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風に恋して ~自由人への応援歌~

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2006.09.28
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あらゆるいのちさんたちのサポートを受けながら、瞑想の質は急速に深みに入っていくようになってきました。
瞑想をしている時間が、何よりも嬉しく充実しています。


これからも毎日、時間を見つけたら静かに座り、自然の叡智がこの相対世界を具体的に生きる心身に滲みこんでくれるよう精進していこうと思っています。


ここまで来たことで、これまでの人生に起きてきた出来事の意味がすべて紐解かれてきます。
何一つ無駄・無意味な出来事などなく、ただただ感謝するのみです。
全知全能の叡智に畏れ入ってしまいます。



それにしても、『無―全在絶対閾』に入れるようになったことの功績は、ひとえに『見えたり、聴こえたり』という霊能力?に興味を持たなかったし、持っていなかったことだと感じます。




夫を亡くして以来、本当に多くの霊能者と言われる人たちが我が家に集まって来られました。
とても高い霊能力を持っていらっしゃり、世間での評判が高い方たちでさえ、その内なる心はちじに乱れていることを間近で観察してきましたので、彼らから霊能者にしてあげようと言われてもお断りしてきました。
彼らを観察していて、『見える』ことが幸せになれることだとは思えなかったのです。


何人もの人たちが、彼らの能力?によって霊能者になっていくのを見てきましたが、その人たちを観察していても、決して幸せではなく、むしろ『見える』ことに振り回され、自分という中心軸が消失することで、精神を崩壊させていく人たちもいました。



彼らの人柄としては、とてもピュアーな心の持ち主ですし、お金に対する執着心も少なく、共に暮らして楽しい人たちでしたが、恐れや保身などエゴからの解放は残念ながら出来ていなかったように感じます。



『見える』ことと、『無―全在絶対閾』とは根本的に次元の異なることだと感じていました。




過去生のことについても、地球が誕生する前の宇宙存在であった頃のことから近近の時代に至るまでの多くのことを聞かされてきましたが、それが真実であるかないかなど確かめようもないし、確かめたところで大した意味など感じないのです。


どちらにせよ誰にも過去生はうんざりするほどあるでしょうし、その経験や情報や記憶は『今日』の私の価値観の中に連綿と生きていると思うからです。



『今日』肉体を持って生きている私の関心は、『人間の本質』であり、私の『源』であり、すべてを含む宇宙の叡智に触れることなのです。



人から教えられることも素晴しいのですが、それが言葉や知識だけでは自分を変えてくれる力は微小です。

自分の心身で経験し、自ら気づくこと以上の真相はないと思っています。




多くの霊能者さんたちとの暮らしから、彼らの言動を『反面教師』として観察させてもらえたことに心から感謝しています。




最も感謝している人は、一度だけ我が家に現れた人です。
外を歩いていると、「濱口さんがこのままでは危険だから、すぐに行って伝えてきなさい」とのメッセージがあったのでと、唐突に訪れて来られた男性です。



「あなたの前で、多くの出来事が起きてきますが、その出来事を冷静に観察する姿勢を保ってください。

出来事と一体になったりしないでください。

喩えて言えば、目の前で起きてくる出来事は映画のストーリーで、あなたはその鑑賞者です。

スクリーンの中に入っていくことなど出来ないでしょう?

その姿勢を貫いてください。」



「あなたは、今生では霊能力を封印してきました。

霊能力で人を救うのではなく、三次元的に人を救うと決めてきています。」



「あなたはゼロ次元の魂です。」




この時1回会っただけの人ですが、彼の訪問に心から感謝しています。



紆余曲折はあったものの、この出来事があればこそ、私は『無―全在の絶対閾』に入れるようになれたのだと思います。




もし、私が霊能者になることを選んでいたら、今日の私にはなれなかっただろうと思います。

どこかの周波数帯域で自分を失い、心の安定などなく、ジェットコースターに乗っているように上がったかと思えば落ちる陰と陽の間を大きくぶれながら、彷徨っていたことでしょう。



精神世界には山ほど素晴しい言葉がきらびやかに輝いていますが、それらは経験が伴わなければ絵に描いた餅でしかなく、噛んで味わうことができません。

いつまでも不安定な心で堂々巡りが続くだけです。



自分の心身で知った全知全能、無限のいのち、絶対界、普遍・不動の統一場にアプローチできるのは霊能者や俄かヒーラーなどではなく、真剣に幸福の拡大を願う私たち普通の人たちだと思います。


そして真剣に望むなら誰に対しても門戸は目の前に開いています。
実践するかしないかだけのことであり、方法は単純で簡単です。



すべてが存在している『無の統一場』『至福』の場に入りたいとお望みの方は、てんみくろんの会主催の『お話会』に足を運んでみてくださいませ。
今日までに私が知った方法や情報をお伝えしたいと思います。



霊能者さんたちやヒーラーさんたちを批判しているわけではないことをご理解くださいませ。

彼らには彼らの役割があるのだと思います。

彼らも真剣に『統一場』を目指して欲しいと願っています。
統一場に居て、その上で彼らの役割が出来るようになってもらえるならお互いが幸せになれるように思います。



霊能者さんたちやヒーラーさんたちを含めて、今生で触れ合ったすべての人たち、動植物鉱物を含むすべてのいのちさんたち、出来事に心から感謝しています。



そして何よりも、このミラクルスペース『宇宙』を創造し、私たちのいのちのシステムを創造してくれたグレイトスピリットに全幅の畏敬と感謝を捧げます。




急に書き始めてしまった『我則宇宙也』へのプロセスは、一端ここで終了させていただきます。



これからは、さらに統一場に入ると共に、自己の心身全域に統一場を滲みこませ、統一場としての日常生活を生きていく経験を積んでいこうと思います。



長い私のお話を、懲りずに読んでくださったみなさまに感謝いたします。
ありがとうございました。m(__)m










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Last updated  2006.09.28 20:50:59
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