138239 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

中村創の川・海魚日記

中村創の川・海魚日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

thosesingunit4230

thosesingunit4230

Calendar

Rakuten Card

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

残酷な天使@ Re:ヴィーナス誕生の貝は?(05/13) ホタテ貝ではなくてイタヤガイですよ❗
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…

Freepage List

Free Space

Headline News

2011年05月14日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
漁師が使う包丁「マキリ」をご存知でしょうか。

まきり.jpg

こちらがマキリです。
マキリとは漁師が使っている包丁のことで、柄は木で、刃は、鋼もしくはステンレスで出来ていて、長さは15cmくらいの小ぶりな包丁なんです。

鮭の大型魚からホッケやアイナメなど、これ一本で捌きます。
忙しく不安定な船の上で使うので、包丁も使い分けすることもできないから、どんなシチュエーションでも使えるようにオールマイティな仕上がりになっています。

柄は木で出来ており、刃の長さは15cm前後。刃は比較的軽く作られており、錆び難いステンレスで出来たものが多い。
刃と柄にはプロが使うためのバランスがあり、水(海)に落としても浮く仕組みになっています。


船上で魚を捌くことも多い漁師にとって、魚の血で滑って包丁を落とすこともよくあることです。
遠洋などに出ていて包丁を無くすことは致命的です。
プロの道具はいついかなるときでも仕事が出来るようになっていて、多機能よりも、必要な機能のみを深く追求されています。
切っ先のカーブラインなどは絶妙です。


友達の漁師に聞くと、遠洋などに行くと、グリップの部分が半年ほどで手のへこみができるくらい捌くそうです。
そうなってくると滑らなくなるので、ますます使いやすくなるそうです。
自分の手にぴったりくるカスタマイズ包丁ですね。
手の平の手首に近い部分にグリップの尻を当てて、包み込むように持ちます。
ただ、和包丁のように切れがするどくありません。ピンピンに研いだ和包丁と、マキリでは、やはり和包丁に軍配が上がります。


それぞれの仕事に合わせた包丁が一番良いということですね。












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011年05月14日 12時59分12秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.