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ウルトラマラソンに魅せられた自然派ランナーのブログ

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2024.05.01
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カテゴリ:マラソン


目覚めると6:45、睡眠時間は1時間16分、未だ寝足りない感じですが、初日なので交感神経が高まっており、更に熟睡するのは難しそうで、道中眠くなったら寝れば良いという考えで起床しました。
既に先頭を走るMTさんは志賀坂峠を越えたようです。
昨夜転倒して負傷した両掌&両膝上の擦り傷が痛みます。


寝袋を丸めて仕舞い、体育館を出て、荷物置場へ行くと、弘前在住のMAさんが到着した所で、荷物整理をされておりました。
湿度の高さに因る想定外の疲労感に見舞われ、思ったように進めなかったそうで、その辺りは一緒です。
歯を磨き、走る格好に着替え、荷物を玄関まで持って行き、食堂に入ると、ISさんも食事中でした。

カレーライス小盛とサラダを小鹿野の美味しい水道水と共に頂きました。

美味しい~!!
結局、カレーライス小盛をお替りし、温珈琲も頂きました。
MAさん同様これから休憩に入る小田原在住のYKKさんが食堂に入って来ました。
多くのランナー達が初日から思うように走れなくなっている中、YKKさんはこの第1区間は自己最速記録との事で、強いランナーです。

小鹿野の美味しい水道水をペットボトルに入れ、荷物を預けると、丁度例年視覚障害ランナーの伴走を務めておりましたNHさんが到着。
大きく遅れる事なくご自身のペースで進んで来られました。
小鹿野町・両神荘体育館(CP8-153.3Km)を7:28にISさんと共に出発。

次々とランナー達が到着します。


次のRPである小諸GCH(グランドキャッスルホテル)まで109Kmと距離は短いですが、峠を3つ越えなければなりません。
志賀坂峠(標高780m)と湯の沢トンネル(標高720m)と内山峠(標高941m)と、本来のぶどう峠(1,510m)と比較したら楽なものです。
昨夜使い過ぎたのか脚は硬く重たいですが、緩やかな下り坂のため楽に走れます。
空はこの後雨を齎す雲に覆われており、気持ちが憂鬱になります。

本日の群馬県内陸部の予報は曇後雨、18℃/9℃、雨だけでなく、寒さの心配も必要のようです。

小森川に沿って下って行きます。

新緑の濃淡が鮮やかです。

ISさんからこの先の黒海土バイパス前のコンビニに立寄るか訊かれました。
其処を過ぎると次のコンビニは下仁田町内214Km地点辺り、約57Kmコンビニが無い区間となりますが、道の駅等で食糧の調達には事欠きませんので、昨年は靴下を購入するため立寄りましたが、今年は寄らないつもりでした。
しかしながら、先程の珈琲で早くも尿意が訪れつつありましたので、その旨を伝えました。
トイレに関しては、この先志賀坂峠下の坂本という最後の集落に公衆トイレがある所まで約13Kmありませんので、ISさんも念のためトイレにお付合い下さりました。

これから向かう志賀坂峠を水源とする赤平川を渡り、157Km地点の黒海土バイパス前交差点を左折ですが、角にあるローソン小鹿野飯田店に入り(7:54)、

道中1回目のトイレ小を済ませました。

国道299号を志賀坂峠に向けて西進します。
道は緩やかに上って行きます。
本日は水曜日、登校する小中学生を時々見掛けますが、ある程度進むとバス停でバスを待っております。
山間部や人口過疎地域では学区域が異常に広い所もありますので、バス通学を余儀なくされる子ども達も居て大変です。

以前、8分間転寝したベンチの横を通過しました。
流石に未だ眠気は襲って来ません。
雨雲が空を覆っておりますが、少しずつ明るくなって来たような気もします。

何故こんな山奥に人が住んでいるのかと不思議に思う位、次々と集落が現れる中、山へ向かって坂を駆け上がります。

時々赤平川を渡りますが、渓流のような感じを見せており、癒されます。

ISさんもこの風景は好きだそうです。

埼玉県側最後の自販機のある日向集落に到着。

自販機にてスパークリンググレープ(150円-9:14)を購入し、半分以上を一気飲みしました。

更に坂を上り詰め、

橋詰集落に入ると、ある家の敷地で「川の道フットレース お休み所」と書かれた私設エイドが現れました(9:34-169.5Km辺り)。

漬物がたっぷりと並べられており、お菓子も山盛りです。

本日の深夜まで食べ物がある限り、ランナーのサポートをされるとの事、頭が下がります。
こごみ、沢庵、梅干、コーラを頂きました。

路線バス折返し地点を過ぎ、最後の坂本集落の公衆トイレに立寄り、2回目のトイレ小を済ませました(9:52-170.5Km辺り)。

トイレ後、手を洗うと同時に、水道水も飲みました。
美味い~!!
小鹿野の水は美味しいです。

いよいよ急峻な山道となります。
坂道も歩きを入れず、走り続けます。
この辺りで雨がパラパラと降り始めました。
未だ雨合羽を着る程の雨量ではありません。

両神山登山口を通過。

両神荘を出てから2時間半が経ちましたが、彼方は山の東側、此方は山の北側と、山を介して繋がっております。

山腹に這うように道はくねくねと曲がり、大きくヘアピンターンして更にくねくね上っていると、今通って来た道を見通せる所に出て、谷底に集落が望めました。


以前は民宿であった一軒家の前を通ります(10:15-172.5Km辺り)。

こんな周囲に何もない人里離れた山道沿いで大変だなと心配してしまいます。
すぐに二子山登山口へと分岐する道がありました。

更にくねくねと上って行き、再び今来た道を見下ろし、程無く標高780m、小鹿野町・志賀坂トンネル入口(CP9-175.8Km)に10:39着(昨年より49分遅い)。

昨日荒川土手を一緒に走ったMTさん、HNさん、OKさん、HSさん達に次いで5番手での通過でした。
今年からスマホのアプリでCP毎に通過報告をするようになりましたため、全参加者が今何処に居るかタイムリーに見られるようになった一方で、電波の届かない山中では余計な電池を消費してしまい、更に雨の中誤作動が起きたりと、ランナーにとってはストレスアイテムが一つ増えてしまった感じです。

峠越えの狭いトンネルに入るに当り、昨夜使用していたペンライトをリュックに仕舞わずに未だウエストポーチに入っておりましたので、此方を前に照らしながら走ります。
無事、車に煽られる事なく、狭いトンネルを通過し、群馬県に入りました。


荒川水系から利根川水系に入りました。
志賀坂トンネルに入る前は水は全て葛西臨海公園にて東京湾に流れ出ますが、此処の水は銚子で太平洋に流れ出ます。
この先、湯の沢トンネルを越え、桧沢川、南牧川、鏑川沿いに進んで行きますが、全て利根川水系です。
その後、内山峠を一歩でも越えれば、千曲川水系に入り、水は全て新潟で日本海に流れ出ます。

重力に任せて急坂を下り続け、暫くすると集落が現れました(10:57-177.5Km辺り)。
埼玉側は最後の集落(旧民宿を除く)から峠までかなり距離がありましたが、群馬側は峠から2Km弱と短いです。
日本の典型的な長閑な農村風景が広がり、心が温まります。


更に1Km程下って行くと、恐竜の足跡化石がありました。


更に約3Km坂を下り、国道299号が左折する神流町の中心部に出ました(11:32-182Km辺り)。

昨年までは神流川を渡って左折でしたが、今年からバイパスが開通し、川の手前を左折して進みます。
此処からは神流川に沿って上流へ向かって雨の中西進します。

山間どんどん深くなり、新緑の絨毯が色の濃淡はあれど奥の奥の方までずっと繰り広げられております。


上野村に入り、眠気が襲って来ました。
道の駅までそれ程距離も無いので、顔を叩きながら我慢します。

結構長く走った感がありますが、漸く道の駅上野(187.5Km辺り)に近付いて来て、

私の昼食ポイントは川の駅の方ですので、此方では寧ろ休憩を取る事を目的にしようと思います。
3回目のトイレ小を済ませました(12:20)。

其処に女子1位のHSさんが居られ、丁度発つところでした。
至って元気そうですが、「歩いて進みます」との事でした。


ソフトクリームの看板が見えました。
十石味噌ソフトクリームと書かれていたので、迷わずに購入し(400円)、疲労した身体に染み渡りました。

明日、善光寺のすや亀に営業時間中に辿り着ける自信が無いので、此処で味噌ソフトを食べられて良かったです。

庇があって誰も入って来ない空間で仰向けになりISさんと共に気絶しました(12:48)。
暫くしてISさんに「そろそろ行こうと思います」と声が掛かりました。
気付くと、22分も爆睡しておりました。
慌てて起き上がり、すぐに出発しましたが、50分も滞在してしまいました。


午前中より雨脚が強くなった中、緩やかな坂を上りながら長いトンネルを潜ります。
トンネル内は雨を避けられるので快適で、トンネルから出たくなくなりました。
4日前に購入し、我家の冷蔵庫に走っている味噌ドレッシングの製造元である十石味噌醸造所前を通過し、

うれしいひなまつりを奏でるメロディラインの横を通り、194Km地点にある川の駅上野には14:00着。


二人して迷わずに食堂の食券売り場へ行き、茸カレーライス中盛(650円)&温珈琲(250円)を注文し、遅い昼食として頂きました。

ゴロゴロ入っている新鮮な茸もカレーもご飯も美味しく、そして走って疲労した身体にとって上野村の澄んだ美味しい水で抽出された珈琲の美味しい事、やはり銀河系で一番美味しい珈琲と感じました。
更に冷却水を何杯も頂いてしまいました。

昨年ISさんと共に転寝した食堂の外のテラスは雨でびしょ濡れになっており、

今年は二人共既に眠くないので(先程寝過ぎたため)、食後はトイレを済ませてすぐに出発する事としました。
トイレ大を試みたのですが、擦れてヒリヒリ痛むのであまり力めず、空振りに終わりました。

毎年お会いして見覚えのある店員さんに今年もランナーとしてやって来た旨を挨拶しました。
雨足が激しいので、此処からは雨合羽を羽織り、食欲も満たされ、下仁田に向けて出発(14:34発)。


西へ向かいますが、1Kmも行かない内に此処まで38Kmに渡り進んで来た十石峠を越えて行く国道299号と分かれ、

右折して此処からは県道45号(下仁田上野線)を北上します。
暫くは緩やかな上り道となり、神流川支流の塩ノ沢川沿いに山間に近付いて行きます。

結構なザーザー雨となり、更に気温が下がって来たようにも感じました。
民家の芝桜が見頃を迎えております。


約3Km進むと総延長3,323mの湯の沢トンネルが見えて来ました(15:08-197.5Km辺り)。

約20分に渡り、トンネル内の歩道を走るのですが、お陰で余計な峠越えをしなくて済む訳です。
追い越して行く車は時速80Km、若しくは、それ以上の速度で走っておりますが、雨を凌げるのでありがたいです。

単調なトンネル内を走っている内に強い眠気に襲われ、ウトウトし始めましたので、顔を叩きながら進みます。
かなり長い時間に感じられましたが、長い長いトンネルを抜け、私が顔を叩く音が聞こえていたのかISさんから「眠気大丈夫ですか?」と訊かれましたが、明るい所に出たら眠気はスッと消えましたので、「今年は大丈夫です」と応えました。
昨年はトンネルを出た此処で、二人で木陰に仰向けになって約15分睡眠休憩しました。
今年はその木陰もびしょ濡れで、休みたくても休めません。

すぐに左折して旧道に入ると14%の下り激坂が続き、脚を痛めてくれます。
南牧村、桧沢川水系に入り、10分も経たない内に元の県道45号と合流(15:44-202Km辺り)、


下仁田方面へ今度は緩やかに下って行きます。
一昨年はこの辺りから本降りになって来ましたが、本日は既に道路の轍に水溜りが出来ております。

南牧川と合流し、

南牧村中心街に入り、菓心処信濃屋嘉助の前まで来ました(16:04-205Km辺り)。

小さな村ですが、和菓子屋が多く、その中で有名処が此方のお店で、ISさんは一昨年立寄られたそうです。
是非という事で、私も初めて入りました。
森林の炭饅頭(100円)を購入し、その場で食べました。

餡の甘さが血糖値を上げてくれ、疲労感を和らげてくれました。
気温が低いので低血糖に注意する必要があります。

更に2Km弱進むと、左側に道の駅オアシスなんもくが現れました(16:24-207Km辺り)。

先程より便意が増し、今度こそ力まずに出す事が出来てスッキリしましたが、拭く作業が痛くて大変でした。
トイレを済ませ(トイレの水が美味い!)、昨年同様砂糖入り缶コーヒーを飲もうとしましたが、私設エイドが出ており、飲み物&食べ物を頂いてしまいました。
本当にありがたい限りです。
ザーザー降りの中、再び走り始めました。

其処から1.5Km程進み、下仁田町に入り、少しずつ民家の密度が高くなり、正面に岩山が迫る所で突き当たって左折、街中に入り、南牧川と鏑川が合流する所で左折、下仁田町中心街を越えて、下仁田町・下仁田交差点(CP10-213.6Km)に17:18着(昨年より1時間21分遅い)。


左折して、国道254号を佐久方面へ西進します。
池袋辺りで川越街道と呼ばれる国道254号がこんな山間まで来ているという事に違和感をも感じます。

群馬県側最後のコンビニであるローソン下仁田小坂店(214.5Km辺り)にて6回目のトイレ小を済ませ、ダブルエスプレッソラテ(230円)を飲み、水(116円)を購入し、更に此処まで数年間使い続けたワークマンの雨合羽が隙間から雨水が浸水して中の服が冷たく濡れて低体温症になり兼ねませんので、雨合羽(680円)を新規購入し、ワークマンの方は廃棄しました(17:42)。
新しい雨合羽は水の浸水を防いでくれました。
次のコンビニは内山峠を越えて32Km先です。

ザーザー降りの中、夜間装備を装着し、雨合羽+折畳傘を差し、鏑川沿いに西進します。
日暮れも近付いて来て士気が下がります。
ISさんに「身体を温めるため歩幅を短くしてピッチを上げます」と言い、前を走ります。
ピッチは上がっておりますが、歩幅が短いので、それ程速度は速くないので、ISさんも遅れずに付いて来られます。

旅の駅下仁田こんにゃく観光センターを通過した時は18時半近かったため、既に閉店後で、トイレの使用も出来ませんでした。
軽井沢方面へ抜ける道と分かれ、どんどん山に近付いて行きます。
本日の日の入は18:32、周囲は完全に夜の闇の中となりました。

少しずつ内山峠に近付いて参ります。
この頃、先頭を走るMTさんは小諸RP2に到着されたようです。
小諸まであと42Km、雨&暗闇の中、走らなければなりません。

下仁田交差点から2時間以上も費やし、群馬県側最後のお店である黛こんにゃく屋に漸く到着(19:27-226Km辺り)。

今年も残念ながら既に閉店しており、お手洗いだけ拝借し、7回目のトイレ小を済ませました。
美味しい刺身蒟蒻を食べたかったです。

坂道を上りながら内山峠に近付いて参ります。
1回目の左ヘアピンカーブを越え、短いトンネルに入ったり出たり、相変わらず大型トラックを中心に車の往来が激しい道の左側歩道を進みます。
轍の水を撥ね上げて走り去ります。

2回目の左ヘアピンカーブを通過し、すぐに現れる旧道を右折し、旧道に入りました。

車が無くなりホッと一安心し、急坂は歩いて上ります。
雨水が坂を流れており、正に「川の道」となっております。

間もなく旧道は終わりかと思っていたら、突然眩しくフラッシュが2回焚かれました。

いつも峠でカメラを構えてランナーに写真を送って下さるTHさんでした(20:34)。

こんな雨の中、夜通し&長時間も何もない峠でランナーを待ち構えて素敵な写真を撮って下さり、心より敬意を表します。


短い距離で高度を稼ぎ、再び大型トラックが行き交う国道に出て右折します。
丁度両方向の車が途切れましたので、進行方向左側の歩道に渡りました。

更に山道を上ること約3Km、黛こんにゃく屋から約8Km、1時間40分掛けて内山隧道に辿り着きました(21:07-234Km辺り)。


トンネル内を走り続けます。
トンネルの全長は1,254m、群馬県と長野県の県境となり、太平洋と日本海の分水嶺でもあります。
雨を凌げるので、もっと長くトンネルの中を走りたい気分でした。
トンネルを抜けると、ガラリと空気が入れ替わりました。

身が引き締まる程の冷たい空気で、寒い!!
温度計が7℃を示しておりますが、中のシャツが濡れてしまいましたため、低体温症になりそうな感覚です。

長野県佐久市に入り、銚子で太平洋に流れ出る利根川水系から新潟で日本海に流れ出る千曲川・信濃川水系に入りました。

今のペースで進むと、どんなに頑張っても小諸に到着するのは24時を回ってしまいますため、今年は2019年(2回目の参加時)からずっと入れて来た温泉には間に合いません。
しかも此処からは歩道が凸凹しており、凹んだ所には深い水溜りのある所もあります。

長野県最初のの自販機で温ココア(100円)を購入して休憩、眠くなりそうですが、今は身体が冷たいものを受入れません。

歩道の凸凹が疲れた脚を更に痛めつけます。
加えて下がった時、深い水溜りに時折踝まで浸かってしまい、靴の中までぐしょぐしょになります。
相変わらずトラックやダンプカーがビュンビュン走っておりますため、危なくて車道は走れません。

かなり長い事走り続け、漸く国道254号は平坦になり、4日前に妻と共に食べに来たケーキとクッキーの美味しい佐久信州ジビエ洋菓子店ブレーメン前(勿論、今は閉店中)を通過、寒さでトイレが近くなって来ましたので、平坦な道をガンガン進みます。
温泉は入れませんが、早く小諸で温かいシャワーを浴びたいです。

程無く長野県側最初のコンビニであるセブンイレブン佐久平賀店にてトイレを拝借し、8回目のトイレ小を済ませました(246.5Km辺り)。

滑津川を越えると歩道が無くなり、階段で地平に降ろされ、再び階段を上がり、佐久市・中込交差点(CP11-248.5Km)に23:37着(昨年より2時間10分遅い)。

右折して国道254号から外れ、此処からは北進します。
街中に入った安心感からか士気が高まりました。
閉店中のデリシア中込店前を通り、中込の街中を通り抜け、石上交差点にて国道141号に合流、これでやっと上野村川の駅以来56Kmぶりにぶどう峠越えのコースに戻りました。

国道141号に入りましたので歩道は広くなり、走り易くなりましたが、信号の間隔が狭まり、悉く足を止めさせられます。
そろそろ点滅しそうと思い、ダッシュしてはギリギリ渡れたり、渡りなかったりを繰り返します。

一瞬、中山道と交差します。
川の道と同時開催中の例幣使みち京都~日光570kmフットレース2024のコースであり、これから数日間に渡りランナーが此処を通過して行きます(内何人かは既に通過済み)。
レストポイントの無い中、自分で全ての荷物を担いで、川の道よりも長い距離を走る、士気を維持するのも大変と思われ、今の自分には真似が出来ません。
参加者全員の完走を心より願っております。

日が変わって5月2日(木)となり、佐久平駅へ入って行く道を見送り、次の佐久市・長土呂南交差点(CP12-254.1Km)に0:33着。

既に2位の八王子在住OKさんが小諸に到着されたようです。

国道141号から旧道に入り、小諸へ向かいます。
いよいよ本日の休憩所まであと8Km。
温かいシャワーと柔らかい寝床が待っております。
小諸GCHはスタッフによる食事の賄いが出来ない場所ですので、自分で食糧を事前に調達する必要がありますが、それでもシャワー&寝床という言葉が、士気を高め、走る力を漲らせます。

旧道に入り、狭くて転びそうな歩道となりましたので、足元をしっかりと照らしながら進みます。
これ以上転倒したら今度こそ骨折します。

佐久から小諸に至る交差点の殆どは歩車分離式なので、タイミングを外すとほぼ一周期分待たされるので、交差点が近付いたらダッシュして車道のいずれかが黄色になる前に歩行者用釦を押す必要がございます。
押したらすぐに歩行者を青にして欲しいです。
女子先頭を行くHSさんが3位で小諸に到着したようです。

例年小諸までの旧道は随分長く感じるのですが、未だ長いぞという気持ちを持っていたので、意外と早く四谷交差点に着いて、拍子抜けした程です。
左折して小諸市街に入って行きます。

四谷から左折する南町交差点までの2Kmも例年長く感じましたが、下り坂を一定の速度で走り続け、思ったより早く左側にセブンイレブンが現れ、右側にローソンが……、無い!! どうやら最近閉店してしまったようです。

確か2年前、セブンは日本酒は沢山並んでいるのにワインは一本も置かれておりませんでしたが、本日入って見るとワインが普通に並んでおりましたので、チリ産グラン・アンデスカベルネ赤ワイン(750ml)1本(570円)、焼餃子(302円)、チョレギサラダ(345円)、チー鱈(116円)を購入しました(1:43)。

線路を渡り、小諸駅裏口の小さなアップダウンをやり過ごし、日本横断ルートのほぼ中間地点となる小諸GCH(CP13-262.0Km、レストポイント2)に1:55着(昨年より2時間36分遅い)。

ISさんと同時に4位で前半ゴール!!
時間的には過去ワーストタイムとなりました。。

2位で両神荘を発たれたHNさんは気付かない間に志下仁田〜中込間で追い抜いており、しかも今「途中棄権」が表示されております。
一体、彼の身に何が起きているのでしょうか?
スタッフに確認すると「低体温症」との事で、下仁田町内で断念されたそうです。
折角の復活ランとなるところ、非常に残念です。

先に食事を済ませるというISさんと動きがぶつからないよう、先にシャワーへ行きました。
股や尻が擦れてヒリヒリと痛くて、手でそっと洗う感じでした。
右脇腹に赤い筋が5本出来ており、一昨日の転倒時の擦り傷がこんな所にも出来ていたのかと、今更ながら驚いてしまいました。

両手をしっかりと洗い、両膝上部はしっかりと正方形絆創膏を貼付したので、剥がさずに周辺を洗い流しました。
温かいシャワーのお湯は冷えた身体を温めてくれました。

入浴後、大部屋に戻り、未だ食事中のISさんにシャワーが空いた旨を伝え、私も食事や荷物整理をしたいところですが、次はお願いしていたマッサージを受けないと、此方もISさんと重なってしまいます。
着ていた衣類は自宅から持参した2個のハンガーに全て引っ掛け、マッサージをして頂きました。
普段接骨院では悲鳴を上げる程痛い筋肉マッサージですが、約20分柔らかく穏やかに揉んで頂き、当然の如く途中で気絶してしまい、涎まで垂らしてしまいました。至福の一時です。。

マッサージ終了後起こされ、入れ替わりISさんがマッサージ、私は食事タイム、ISさんから頂いた生ハムも加わり、焼餃子、チョレギサラダ、チー鱈を赤ワインと共に頂きました(2:59)。

至福の一時です。。

食べていると2位で到着したOKさんが大部屋に入って来て、出発の準備を始めました。
内山峠越えは寒くて困難を極めたそうです。
此方が赤ワイン片手に寛いでいる内に去って行かれました。

本日以降は雨予報はないので、壊れた折畳傘は廃棄し、コース中最も寒い地域を走りますので、フリースを手荷物に入れました。
本日履いておりましたぐしょぐしょの靴に持参した新聞紙を突っ込み廊下に立て掛け、代わりに初日に履いていた乾いた靴を出しました。

気が付いたらISさんはだいぶ前に寝室へ行かれたようです。
約束通り、ボトルの半分ワインを残し、ランナーの飲み物エイドの所に置いておきました。
この後到着する小田原在住のYKKさんが残りを飲まれる筈です。

私の此処での休憩の仕方は目が覚めるまで、完全に眠気が取れるまで、ひたすら寝るという方策で、何時間か分かりませんが、極力身体を休めようと思います。
以前の説明会の時に館山代表が力説されておりました。
「この大会は500Kmを超える長丁場なのに、完走率が毎年約75%と高いのは、単に制限時間が長いだけでなく、3つあるRPで各々最低2時間は休むというルールを設けているからだと思っております。眠くなくても横になって目を閉じるだけでも身体は休まり、疲れは取れて、身体は回復します」というアドバイスに従って、しっかり寝る事にしました。
第一、今はとにかく眠い!!

既に到着から2時間が経とうとしております。
寝室へ行き、空いている布団で就寝しました(4:04)。
この時間帯は未だ一部屋しか抑えておりませんが、ISさんとスタッフしか居りませんので、十分に空きがありました。








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最終更新日  2024.06.14 06:12:55
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