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カテゴリ:国内世界遺産の旅
2007年5月3日。世界遺産の旅「紀伊山地の霊場と参詣道」
GW後半戦。ただまったく計画がたっておらず 前半のヨット合宿とその後の大学の授業で頭が一杯でした ・・・朝起きて天気も良いし、 ふと、出かけたくなったので、ともかくドライブ。 ただ当然ながら渋滞に巻き込まれたのですが、ひたすら南下 尾鷲をこえて熊野方面へ。ここまでくると、 「そうだ。世界遺産いこう」 という気になってきたので、気まぐれは確信犯となった 試験勉強中の世界遺産検定。 来月の試験なのに、いっこうに捗っていないので この際、現物をみて勉強しようと 「紀伊山地の霊場と参詣道」へGo! 42号線を走っていくと、「熊野の七里御浜」へ出た リアス式海岸の中では珍しく、延々と浜がつづいていますが 白いビーチではなく、丸い砂利が広がっております 七里の御浜は参詣道「伊勢路」を構成する景観として登録されており GWらしく、大量の鯉のぼりが風にたなびいております まだ先は長いので、さらにGo! 新宮もこえて、那智の大滝をみるため、那智勝浦まで 熊野三山として登録されている「熊野那智大社」へ 那智近辺では、補陀洛山寺と那智原始林も共に登録されており イスノキやシイ、ウラジロガシなど特有の植生が見られます 手つかずの原始林の中をクルマは上っていき、飛滝神社へ 入場料をおさめて、延命水を呑んで、奥の那智大滝へ 那智山信仰の原点であり、高さ133mもある滝は圧巻であります 日暮れ近くになってしまいましたが、熊野那智大社の見学へ もともとは大滝の滝下に社殿があったらしいですが 古代の頃に移され、「那智の火祭」はその頃から続いているらしい 大社に隣接する「青岸渡寺」は行って初めて知ったのですが インドから漂着した僧が開いたらしく、神仏習合の典型で 「西国三十三所観音巡礼」の第一番霊場だったらしい やっぱり現場を見学するのが、いちばん勉強になりますね この調子で、世界遺産検定もうまくいくといいけど・・・ ただ、試験勉強より見学の方にばかり集中しちゃってますけど ひきつづき那智大社。 那智大社境内には日本庭園と三重塔もあり、 土産物屋だけでなく民家や宿坊も満載 大滝をバックに日本庭園と三重塔なんて 宿坊に宿泊するとまた違った景色が眺められることでしょう 那智勝浦からもう少し足を伸ばせば潮岬。 串本もドルフィンベースのある太地町もすぐソコなんですよね 行きたいのはヤマヤマですが、今回はおとなの社会見学 後ろ髪をひかれる想いで、新宮市に引き返します もはや名古屋に帰る時間はないので、新宮市で宿を探しますが ビジネスホテルをまわりますが、軒並み満室で断られます ほかのホテルも紹介してもらいましたが、やはり満室 やはりGWに、当日になって宿があると思ったのが間違いだったのでしょうか 車中泊も覚悟したその時、通りがかった民宿で部屋を確保できました これで安心して、夕食をとりに出かけられます 海鮮居酒屋にはいると、名物クジラ料理が。 まず生中から。お刺身をつまみつつ、うま~~い メインは、クジラのステーキ。せっかくなんで・・・ でも、来週にはイルカと泳ぎに行くんだよね あぁ、人間って残酷ね 宿に泊まって、翌朝から本宮、高野山へ参ります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.05 22:50:08
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