ウルトラマラソンでウォーキング
14日、四万十川ウルトラマラソン(100キロ)を完走してきました。完走といっても、70キロ手前からは歩いたり走ったりの繰り返し。着地時の足の痛みに耐えられなくなっていました。ダラダラ歩いてもなかなかゴールにはたどり着けない。100キロのゴールは長かった。疲れきった中でもしっかりとした歩き、効率的な歩き方を心がけていきました。まずは股関節の意識。ヒザで歩くのではなく、骨盤を使って歩くようにする。「ヘソから下は脚」を意識することで、脚を前へ前へと出しやすくなりました。そして「蹴らない歩き方」。つま先で蹴る動きを意識しても、歩く推進力にはつながりませんでした。余計足に負担がかかってしまい、痛みが増すだけでした。つま先で蹴るという動きがいかに非効率で無駄な動きか、ウルトラマラソンの中で身をもって体感しました。つま先は蹴るのではなく、「つま先から抜く」という感覚で動かす。そして足裏全体で地面を押して歩く。やっぱりこの歩き方がベストでした。もっとも歩いてしまったラスト20キロのラップは3時間2分48秒。なんとか1キロ9分ペースでカバーすることが出来ました。トータルの完走タイムは12時間37分51秒でした。