カテゴリ:コンピュータ
ローカルで実行するにはCUDA対応のGPUが必要だとかでスルーしてたんですが、いつの間にかCPUだけでも実行できるようになってたので遊んでみました(RADEON R7じゃROCmも非対応だしそもそもVRAM容量が足りない)。
本家版をそのまま導入するのはなかなか面倒なため、色々と簡単そうな「Easy Diffusion(旧Stable Diffision UI) 2.5.24」をインストールしました(表示は何故か2.5.22)。UIにWEBブラウザを使うんですが、WebComponentsが必要みたいでSeaMonkeyじゃ辛いのでMicrosoft Edgeで。作動させるハードウェア環境は購入時から変わってないので詳細は過去の記事を見て下さい。 最低限必要なものはインターネットから自動で持ってくるのですが、xFormersだけはGitを別途入れておかないと取得に失敗します。CUDAが使えない環境では意味がない代物なのでこのエラーは無視。他のエラーも文字化けするだけで作動は問題ないっぽい。 Stable Diffusion標準モデルは全般的に人物が苦手らしくクリーチャーを大量生産する事になったので、blue_pencil-v7とSukiAni-mix V1.1を用意して比較的まともだった出力と同じ条件で比べてみました(注:容量節約のためにjpeg画像にしたため、楽天ブログの仕様で少し粗くなっています)。 blue_pencilとSukiAni-mixは元データに共通するものがあるのか似たような構図になりましたが、特化モデルだけあって他の条件でも出力は安定しています。ただ安定しすぎて似たような顔つきになりがちです(プロンプトの工夫次第かもしれませんが)。 目的の出力を探して弄りまわす作業をプロンプト・エンジニアリングなんて呼ぶそうですが、モデルどころかプロンプトの順序変えただけでまるで違うものが出てきたりしますから要求が具体的であるほど大変です。でも少なくともプロンプト・エンジニアは絵師ではないよなぁ、指示出してるだけだしモデルに入ってないものはそもそも出力できないし。 背景や挿絵のような主題じゃないところとか素材集の代用とか自分の絵でモデル用意して補助的あるいはアシスタント的に使う分にはいいツールになる可能性はあると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月23日 07時00分06秒
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