テーマ:世界遺産紀行(1093)
カテゴリ:voyage
Mesopotamの教会に立ち寄る。地元の教師により案内される。14世紀に建てられた教会はそれなりに歴史的価値のあるものだが全く放置されガードも居ない状況であるが一見きちんと保存されているように見える。因みにMesoとは平地、Potamは川、Mesopotamiaと同語源である。教会内部への戸は釘で閉ざされ見ることは出来なかったが屋根の傷み具合から雨漏りによる湿気からフレスコ画もある程度傷んでいると危惧される。 左のレリーフが削り取られている 周りにはレリーフがあるがその一つが鑿で削り取られていた。最近の仕業である。この地域にはこういう古い教会が幾つもあり、整備して村人に委託して観光資源にし、同時にセキュリティーを確保して保存するというのが定石であるがアクセスが悪く中々観光資源にならないのがネックである。といって放置するとこういう不逞の輩により更に傷つけられるのは明白である。現にローマ時代の像の頭部を切断して国外に持ち出したり、海底のアンフォラを引き上げたりすることが起こっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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