トラブルシューティング情報(about:support)の項目がちょっとだけ増えてメール関係が若干改善されたぐらいです。セキュリティ関係はFirefox ESR 91.9/Thunderbird 91.9からバックポートしてるようです。
新規インストールでは問題ありませんが、アップデートや再インストールでマルチプロセッシング(e10s)を有効にしたプロファイルを引き続き使用しようとすると起動直後にクラッシュするという問題があります(新規プロファイルを作って確認)。
もしマルチプロセッシングを有効にしたままでアップデートしてしまいクラッシュレポーターしか起動しなくなった場合、SeaMonkeyをセーフモードで起動してabout:configから"
browser.tabs.remote.autostart
"と"
browser.tabs.remote.autostart.2
"の両方をfalseにするか削除(リセット)、またはプロファイルフォルダ内のprefs.jsを直接編集して解除してください。user.jsで設定をしているならそれも修正します。
これで次回の起動から使えるようになります。
これバグだと思うんだけど、Firefoxと違いSeaMonkeyは元々マルチプロセッシング無効がデフォルトですからねぇ。