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テーマ:不登校を克服しよう!(3)
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前回の体験談の続きです。混乱期の母親の心境をご自分でよく見つめられ、
解決への糸口をつかんでいますね。 ***************************************** 子どものことで夫婦げんかも多くなり、そうなると主人のことも責め始め、 「こうなったのは主人のせいだ」と思い、 「主人と別れて、子どもたちを連れて、実家に帰ったほうがいいんじゃないか」などと思ったりもしました。 「こんなにがんばっているのに、別に悪いことなんかしてないのに、なんでうちだけがこういうことになるんだ。」 と悲観的になるばかりで家庭ユートピアなんて夢のまた夢!! 家の中はどんどん暗くなっていきました。 そんな時、エンゼル@ホームの会のOさんと出会いました。Oさんは我が家の状況を親身になって聴いて下さり、適切なアドバイスをして下さいました。 「まずは不登校を認めること」、そして「必ず解決するから一緒に頑張ろう」と力強く励ましてくださいました。 ボランティアなども少しずつさせて頂くようになると、私の気持ちも少しずつ変わっていきました。 今こういう状況になっているのは、子どもが問題を起こしているように見えるけど、 実は私の問題なんだということに気づいたのです。 そして、だらしない子どもたちを見て怒る主人に、 主人のせいでこうなったんだと主人を責めていたけど、 主人をそうさせていたのは私自身だったことに気づきました。 私の気持ちも少しずつではありますが、落ち着き、 「子どもを何とかせねば」という思いばかりではなく、 主人や子どもたちへの感謝の思いを持たねば、と思うようになりました。 主人もだんだんイライラすることが少なくなり、子どもたちへの接し方も変わっていきました。 ****************************************** 私はこの体験談を伺ったとき、ご自身の心をよく見つめ、そしてご自分を変えていく勇気に とても感動しました。 私たちは、つい他人を変えよう変えようとしてしまいます。 ・・・他人が変われば、この状況はよくなるのに・・・と思い込んでしまいがちです。 この方のように「子どもたちを連れて実家に帰れば、問題は解決するのではないか」とか、 「夫が子どもたちを責めなくなれば、学校に行けるようになるのではないか」と思い込み、 その方向に強引にもっていこうとしてしまうこともありますよね・・・。 そうするとさらに状況は悪くなり、悩みは深まる一方です。 変えることができるのは、自分の心だけ。 自分の心を見つめて、自分を変えていき、ご主人への思いを切り替えることができたのは、本当にすごいことですね。 自分が変わることでご主人が変わり、家庭の雰囲気が変わり・・・・・。 育児は育自と言いますが、本当にすごいチャンスをもらっているのだなぁと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.23 19:09:13
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