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イントロダクション
朗らかさんがトビウオについて記載されていましたので、・・・。 漫画、実写版の「おいしんぼ」の中で、主人公(山岡)が若いとき母親と生き別れてしまった人の親を突き止める方法に採用したものはトビウオの出しの入った味噌汁であったことは多くの人たちが知っていらっしゃると思います。 どこか、大岡越前の裁きに似ているようではあるけれど(「私の子供ではないか。」と名乗り出た女性が二人いた。)、幼かった頃、飲んだ母の味噌汁とトビウオが母と引き合わせてくれたということです。漫画とは思えないストーリーに感激しました。時にトビウオはこういう力を秘めた食材であるといえる。下記にその成分的、栄養学的背景について書き記します。 九州地方に端を発したといわれている豚骨ラーメンはこの成分がベースになっているはずです。スープの中に料理人としてのこだわり(思想)が隠れているといえます。山岡さんとどこか重なってくるような気がしてならないのですが、・・・・・。 トビウオの美味しさ (人間になりたかった犬の物語より、バウリンガル仕様。) 私ったら食い物の話ばかりでよほど食い意地が張っていると思われてしまうかもしれない。この際だから、犬諸君のために伝えておきたいことがある。よい犬になってご主人さまにおねだりをしてみたら、取って置きの情報を教えてあげることにしよう。 九州地方にアゴの味付けしたものがある。商品名は(味つけアゴステック)になっていて、トビウオを味醂醤油に漬けて、冷風乾燥した後、遠赤外線で焼いたもので特産品として売られている。 お父さんは薬屋をしているのだが、お婆ちゃんが心房細動になってしまい、医者にかかったのだが薬が合わないために、吐いたり、下したり、具合が悪かったり大変な騒ぎをしたので、「トビウオがよい。」という情報をどこからか仕入れてきて、長崎の商工会議所に電話を入れて、業者を紹介していただき取り寄せた。 私もご相伴に預かることとなり一口食べたらすっかり気に入ってしまった。何で九州のほうではトビウオのことをアゴと言うのかと言えば「アゴが落ちるくらい美味しいという意味でそうつけたらしい。」それから、この成分が人間にとっても大変良いということで主人は商売品に加えてしまったので、いつも在庫があることになっている。 私は思うに犬にとってもよいものが入っているはずだ。「マメ。アゴなんか。一日に何本も食べる犬なんかいないょ。」とお姉ちゃんに言われるけれど「犬は人間の七倍はカルシュウムが必要なことぐらい知らないはずないだろう。」と反論する。「我ながら、真によい口実が出来たと思うのだ、ワン。」人間の世界でも、骨粗しょう症だとか、動脈硬化だとか、カルシウムが不足しているとかの議論があることは知っている。カルシウムパラドックスなる言葉があるらしい。化学調味料にしてしまったことも影響しているのかもしれない。その生理的なメカニズムについては良く知らない。知らなくても良い。困ったことが起きればお父さんに聞けば教えてもらえるはずである。 テレビで健康番組が増えて、何々がよいという企画が放送されている。サプリメントなどが市場に出回っているが、「私ならこのアゴを推薦しちゃうのになぁ。テレビのデレクターさんはそんな事知らないのかしら」とお父さんに言って見るが無視された。【この人何かに集中していると人(じゃなくて犬だった。)の言う事を聞いていない。】 私はお酒が飲めないが、これはお酒のつまみにしても大変喜ばれる。お父さんはたびたび晩酌のつまみにている。こういうときは私もお裾分けしていただく。飲み屋さんなんかしているとこの付けあわせに出しただけでお酒の注文量が増え、お店の売り上げが増えること請け合いである。 少々、硬めに出来ているところがみそである。ちょっと焼いてお客さんに勧めると良い。何軒かのスナックのママに買っていただいているらしい。「二軒で分けると言われって一ケース注文をいただいてきた。」「ラーメン屋さんに納品するのだ(九州地方のトンコツラーメンのタレはこれで味つけをしている。)。この地方の蕎麦屋さんなんかこの出しを使えばもっと売れるのになぁ。」「ラーメンで美人になれたり、関節痛が軽減したりする配合の仕方があるがいつか作ってお前にも食べさせてやるか。」といっていた時期がある。「美人になれるのは嬉しいが、まだ足腰は確りしている。年寄り扱いせんといて、・・・・。」と言い返したかったけれど・・・。一体何を配合するつもりでいるのかと思ってしまう。 想像するにトンコツラーメンのスープにフカヒレでも配合するつもりなのかもしれないが、値段が極端に高くなってしまうではないか。話の雰囲気ではそうでもなさそうである。私が時々ラーメンを食べる事を知っているらしい。本人の前では食べたことがないはずである。私もここのところの記憶は定かではない。さては、おねえちゃんから聞いているのかもしれない。 味つけアゴは少々硬いのでかむ事で脳細胞を刺激するので子供たちにも食べさせたほうがよさそうである。最近はやわらかい食べ物ばかり食べているので、歯並びの悪い子供たちが多くなって矯正歯科が込んでいるらしい。その費用が馬鹿にならないくらいかかる。そのくらいなら小さいうちからこのアゴを食べさせておけば、歯医者にかからなくて済むし、よい子供さんになるかもしれない。カルシウム、セレンなどが欠乏すると切れやすくなるのではないかという人が居ないこともないのである。低血糖症はしばしば頭が真っ白になって少しの間、自分のしていた事の記憶がなくなるという現象は報告されている。硬いものをかむことで歯並びは良くなるし、脳も刺激されることになるのだが、・・・・・。 今の子どもたちは過保護に育てられているのである。人間にとっても、私たちにも良い食材である。固いので歯のためにも成る。なんといっても私たちは歯が伸びてきて何かかまずにはいられなくなる時がある。むずむずしてきて変な感じがしてしまうのである。そういうときにも最適な食材である。魚の癖に空を飛ぶらしい。やわに出来ていたら着水する時に折れてしまう。魚に接骨医はいないのだ。背骨が折れてしまえば生きていられなくなるではないか。長野に住んでいるので飛んでいる所を見たことはない。海に連れて行ってもらったことがあるが、彼らにはお目にかかっていないことになる。「何年か先に人間の顔も歯が退化して変形してくるかもしれないよ。」少々、脅しがきつかったかしら・・・・・・・・。 【参考文献、人間になりたかった犬の物語。この犬は先代のマメの方です。 】 トビウオを婆さんに食べさせる理由 トビウオの栄養的な特徴としてはセレンを含むことである。科学的には硫黄に似ている元素でトビウオのほかにもカキ、小エビ、ニシン、タラなどにも含まれている。このセレニウムの血液濃度が高いほど、ガンの発生率が低いといわれ、心臓の発作防止、乳がん、筋ジストロフィー、関節炎、リウマチ、白内障などの防止や、精力増強に有効である(配合の仕方で自然物質を用いただけで当初の目的が達成できるものになるけれど、あくまで食効という範疇だろう。)。又、セレニウムはグルタチオンペルオキシターゼという酵素を作る成分で【活性酸素の功罪、活性酸素の生成、分解のプロセス、参照、特許明細書の、特に【化1】と【化3】の所である】、これが抗酸化性に富み、老化を防ぐのに役立つ。亜鉛の記述はどういうわけか乗っていない。相当含まれているはずである【生命の鎖理論1、2.知恵比べ、参照】。 そのほかにも量的には多くないが、魚類特有のEPA,DHAの成分が含まれているはずである。この成分もまた心臓及び血流に深く係わっている。オメガ-3系の脂肪酸である。 付け加えるなら、空を飛ぶように進化した過程で骨格のしっかりしたものになっているはずでしょう。そうでなければ着水した時に折れてしまう。魚には接骨医はいないのだ。カルシウムは相当取れるはずである。電子レンジで焼いて微粉末にしてふりかけとして食べさせたがトビウオ単体ではない。相乗効果を出すために混ぜるものが数種類ある。 【参考文献、健康・栄養食品辞典 監修 奥田拓道 東洋医学舎刊。「トビウオから相当含まれてはずである」までは引用させていただいています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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