ちょっとしたこと

久し振りに身動きができる通院翌日でした。

疲れは残っているものの
大したこともなく過ごしていました。

すると、突然兄貴がやってきました。

僕の様子を見て、少し話して、
あきれたようなひとこと…。

理解してもらったというのは
大きな勘違いでした。

基本的なことがわかっていない。

先生が言っていた時間がかかる
という一言の理解が
あまりに浅過ぎる。

単に、治癒期間が長い
としか捉えてなかったのでしょう。

そんなに簡単なものではないのに。
なぜ、こんなに長く時間がかかっているのか
そこに考えが及んでいないようでした。

それが、一番のポイントなのに…。
僕の本来の性格も知っているはずなのに…。

何をしなければいけないかなんて
とっくにわかっていること。
なぜ、できないかを理解すること。

やはり、難しいようです。

僕は少し口が達者？なこともあるからでしょう。
どうしても、誤解が付きまといます。

簡単に言えば、
やらなければならないことから逃げているわけです。
病気が発覚する前は、ほとんどなかった性質です。
次第にそう成り始めていたとは思います。

その先の理解が欲しいのです。

何もできなくなる、
その理由を理解して欲しいのです。

やはり、そういう感覚に陥り、
立ち直るためにあがいた人にしか
わからないのでしょうか？

誰でもできることが
なぜできないのか
なんて誰も考えないのでしょうね。

そういう状態にならない限り。

だから、僕に相談する人が
いるのかも知れませんね。

そして、僕が理解ができるから
相談した人が、本当に納得して
治っていくのでしょうね。

時間がかかる。
この真の意味
わかって欲しい。


結局、いつも以上に気持ちが
落ち着きません。

理解することの難しさを
もっとわかっておくべきでした。