カテゴリ:芸術鑑賞
18日、日帰り大阪にて、新生フェスティバルホールでの 「佐渡裕指揮 BBCフィルハーモニック日本ツアー2013 ピアノ・辻井伸行」を楽しんで来ました。贅沢な晩でした。
4年の建て替え期間を経て新生フェスティバルホールが 遂に全貌を現しました。ぜひホールごと楽しみたいと思い @ぴあにて奇跡的に手に入ったチケットが、これでした。 一歩入ると目の前に赤絨毯の階段があり、驚きました。 左奥に、エスカレーターもありました。演出すごいです。
ラフマニノフのピアノ協奏曲があるプログラムAの方が、 人気があるのかもしれませんが、私はプログラムBにある チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番も大好きなので、 チケットを取れた時には、万々歳でした。他はブリテンの 4つの海の間奏曲。そして有名なドヴォルザークの交響曲 第9番「新世界より」がありました。聴き慣れている曲です。
2011年3月11日に発生した東日本大震災に直面された イギリスの名門BBCフィルハーモニック。ツアー半ばで帰国 されましたが、今、同じメンバーで戻って来て下さいました。
新生フェスティバルホールは、旧と同じく2700名収容とあり ましたが、大きくゆったりしているように見えました。私の席は 2階真ん中右一番後ろの端っこ。出入りがし易く便利でした。 ホールは音響が素晴らしかったです。そして何よりもピアノの 鍵盤が見え、辻井君の指の動きが見えてとても感激しました。
購入したパンフレットに、プログラムの解説などがあったので 開演まで読んでいました。このピアノ協奏曲第1番は、ロシア やウクライナの民謡が巧妙に引用されているとかなど書いて あり、始まってから先に読んでおいて良かったと思いました。
辻井くんのピアノは、去年よりも音に深みがありました。繊細 な音色はとても美しいですね。今まで聴いたどのこの曲よりも パワーを感じました。素晴らしかったです。楽章の合間に汗を 拭かれていました。拍手がいつまでも鳴り止みませんでした。 アンコールは一度でした。本当に本当に素晴らしかったです。
ドヴォルザークの「新世界」の第2楽章。遠き山に日が落ちて ~の唱歌で知られるメロディが特徴的です。とても懐かしい 気がしました。第4楽章、フィナーレは力強く壮大でした。とても 感動しました。アンコールは1曲ありました。オーケストラも立ち 上がったので、私も出ました。まだ歓声が上がっていましたが 振り切ってJR新大阪へ。新幹線に間に合うように急ぎました。 新幹線でもう一度パンフレットを読みました。大満足でした。
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