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カテゴリ:日常
tak-shonaiさんのブログに
こんな短歌があります。 >眉月はやがて沈むらむこの夏の夜の更けゆくを見届けもせず 私は、この短歌の味を味わう前に 月は、夕方に沈んで、夜に昇ってこないのか?と 疑問を持ったのです。 太陽と月と地球の位置によって、 月が昇っていても見えないという事象でなく、 夜になれば、 必ず月が夜空にあるものだとばかり思っていた私。 そういえば、昼間、 うすぼんやり月が見える事がありますよね? 幼稚園児のように物を知らないで、 良くも子育てをして来たなぁ……… お恥ずかしい限りです。 けれども、 こんな宇宙オンチの私でも、 1990年9月6日、 筋萎縮症を患っておられる、 天才宇宙物理学者のホーキング博士 (Stephen William Hawking)が 来日された時は、夢中でテレビにかじりついて観ました。 それから 図書館に行って、子供用の宇宙の絵本などを借りて 見入っていたものです。 この宇宙には 銀河が数え切れないほどあり、 その銀河の中に太陽のような恒星も、めちゃくちゃあって、 地球のような衛星が、それこそ塵の数ほども あるということを知り、もしや、地球人のような生物が いるのではないかと想像したりもしました。 そんな感慨にふけった後、夕焼けを見た時でした。 太陽に対して、今まで、感じたこともないような 懐かしさと、親しみの感情が、ぐぐぐっと湧き 「ああ~私の太陽ちゃん~、一体いままで、君はどこにいたのぉ?」 と、心の底から、自分の古里に出会ったような心地がしたのです。 危険をおかして宇宙に旅立つ科学者達は、 きっと こういう気分を、ずっと心に持ちつづけていらっしゃるのでは ないかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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