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カテゴリ:事件
どんなに安全だと思われる医療行為だろうと、絶対安全と説明する医師はほとんどいないだろう。
そもそも、絶対安全だという判断をしないと思う。 危険があると思うからこそ、相応の注意を払うのだ。 大変残念なことに、那須で雪崩が起き、年若い高校生と教諭が亡くなった。 誠に痛ましいことだ。 悪い結果が起きてから後出しじゃんけんのように批判するのはフェアじゃないとは思う。 でも、この事故についてはちょっと言いたくもなる。 元々雪の積もったところに、久しぶりの大雪が降った。 雪崩の起きやすい条件が整い、実際に雪崩注意報も出た。 茶臼岳への登山を中止したことからも、危険性を認識していたのだろう。 元々教育の一環としての訓練だから、危険を冒してまで遂行する必要はない。 雪に触れ、訓練したような気になりたければ、積雪がありながらも安全な場所を選ぶべきだった。 実際には尾根に到達するようなコースを選択し、雪崩に遭った。 絶対安全という判断をしたのであれば、判断するだけの能力が欠けていたのだろう。 判断ミスをしたことは明らかなのに、責任者の猪瀬氏は謝罪もしなかった。 単に反省の必要性を口にしただけだった。 これは結果的にミスを認めただけで、謝罪ではない。 聞き漏らしたのかも知れないが、お悔やみの言葉すらなかったのではないか。 記者会見を見ていて、これが責任者の言葉かと、違和感を感じた。 雪崩の対処法教えず=引率教諭「絶対安全と判断」―8人死亡で謝罪・栃木 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.30 22:32:10
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