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カテゴリ:エジプト世界遺産の旅
エジプト生活も終盤。
紅海のダイビングから、夜行バスsuperjetで早朝カイロに戻る ふたたびエザットさんのペンション「さくら」に帰った カイロの暮らしもあと2日しかないので、 この日はtaxiをつかまえて、サッカラ・ダハシュールに遠征する 通りに出て、つかまえたtaxiドライバーは「adel」というオッさんだった 値段交渉もそこそこに「まかしとけっ」つうんで、乗ってしまった サッカラはカイロの南。ナイル川沿いの凸凹道をtaxiは爆走する なぜ、サッカラなのかというと、「そこにピラミッドがあるからだ」なのです サッカラの階段ピラミッドは世界最古のピラミッド。 第3王朝のジェセル王によってサッカラに建設された「はじめてのピラミッド」なのです 建設を担当したジェセル王の重臣イムホテプらによって東側に向けて何度も拡張が繰り返され、 最終的には階段上の概観を持つピラミッドとして完成したのである。 ピラミッドの地下には深さ28メートルの地下室が設けられており、 王の遺体を納める玄室や、玄室を取り巻く多数の部屋、回廊が張り巡らされております 階段ピラミッドは単体ではなく、周辺の付属建造物とあわせて ピラミッド複合体(ピラミッド・コンプレックス)を形成していた。 全体を石造で建設する建造物としてはエジプト史上初ともいえるものであり、 このピラミッドの建造によってイムホテプは建築家としても名声を博した。 ん~~~。「ピラミッドの秘密」で読んだ、そのまんまだ ひきつづき、ダハシュールへ突っ走る ダハシュールの目的は、スネフェル王のピラミッドを探訪すること。 スネフェルの子供には、エジプトで最大のピラミッドを作ったクフがいる。 スネフェルは、実はクフよりも沢山ピラミッドを作っている。 彼が最初に手がけたのはメイドゥームにある父フニのもので、 階段ピラミッドから初めて真正ピラミッドに作り直させた。 その後、すぐそばに自分のピラミッドも作り さらにダハシュールに屈折ピラミッドと赤いピラミッドを作った。 ダハシュールのピラミッドは、通称「赤のピラミッド」 使われている石が、ギザのピラミッドよりも赤いのだが ちょうどよい大きさ。というより、プロポーションのいいピラミッドですね なかに潜入すると、なぜかドライバーのadelもいっしょに付いてくる ガイド気取りで、なんだか誘導してくれるが、 「ピラミッドのひみつ」で研究つくしているので、ガイドは不要 重量軽減の大回廊もしっかり残っている どっちかというと、クフ王のピラミッドより、コッチの方が好き すぐそばに、途中で石積みの角度を変更した「屈折ピラミッド」がみえる なんでも、軍の施設があるので、これ以上近寄れないらしい ほかにも、途中から崩壊してしまっている「崩れピラミッド」など ここら近辺は、ピラミッド地帯なのである そんなこんなで、ピラミッドを制覇して大満足したワタシはカイロ市内に戻る しかし、タハリール広場に着いて、相場の額で払おうとすると、 4倍の値段をドライバーがふっかけてきやがった。 広場でドライバーと大喧嘩、結局、100ポンド投げつけてバイバイしてやった。 まぁ、相場的には十分なので、それ以上文句行ってこなかったが最後の最後に腹が立った 気をとりなおして、夕陽スポットに行ってみた カイロ市内のカイロタワー。地元の人のデートスポットのような感じ どうにか夕陽で口直しして、ドライバーとの大喧嘩はリセットしたが まったく、すり寄ってくるエジプト人は、どいつもこいつもウソつきばかり 詐欺の心配なくココロ休まるのは、エザットさんのペンションだけかも・・・ エジプト生活もあと一日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.27 01:06:38
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