間は応戦できない事になる。つまり、相手(ここではバルチック艦隊)に無差別に攻撃できる時間を与えてしまう事になる。 十分間だった様です。 敵将の言葉に端的に表現されている。「東郷は狂ったのか」という趣旨の事です。 多くの戦術的作戦は秋山真之参謀が手がけたものでしょう。 危険を冒しても「バイ2」に持ち込みたかったと思っています。当時の艦隊戦では主砲がものを言う。そして、船の構造から前と後に備わっている。おそらく直進して対峙したのでは当初前面の主砲しか機能しないのでしょう。 次にこちらの隊列がととえば「バイ2」の他に相手が何列で進行したとしても、常に前面の数隻しか視認できない事になる。砲弾がその後に続く戦艦を狙うという事は無くなるでしょう。 距離の計測を間違えてオーバーしたものがたまたま命中しちゃう事は起こるでしょうけれど、・・。 兵力並びに装備を集中すると言う作戦である。 t字作戦をオペーレーション分析しているだけですが、何らかの舵を切らなくちゃならないタイミングになって来ているのではないでしょうか。 ターニング・ポイントだと言う事です。 日本丸の行く方向のことです。坂の上の雲と司馬先生がそんなような事を示唆しているのかもも・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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