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カテゴリ:サプリメント
セミナーでもご質問頂いた内容です。
(今日はメルマガと同じ内容でお届けします) 「”コエンザイムQ10”を飲んでいるんだけど、 ビタミンCやビタミンEが配合されている商品があって、 単独で”ビタミンC””ビタミンE”を摂って 過剰になることはないの?」と。 そうそう、コエンザイムQ10は ビタミンCやビタミンEを合わせて摂ると、 よりQ10の働きが良くなることが分かっているので、 少しずつ配合している商品が多いですね。 「配合されている量はそれほど多くないので 過剰になることはないですよ。 むしろ働きを期待する場合は、合わせて摂ることをお勧めします」 と言ってはいるものの、 もっと具体的にお答えした方が良さそうなので、 実際の数値で解説してみますね。 例えば、とある会社さんの ”コエンザイムQ10”を例にとって見てみましょう。 (実際に販売されている商品です) コエンザイムQ10(1日1粒目安) ○コエンザイムQ10 100mg ○ミックストコフェロール(ビタミンE) 31.5mg ○ビタミンC 12.6mg 確かに”ビタミンE”と”ビタミンC”が配合されています。 ★”ビタミンE”単独の商品には どれ位のビタミンEが入っているかと言うと。 ビタミンE(1日3粒目安) 3粒中 ○ビタミンE(αトコフェロールとして)300mg 2005年に発表された「日本人の食事摂取基準」というものがあり、 そこでは各栄養素の推奨量や上限量が決められているのです。 ビタミンEは脂溶性ビタミンであるため上限値が決められています。 (水溶性のものは、いくら摂っても尿と一緒に流れてしまうため、 安全性は高く摂りすぎても大丈夫と、一般に言われていますが、 脂溶性のものはカラダに蓄積してしまう傾向にあります。 しかしビタミンEの過剰症は起きにくいことも言われています) 上限値は700mg~800mgです。 Q10中のVE31.5mg + ビタミンE中のVE300mg =331.5mg 結果:コエンザイムQ10に配合されているビタミンE量は それほど多い量ではありませんので、 ”ビタミンE”単独の商品と合わせて摂っても 過剰になることはないでしょう。 ★”ビタミンC”単独の商品には どれ位のビタミンCが入っているかと言うと。 ビタミンC(1日3粒) 3粒中 ○ビタミンC 1050mg ○ビタミンP(ヘスペリジン) 8.55mg ○ビタミンB2 1.5mg ちなみに上記の「日本人の食事摂取基準」では ビタミンCの上限値は設定されていません。 ビタミンCは水溶性の性質をもっているので、 多く摂っても尿と一緒に出てしまうので、上限値を定める必要がないといえます。 Q10中のVC12.6mg + ビタミンC中のVC1050mg = 1062.6mg 結果:コエンザイムQ10に配合されているビタミンCの量は それほど多い量ではありませんので、 ”ビタミンC”単独の商品と合わせて摂っても 過剰になることはないでしょう。 このように”配合されているからパワーアップ”なんて書いてある商品も よくよく見てみるとそれほど量が多くないことも多いものです。 例えば”イチョウ葉配合”とかいてある商品で、 内容量を見てみると、イチョウ葉の含有量が書いていないものを見つけたのです。 (イチョウ葉は働きが強いので、 あまりサプリメントの成分が重複しない方がいいのです) メーカーさんにお電話して 「イチョウ葉配合とありますが、いくつ入っているのでしょうか?」 と質問したところ、、、、、 「どうしてそんなこと知りたいんですか?」(ちょっと怖い感じ) 「折り返しになりますので、住所・名前・電話番号言ってください」 と威圧的・・・・・ 「他にも聞きたいことがあるのですが、 これはどのような働きがある商品なんですか?」 と聞くと、すらすら~と気持ちよくお話をして下さった。 こちらも「そうなんですか!じゃ~○○な方にお勧めなんですね^^」 なんて湧きあいあいとお話。 相手の方、最後には 「食品ですので、それほどの量は入ってないんですよ」と。。。。 えっ???? 言えないほど少量なら配合しないでほしいな~~ いや配合ってかくのも如何なものかな~~ ←応援のぽちっ♪お願いします ↑バナーbyjm-chan メルマガ発行しています♪ 『サプリメントテラピー♪あなたの食事ケアしましょ』 登録はコチラへ(まぐまぐからの発行です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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