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2009/06/14
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カテゴリ:演劇
■3月に閉館となった新宿シアター・トップス。去年の6月に某劇団の芝居を見に行ったのが最後だったが、あの敷地内に劇場(もちろん小劇場だが)があること自体が奇跡的という立地条件だったように思う。2階の喫茶室はずいぶんと広く感じたけれどね。

■シアター・トップスといえばサンシャイン・ボーイズ。今では伝説となっている人気絶頂のころの彼らの舞台は生で観戦したことはないが、たとえば12人もの陪審員が居並ぶステージがあの狭い舞台で実現されたのかと思うと、当時のその場の熱狂はどれほどのものだったか想像に難くない。

■今回はトップス閉館の特別イベントとして東京サンシャインボーイズが期間限定復活。その舞台を例によってwowowが中継録画をオンエアしてくれた。題して東京サンシャインボーイズ「returns」。

■三谷の言によると相島氏の熱い呼びかけにより、当時の劇団員全員に声をかけ実現した企画ということだが、一番その公演を楽しみにしていたのは三谷本人であるかのように見えた。相島をはじめ、阿南、小林、西村、小原、甲本、野仲、近藤、宮地、西田、そしてとうに現役を引退した斉藤までもが、この芝居のために集結。

■ストーリーとしては久しぶりに担任教諭によって集められた同級生たちが、地球の危機にそれぞれの特殊能力で立ち向かうというおバカなSFものなのだが、誰ひとりとして主役ではなく、だれひとりとしてないがしろにされていない脚本はこの座付き作家の愛情の表れのようだった。

■スケジュールの関係でどうしても今回の公演には駆けつけられなかった梶原善は担任教諭役でビデオ出演。そして7年前に他界した(この劇団になくてはならない存在だった)伊藤俊人については過去の公演の彼の音声を使用するという方法で参加。そして極めつけは幻の名優一橋荘太朗の復活。

■相変わらず決定稿の完成は本番の24時間前という遅筆ぶりだが、劇団員にとってはそんなことは驚くに値しない日常の出来事。まいったなぁとみんながあきれて言うが、その顔は笑っていた。そう、この公演は半分は観客のためでもあるけれど、半分は自分たちのためでもあったのだから。

■今夜は偶然TVKでも「12人の優しい日本人」をオンエア。別に示し合わせたわけではないのだろうが、初期のサンシャインボーイズの傑作をまた見てしまった。(陪審員11号はまだブレイク前のトヨエツだった)実は自分史上最も数多く見た映画はこの作品なのである。

■94年に30年間の充電期間に入ったこの劇団が急遽15年ぶりに復活してまた休止期間に入ってしまった。次回作は15年後の2024年、老境サンシャインボーイズの「リア玉」、主演は梶原善だそうだ。(『リア王』ではなく『リア玉』、くれぐれもお間違えのないように)





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Last updated  2009/06/14 10:14:32 PM
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ミリオン@ Re:「新選組!」を総括してみる(12/26) New! こんにちは。 音楽を聴くのが楽しいですね…
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