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カテゴリ:演劇
■すごく久しぶりに宮沢章夫さんのページを見る。このブログなんてものを始める前は、この人の日記をほとんど毎日のように読んでいたのだった。読み始めたのは98年くらいだと思ったから、おそらく5年以上もずっと続けて読んでいたわけだ。
■何ヶ月ぶりかで読んだのだけど、宮沢さん、4月から早稲田で授業をやっているのですね。前年度までは京都にいたと思ったのに、どういう経緯があったのだろうか。それにしても、学生がうらやましいな。週に一回でも彼の話が聞けるのは。日記を読むと、やはりかなり人気があって、抽選で定員を絞ったり、外部からの隠れ学生も多いみたいだ。 ■このあいだ鎌倉をぶらぶらしていたら、彼のセミナーのチラシが置いてあって、手に取った。横浜の県民ホールで7月と8月に「戯曲を考える」というタイトルで行われるようだ。行ってみようかな。そういえばこのごろ面白い話を聞いていないからなぁ。 ■宮沢氏の日記の読者のほとんどは、このように■を段落の始めに持ってくる書き方をしている。いや、おそらくそういう傾向は強いと思う。で、宮沢章夫さんとの出会いは90年代の後半だ。たまたま恵比寿をうろうろしていた夕方、「スチャダラ2010」という芝居をやっていた。あのスチャダラパーが青山劇場で行った芝居だとは知っていたが、こんな所でやっていたとは、そして偶然当日券で見ることができた。 ■出演者はスチャダラの3人、温水洋一、池津祥子など大人計画近辺の人たちが多数。そしてなんと、若き宮藤官九郎君も。この芝居で宮沢氏の存在を知った。遊園地再生事業団という演劇集団を知った。その後、「あの小説の中で集まろう」「GOGOガーリー」「14才の国」「トーキョーボディー」などを見に行った。エッセイ集も傑作で特に「牛への道」(新潮文庫)は私の推薦図書である。その他にも戯曲「ヒネミ」や小説「サーチエンジンシステムクラッシュ」など作家としても活躍中だ。 ■なんかライダーズで吐き出しちゃった感があって、なんとか評みたいな書き方に少しうんざりしてきた。じゃ、日記形式でその日の出来事を綴るかと言っても、急に自らの身辺のことをあからさまにしてもなぁなんて気持ちもある。ダラダラとした日曜を過ごした。ぼんやりと世界中のことを考えたりした。「半島を出よ」が面白い。ライダーズの新譜ばかり聴いている。仕事のことも少し考えた。TSUTAYAが半額なので何を借りようかなんて考えている。そうか、こんな書き方をすれば、30分で書けちゃうんだ。たまにはこうしようっと。 ← please vote! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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