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カテゴリ:法話
今年初めに、ある方から「なぜ仏様は金色なのか」という
質問を受けましたが答えられませんでした。 何人かの方にお尋ねしましたが、皆さん答えられません。 「元は金色では無く黄色」 「錬金術の影響」 などという回答をいただきましたがはっきりしません。 朝、お勤めをしているときに、その理由を思いつきました。 仏教の宇宙観では、世界の中心に須弥山があり、 その周りに七つの山がありますが、すべて金で出来ている (須弥山は一部だけ金) しかし、現実の世界には金は少ない。 これは一体どういうことか? 須弥山の上部には天界があり、菩薩様も修行していますし 経典も説かれていることから、金は悟りを表しているのでは 無いでしょうか。 そうすると当然悟りの世界の象徴である仏様は金色を されているのが普通と考えられます。 金色が悟りを表していると考えが一つ。 もう一つは、現実世界に少ない金色は現実世界から 悟りの難易度を示しているようにも思います。 うまく伝えられませんが、判りますか? もうそろそろ夏が近づいているのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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