|
カテゴリ:裏やまげん。
おはようございます。
高知は、気温は高めやと思うけど、爽やかな風が吹いていい天気です。 昨日、 「家の光」に対談したやつが載りましたって話を書いたので、 ウラ話を書こうと思います。 *** 対談の話を持ってきてくれたのは「家の光」編集部の 4年ほど前、私を取材しに来てくれた人でした。 話が出たのは去年のことです。 私はそれまでアーサー・ビナードさんという人をほとんど知らず (名前だけは知り合いから聞いていた)、話が出てからあわてて ネットで検索して、どーいうことをしている人なのか確認するという まあ・・これはいつものことですが。 したら、このビナードさんという人は 私より年が一つ上で、同じ7月生まれで と、勝手に親しみを覚えるのに時間かからなかったものの、 そっから後は私とは全く違う。 この人 二十歳くらいのときにアメリカから日本に来て、それから二十数年間で 詩集、エッセイ、翻訳ものなど、出した本の数がはんぱなさすぎて数えきれん (本人も数えたことがないと言っていた)。 そう、ものすごく「書く人」でありました。 その上、社会問題にするどいため、テレビにコメンテーターとして出演したり、 ラジオのパーソナリティーなんかもやったりなんかして、 こういうの、なんて言ったらいいのでしょうか(←神田三陽みたいに言ってね) 「八面六臂」?「スーパーマン」?なんか、そんな。 こんな人と私で、どんな対談になるのやら。 ネットを見ながら ヘンな緊張感がわーっと出てきて、こりゃ大変だ・・と思いました。 ひとりで取材を受けるときの方が気が楽だなあ、と。 さらに言うと 家の光編集部の企画を立てた編集者が春先に部署移動で移って行き、 会ったことのない人が担当になったことも、不安が増した理由の一つでした。 前の人は、「日本国憲法前文お国ことば訳」を読んで私に興味を持って 取材しに来てくれたのだけど、今度の人は「仕事だから」来るのだろう。 今度の人にとって、ビナードさんはともかく、私は、価値があるのだろうか。 *** それからしばらくして、新編集担当さんから連絡があり 対談のテーマが「鍬や鎌と同じように使おう 日本国憲法」になったと知りました。 ・・・・・・え?それ・・すごくイイやんか(笑)。 しかもそのフレーズを言ったのは、対談相手のビナードさんだと言うのです。 私の中の不安の雲がパーンと晴れた気がしました。 面白くなってきた♪ 我ながら、単純この上ない。 しかし、ビナードさんのナイスなフレーズと 私のこの単純な性格のおかげで、ノリノリになれたのでした。 (つづきます。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/07/20 10:50:02 AM
コメント(0) | コメントを書く
[裏やまげん。] カテゴリの最新記事
|