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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:ピエモンテ
ピエモンテのDOC、生産者はフランコ・ボアッソです。セッラルンガ・ダルバで、大樽仕込みのバローロを造ってます。飲んだこと無いんですが...。評価は高いですね。
このバルベーラも、やけに大樽が効いてます。若いバルベーラって、抜栓直後はやっぱり、華やかで、厚化粧な感じがするものですが....これは妙に落ち着いていて、舌や口蓋に触れるタンニンが、そういう軽薄な態度を許さない感じ。 ハリウッドの下品なコメディ映画なんかに誘ったら断られそう! ストイックなテーマを、斬新な舞台装置と品のあるユーモアに溶かし込んだ、東欧出身の監督のイタリア、フランス、スイス合作映画、もちろん座席数の少ない芸術系単館ロングラン...「だったら前から見たかった映画があるの」...と言う感じ。どういう感じ? 実は、今日は2日目です。果実の芳香が落ち着いて、セッラルンガ・ダルバ的ミネラル分がムクムクと頭をもたげて来るかと思いきや...あんまり変わらない。と言うか、初めから、バルベーラの特徴が出たワインというよりも、土地の個性が強いワインだったのか! と鈍い頭がようやく働きだしたら...ワインはもう残っていませんでした。 ブラインドで出てきたら、バルベーラ単品というよりも、ネッビオーロブレンドのランゲあたりを想像しそうな代物。バルベーラが苦手な人も、これならオーケーでしょう。 Barbera D'Alba 2003 / Boasso お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.03 03:37:32
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