テーマ:暮らしを楽しむ(387795)
カテゴリ:『ティティの生活絵本』あれやこれや
ちょっとレトロな気分を味わいたくて、
東京大学の裏手にある、 弥生美術館と竹久夢二美術館に行ってきました。 弥生美術館には 高畠華宵の絵が常設してあります。 華宵の画集は何冊か持っているのですが、 以前から一度原画を見たいと思っていたのです。 高畠華宵は明治生まれの挿絵画家で、 美人画に定評があります。 掛け軸が4点ありましたが、 そのなかに、 新聞配達をしている少年の絵があり、 掛け軸としてはすごくミスマッチな感じがして、 面白かったです。 竹久夢二も掛け軸を たくさん描いていました。 なかで気に入ったのは、 女の子が人形を抱いて寝ている絵の掛け軸。 味のある筆文字が書いてあり、夢二らしい雰囲気。 かわいい感じの掛け軸で、マンションの部屋に飾っても 案外いけるかも、と思いました。 夢二の絵には文字がはいっているものが多く、 緻密な美人画の華宵とは対照的。 いうなれば、夢二って、 イラストエッセイの元祖みたいな人なんだなあ と再認識しました。 館内には「宵待草」のメロディが流れていて、 たっぷりレトロな気分を味わえました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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