カントリーの自宅SHOP「テディベアテラス」のゆみちゃんの日記  <毎日、一歩、一歩。>

2008/12/28(日)18:39

「私のカントリー」さんからお電話!?アメリカン特集でウッディパパにお声がかかりましたが・・・

テディベアテラスの一歩一歩(710)

 「私のカントリー」は、カントリーブームの草分け的存在の季刊誌です。     カントリーファンなら誰しも、読んだことがあるでしょうし、   手作りをしたり、家をカントリーインテリアにしたり、カントリーショップをしてる者には、   一度は載ってみたい憧れの雑誌です。    ゆみも、マイホームをカントリー風に建てる夢は、この雑誌から培ったものです。    当時、ゆみの家は、ゆみの実家に繋がるように建てた広いワンルームの平屋でした。    そこは自分の思い通りに白い出窓やカウンターをつけてありましたが手狭になり、    1995年くらいから、憧れのドーマー窓付き三階建てのグリーンのカントリーハウスの    デザインを始めて、試行錯誤の末、家が建ち上がったのは1997年の春でした。      そのときのバイブルも、「私のカントリー」でした。      創刊号から今まで、全てを持っています。(自慢です。)     そんないきさつの中、テディベアテラス♪に一本のお電話が。     ちょうど、公募展審査のための先生がいらして、大先生が帰られたあとで、店内に子供達も     たくさんいる時。     お店の電話は、自宅とは違うので、いつも留守電にしてあって、ゆみがお店をやっている日     だけ電話をを取るようになっています。      そんなシステムなので、以前「ディープインパクト引退記念番組の取材依頼を      すっぽかしてしまった」ことがあったのですよね。     さて電話を取ってみれば・・・      「○○社ですけど、雑誌『私のカントリー』に掲載の件でウッディパパさんに       取材したいしたいのですが・・・」という内容でした。     え?どこからウッディパパが?と、半信半疑でつい沈黙があったみたいで、     「もしもし、ウッディパパさん、ご在宅でしょうか?      あの、私のカントリー、ご存知ですか?」と聞かれました。     「あ、それはもう、よく存じ上げております。創刊号から全号持ってると思います。      あの、ここは今、テディベアテラス♪というSHOPの方でして、お客さまも      いらしているのですが・・・。改めてウッディパパからお電話しましょうか?」と言うと、     「ハイ。では簡単にご説明して、FAXしますね。」とのこと。       ちょうど、店内は、絵画の女性の先生と、子供三人を連れた近所のママさんと、       小学生が三人、クリスマスプレゼントを選んでいて、にぎやか。     本当は、改めて説明も後にして欲しかったですが、以前にもテレビだけじゃなく、     雑誌やタウン誌の取材や問い合わせが、留守電だったために機会を逃したことが     数回あったので、ここは、今せっかく繋がったのだから、と     がんばって受話器に耳を押し付けてお話を伺いました。              私のカントリーの、3月14日号の特集企画のご案内ですが、        「やっぱりアメリカンカントリーが好き」というコーナーがあります。        最近はナチュラルカントリーが主流ですが、根強いアメリカンのファンの方や        やっぱり色のある生活がいいと思う方のお問い合わせも増えて、出来た企画です。        そんな中で、ウッディパパさんが、パイン無垢材のアメリカンカントリー家具を        作っていらっしゃるという情報が入り、掲載の依頼なのですが・・・        ということでした。       ゆみは質問。        「なぜ、ウッディパパを知っていただいたのでしょうか。         実はウッディパパは、私がやっているテディベアテラスという、自宅SHOPの         専属ですので、他では出していないんですけど。」                 「読者の方の口コミがありまして、ネットで確認しましたら、         ウッディパパさんのブログに行き当たりまして、拝見させていただきました。         テラスの施工なども手がけてらっしゃるようなので、その写真と、家具の写真で         構成したいと思いますが。」        という説明でした。       なんだかドキドキするお話でしたが、店内はお客さまが会計を待たれています。       いいお話なのかもしれないけど、ゆみにとって今大事なのは、目の前でお買い物       してくださってるお客さま。       なのでいったん、「もうすぐ閉店時間になりますので、もう一度こちらから       お電話させていただいてよろしいでしょうか?」と、お電話切らせていただきました。        「では、企画資料をFAXしておきますね。」との言葉どおり、       お客さまのお買い上げをラッピングしている間に、FAXが三枚送られてきてました。      「取材なの?すごいわねー。」と、先生も言ってくださったのですが、      暗くなってお店を閉めて、よーく資料を読んでみると・・・       まさしく本物・・・ですが。       でもちょっと待ってね。 うーん、どうやら、私のカントリーの編集部の方からの       お電話ではなさそうです。      「やっぱりアメリカンカントリーが好き」という企画は確かにありました。      そんな企画の取材がテディベアテラス♪に来てくださるなら、      それはもう願ってもないお話です。       3月14日の春号に載るなら、年賀状で友達にも知らせられるし、       なんて思ったのですが、       企画は全てカラーページ、とあって、よく見れば、料金が!       ん?これは、お金の負担のいるページなんですね。       100×50などと、寸法によりお値段も違うみたいです。      あー、せっかくの白羽の矢、だったのですが、      きっとこれは、特集記事にあわせた、広告掲載の依頼なんですね。うーん。       それでも・・・      あちらが見つけてくださったことは事実ですし、      今ゆみが、OKすれば3月14日号の私のカントリーに、最大半ページまでの      ウッディパパ&テディベアテラス♪の広告が載るんです!!            もちろん、これはすっごいチャンス!!        きっと、かかるお金以上に、ステイタスなことでしょう。       「私のカントリー」に掲載! なんてTOPページに書けますし、       ゆみもいっぱい自慢しちゃうでしょうね。      夢は短い時間に目いっぱい広げて、お電話をかけました。            担当の方はとても親切でした。さっきからの時間で、テディベアテラスの公式HPも      ゆみちゃんのブログも、ざっと目を通してくださって、褒めてくださいましたし、      広告のプランも、ウッディパパの家具にはお値段も入れて、すぐに注文が来るように、      とかご配慮くださいました。          写真を数枚と、入れたい言葉を送れば、構成してくれるそうです。      ゆみは、こちらの、嬉しい気持ちは伝えましたが、お支払いのある企画なので、      一存には決められない、とお返事しました。      広告費は、やはりこの業界で一番人気の全国紙ですから、すぐに出せるような      お値段ではありません。      ウッディパパに事情を説明。「どうかな?」と相談してみました。      もし、ゆみだけで簡単に出せる費用だったら、こんな全国紙に挑戦もしてみたいですが、      その前に、友達に話してみたら、ざっと計算してくれて、      「ゆみちゃん、それって豪華食事デートが17回できるよ。」      「全国紙だけど、費用対効果は限りなくゼロ。」      「お金は有意義に使おうよ。って言うかその前に、それだけ持ってないでしょ。」      と、超現実的、厳しいお返事。     そしてウッディパパ。      「もしも反響があっても、そんな遠くの人に家具はいっぱい作れないし、       そんなところにちっちゃく名前が載るよりも、ゆみちゃんが近くにチラシを       入れた方がいいんじゃないの?」      「そういう人は、お仕事なんだから、こんな小さなお店でも、発掘したり       褒めてくれたりするけど、全国にはこんなお店いっぱいあるんだから。」      と、最初から、全然乗り気になってはくれませんでした。     みんなちゃんと、現実にしっかりと生きているんですね。     夢を追う、なんて言って、「一生の思い出に」とも思ったんですけど・・・     それは何も今じゃなくてもいいのかもね。      一応、もしかして、委託のアーティストさんたちは、自分の出してるお店が     「私のカントリー」に載ったら、嬉しいのかな?と思い、     代表してFujikoさんにも意見を聞いてみました。     ゆみがもうほとんど諦めムードになっていたのもありますが、     Fujikoさんも、「きっとまたチャンスあるから。」と、今回は見送りする方がいいと     言ってくれました。      もしかしていつの日か、口コミで、編集部から本当に取材の依頼が来るかも      知れないものね。      と、夢は語り合って・・・。          さて、お返事。     ゆみは、テディベアテラスオーナーとして、店長として、ここはきっぱりと     お断りしないといけません。      未練を引きずっても、出せるお金がありません。       もし、そのお金があったとしても、ゆみがお店の広告費につぎ込むより、       家族で旅行にでも行ったほうがいいよね、       と、自分でも思ったからです。     「わあ、残念ですね。      カントリー家具の写真を載せるだけでも、反響あったと思いますよ。」     と言っていただきましたが・・・       考えてみたら、一個ずつ手作りを、ウッディパパが一人デするのですから、       対応はムリですよね。      と言うわけで、一日で早々けりがついた、雑誌掲載騒動でした。      後悔はないです。     3月14日号、楽しみですよね~。      アメリカンカントリー いったいどんな記事になってるんでしょう?      でもきっとね、テディベアテラス♪がんばって8回目のクリスマスまで続けてきたから、      こんなお話が舞い込んだんだよね。           嬉しいお話でしたー  これからも毎日、一歩一歩。です!!          FC2 Blog Ranking 

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